ロレックスGMTマスター2 126715 買取価格相場

2018年に発売されたロレックスのニューモデル「GMTマスターⅡ Ref. 126715CHNR」
そもそもGMTマスターシリーズには「Ⅰ」と「Ⅱ」の2種類のタイプがあります。
「パイロットが二つのタイムゾーンを目視で確認できるように」という目的で、1955年に生まれたのが「GMTマスターⅠ」です。24時間針と回転ベゼルによって二つのタイムゾーンを目視可能にしたのはこの「GMTマスター」が初めてでした。この実用性の高い時計の誕生にパンアメリカン航空は感動し、GMTマスターをパンアメリカン航空の正式時計に採用します。その後、GMTマスターは世界中のパイロットから人気を集めるパイロットウォッチとしての地位を確立するようになりました。

それ以降、改良を重ねられ、いくつかのモデルが世に出ましたが、1983年に3つのタイムゾーンを知ることができる「GMTマスターⅡ」の最初の型番である「Ref.16760」が誕生しました。それ以降、この「GMTマスターⅡシリーズ」は世代を超えてロングセラーとなりました。現在でもパイロットはもちろん、海外セレブや芸能人御用達のモデルとなっています。

GMTマスターⅡ　Ref. 126715CHNRの特徴
GMTマスターⅡシリーズには現在9種類のモデルが販売されていますが、2018年の一番直近に発売されたのはこちらの「126715CHNR」です。
特徴としては以下の通りです。

新素材であるロレックス独自の＂エバーローズゴールド＂を使用しており手に持った時に高級感のある重量感を感じることができます。
今までイエローゴールドのモデルなどはありましたが、GMTマスター全体でエバーローズゴールドが使用されたのは初めてです。既存のイエローゴールドよりも色合いが落ち着いているので仕事でもカジュアルでも使いやすい仕様となっています。

また、オイスターブレスレットは、堅牢な構造と快適な着用感を感じることができます。

ロレックスの技術を集約させた新型キャリバー Cal.3285 は衝撃耐性が向上しただけでなく、パワーリザーブもおよそ70時間まで延びているので、実用性の面でも段違いにレベルアップしていることを感じることができます。

また、少し細かいですが、文字盤の6時位置に＂SWISS MADE＂の王冠マークがプリントされています。新型キャリバーを搭載したモデルに刻まれるマークということで、今後発売されるモデルにもこの王冠マークがプリントされるとのことです。
Ref. 126715CHNRは、現在国内外問わず大人気のモデルとなっています。
他のロレックスのイエローゴールドのモデルよりも落ち着いた雰囲気があり、仕事や日常生活などで使えるようになっているので、派手なものが好きなセレブだけでなく、シックな雰囲気を好む富裕層からも人気があるのかもしれませんね。