ロレックス デイトナ 116520

2000年から2016年の16年間製造されていたRef.116520。デイトナといえばこのモデルをイメージする方も多いのではないでしょうか。文字盤のバリエーションは旧型モデルRef.16520を同じく黒と白の2種類で完全自社製ムーブメントキャリバー4130を搭載しております。このキャリバー4130は現行のRef.116500にも使われており、最高傑作のクロノグラフムーブメントとして知られております。前モデルとはムーブメントの他にもインデックスの夜光面積が大きくなったり、秒を表すスモールセコンドが9時から6時へと変更されるなど大きなデザインはそのままで、細かい部分がところどころ変わりました。
16年間のあいだで116520は少しずつ進化をしました。
登場から4年が経った2004年ころに短針・長針が太くなりました。これにより視認性がグンとUP。力強さがプラスされました。
2006年になるとデイトナ以外のモデルに取り入れられ、今では当たり前のようなデザインになっているルーレット刻印と呼ばれるインナーサークルに刻印が入るようになりました。
偽造品への対策といわれてますが、デザイン性もよりエレガントな仕上がりになりました。
2007年には見た目ではわかりませんが、ムーブメントの部品であるヒゲゼンマイがブルー・パラクロム・ヒゲゼンマイへと変更され、より衝撃や磁力に強くなりました。
2008年にはブレスレットのバックルが大きくデザイン変更されます。それまでバックルの中にある板には装飾が施されていませんでしたが、中板にも装飾が施され高級感がアップ。また2015年からは、この中板がサンドブラスト仕上げからポリッシュ仕上げに変わっております。2013年には暗いところでも時間を認識しやすくなる夜光塗料がグリーンに光るルミノバからブルーに光るクロマライトに変更。ブルーに光るクロマライトはとても鮮やかでとても格好が良いです、
その他にも文字盤の外周にある目盛りのデザインが変わったり、インダイヤルのカラーリングが変更、フラッシュフィットの構造も変わりました。