デイトナ116515LNについて

今ではオールステンレス素材のデイトナ116500LN、ホワイトゴールドとオイスターフレックスを組み合わせた116519LN、デイトナ初のプラチナ素材116506などに採用されているセラクロムベゼルですが、デイトナ中で一番最初にこのセラクロムベゼルが採用されたのは116515LNです。2011年に登場し、これまでになかったデザイン性は非常に大きな話題になりました。

ケースには18Kエバーローズゴールドを使用。これはROLEX(ロレックス)が独自で開発した合金で、ラグジュアリー雰囲気を演出しています。またブレスレットにはレザー、オイスターフレックスを使用し、よりクラシカルなデザインに仕上がっています。元々デイトナは素材やダイヤルのバリエーションが豊富なことでも知られているように、Ref.116515LNのバリエーションに関しても、2014年にはバケッドダイヤモンドを文字盤に使用したゴージャスなRef.116515LNAも登場しました。

ピンクゴールドのデイトナ自体は2008年にRef・116505として登場しておりましたが、革ベルトのモデルにしかないカジュアル感、そして高級感は多くの方を魅了しており、PGと革ベルトのコンビモデルの誕生を待ちわびた方も多くいたのではないでしょうか。

Ref.116515LNは、2000年に誕生した完全自社製のクロノグラフを搭載したムーブメント「Cal.4130」が装備されているモデルです。キャリバー4130は、高い伝達効率により72時間のパワーリザーブ誇り、耐磁性に優れたパラクロム製ヒゲゼンマイを採用。耐久性、精度ともにパワーアップした仕上がりとなっています。2007年からはより高い耐磁性、耐衝撃の向上を実現した「ブルーパラクロム・ヒゲゼンマイ」に変更され、メンテナンス性まで考慮された画期的なモデルとなりました。その他にも100ｍ防水、サファイアクリスタル風防など、デイトナのハイクオリティなスペックは健在です。

ベゼルにはより耐久性に強いセラミック製タキメーターベゼルを採用したことで、スポーツウォッチとしての役割も十分に叶えるタフな仕上がりとなっています。