ロレックスデイトナ116505Ａ 買取価格相場

ピンクゴールドの輝きがとてもエレガントなデイトナRef.116505。今回注目するモデルはこちらRef.116505のインデックスにダイヤモンドを使用したRef.116505Aモデルです。先ほどの“ピンクゴールド”と述べましたが、正確にはエバーローズゴールドと言う素材になります。エバーとは『永遠』と言う意味があり、永遠にピンクゴールドの輝きを保つと言う意味があります。デイデイトなどにもピンクゴールドが使われていましたが、2005年頃からこのエバーローズゴールドが採用されています。これはロレックス独自の素材でピンクゴールドに若干プラチナ素材を混ぜております。色の劣化や退色に対する対策で、何年経っても輝きを保てるようにと考えられました。ここ最近のロレックスのマイナーチェンジの際の変更で言える事ですが、デイトナ以外のGMTマスターやサブマリーナでも最近ではアルミ素材のベゼルから劣化に強いセラクロムベゼルに変更するなど、劣化に対しての対策がされています。
デイトナ初めてのローズゴールド素材を使ったモデルRef.116505が登場したのは2008年ですでに登場してから10年近くが経過しております。登場から10年が経っていますがマイナーチェンジなど大きな変更点は今の所ありません。1点、夜など暗い場所で光る蛍光塗料がルミノバからクロマライトへ変更されております。また保証内容も2年から5年へと長くなっております。これは付属品であるタグをみれば判断ができ、保証期間5年の物はタグがグリーンでそれ以前の物は赤色の物になります。デザイン自体の変更点などは現在ありませんが今後はムーブメントの部品の変更やその他細かい部分のデザインチェンジが行なわれる可能性はもちろんあります。文字盤の種類もいくつか展開がされており、チョコレートブラウン、アイボリー文字盤、黒文字盤、ピンクゴールドなどがあります。スモールセコンドの色も様々で文字盤とのコントラストを楽しむ事ができると言うデイトナならではの魅力もあります。
Ref.116505Aは3・6・9のインデックス部分がスクエアカットのダイヤモンドが、1・2・4・5・7・8・10・11部分がバケットダイヤになっている文字盤の事を表します。
豪華なローズゴールド仕様の時計本体に文字盤はダイヤモンドインデックスを採用したRef.116505Aは非常に贅沢な仕様のモデルと言えるのではないでしょうか。こちらの文字盤はRef.116505が登場した2008年の時点ではまだ発表されておらず、この文字盤が登場したのは2014年と6年が経過してからの事でした。
ロレックスはデイトナだけではなくデイトジャストなど他のシリーズでも新しい文字盤を続々と発表しており、常に目が離せません。
価格について少し見て行きたいと思います。通常のRef.116505モデルの国内定価が現在￥3,855,600ですがRef.116505Aは￥4,50,3600と60万円以上高くなっております。ダイヤモンドをセッティングしているだけで雰囲気がかなり変わりますので、より豪華なモデルをお好みの方はRef.116505Aをオススメ致します。Ref.116505Aは発表されてからまだ3年程しか経っていない事もありまだ中古のマーケットでは数が少ないと言えます。今後年月が経っていくにつれ流通数がどれぐらい変わるか注目していきたいと思います。また、文字盤のバリエーション展開にも注目です。常に進化し続けるロレックスのこれからの展開に多くの人が楽しみにしている事でしょう。