【2021年版】ロレックス買取価格ランキングTOP20｜注目の高額モデルは？

20位はスポロレの定番中の定番、デイトナ116500LNです。

弊社でも多くの買取実績がございますが、特筆すべきはリセールバリューの高さ。

定価（税込1,387,100円）でみると306％という驚異的な数字です。

買取額の上昇率も断トツで1位。

買取金額では2021年4月の425万円が最高額ですが、ピークを過ぎても下落することなく、7月現在も410万円を上回る価格で買取されております。

黒文字盤では買取最高額が340万円と、白文字盤に比べて実に85万円もの開きがあります。

文字盤色による買取価格差が特に大きい点も116500LNの特徴といえます。値動きも白文字盤と比べて小さく、安定して330～340万円ほどでの買取となっています。

デイトナ116500LN白の買取価格を26万円ほど上回ったのがデイデイト40　228235A。

2015年に発表されたこちらのモデルは、ケース素材にエバーローズゴールドが採用されており、非常にラグジュアリーな1本です。

インデックスのバゲットダイヤがより一層高級感を高めております。

ダイヤの有無や文字盤色の違いで、それぞれ買取がありますが、ローズゴールドとサンダスト文字盤との相性、そしてダイヤインデックスモデルという点が高く評価され、451万円という最高額での買取となりました。

オリーブグリーン文字盤は、ローズゴールドとのコントラストが異彩を放つ逸品です。

ダイヤ無しモデルですが428万円という高額買取。

グリーン文字盤はケース素材によってはカラーリングが個性的なモデルもありますが、やはりロレックスのブランドカラーということで、注目すべき文字盤色でしょう。

ホワイト文字とチョコ文字盤についてはそれほどに価格差は見られず、228235でもっとも評価が高いのは「サンダスト文字盤」という結果となりました。

2018年に発表されたこちらの126715CHNRはGMTマスター初のエバーローズゴールドモデルです。

GMTマスターといえば、青赤の「ペプシベゼル」ですが、それが違和感なくローズゴールドとマッチしているところが見事です。

買取価格上昇率も2019年12月と比べて、138.2％も伸びております。デイトナに負けず劣らないリセールを誇るGMTマスターⅡですので、今後も買取価格の上昇が見込まれます。

2017年のバーゼルワールドで登場したラバーベルト仕様のデイトナ116518LN。

スポロレの定番であるデイトナだけにオイスターフレックスとの相性は最高ですね。

116518LNは文字盤色違いで、多数の買取実績がございますが、そんな中で480万円という最高値を付けたのがシャンパン/黒文字盤です。

イエローゴールドとブラック、シャンパンゴールドの配色が絶妙な点が、評価を押し上げた一因ではないでしょうか。

160%という高い買取価格の上昇率も116500LNを彷彿とさせ、今後の値動きにも期待が持てる1本です。

116518LNについては白文字盤と黒文字盤での価格差はほとんど見られませんでした。

それだけに買取価格でダイヤ入りモデルを上回るシャンパン/黒文字盤がいっそう際立っています。

116518LNを僅差で上回ったのがデイデイト36　128238A。

ロレックスのブランドカラーであるグリーンとイエローゴールドとの組み合わせが絶妙なマッチングです。

6時と9時位置のバゲットダイヤが、高級感に華を添えています。

228235でもそうだったように、ロレックスのグリーン文字盤は総じて高い評価が付く傾向にあります。

対してホワイトシェル文字盤の128238NCAはグリーン文字盤と比べて72万円ほど買取価格に差が見られました。

15位は2014年に発表されたスカイドゥエラー326935です。

ロレックス屈指の複雑機構を搭載したスカイドゥエラーですが、エバーローズゴールド仕様のこちらのモデルも、GMT機能や年次カレンダーといった機能を極めてシンプルに操作することができます。

ロレックスの18金モデルは最近のトレンドでもあり、特にローズゴールド仕様のモデルは人気が高まっております。

こちらの326935も引き続き注目していきたい1本です。

14位にランクインしたのは、ローズゴールドのデイトナ116515LN。

こちらも文字盤色や型番違いで多数の買取がございますが、最も高額買取となったのがチョコ/黒文字盤 です。イエローゴールドの116518LNよりいっそう引き締まった印象を与えますね。

買取価格も1年半前と比較して103万円も上がっており、今後も堅調な伸びが期待されるモデルでしょう。

いずれの文字盤色も1年～1年半前と比較して120～130％ほど買取額が伸びており、ローズゴールド仕様モデルの安定した需要を物語っています。

116515LNに引き続きオイスターフレックス仕様のデイトナ116519LNも13位にランクイン。

最高値の買取だったのはホワイトシェル文字盤でダイヤインデックスの116519LNNGです。

半年前と比較して100万円も買取価格が伸びており、デイトナ×ラバーベルトの堅調な人気の高まりを感じさせます。

黒文字盤のダイヤインデックスも471万円と高額買取ですが、伸び率はやや鈍い印象です。

最も勢いを見せたのがスチールグレー文字盤の116519LNです。

買取価格は1年半前から163万円も上がっており、上昇率は150%超え。

黒ベゼルとスチールグレー文字盤のコントラストが美しく、シックで洗練された印象を与えます。ケース素材はホワイトゴールドです。

17位のデイトナ116518LN シャンパン/黒文字盤もそうですが、「黒ベゼルと明るい文字盤とのコントラスト」こそが18金デイトナの高い買取と評価上昇のキーポイントとなるのではないでしょうか。

12位は1988年に登場したデイトナ初の自動巻きモデルである16520です。

ムーブメントにゼニス社「エル・プリメロ」を採用しており、ロレックス最後の他社ムーブメントモデルとしても高い評価を受ける16520ですが、中でも製造期間の短い「225タキ（MK-2）」は希少性の高いプレミアモデルです。

ご覧のようにA品番と比較しても200万以上の買取価格差。

初期ロットの200タキ（MK-1）、段落ち（文字列表記が1段下がっている）だとさらに希少性が上がり、600万円以上、状態次第で800万円もの買取価格になります。

16520はデイトナの中で最も仕様変更がされたといわれており、ディティールによって価値が大きく異なってくる点もマニアのあいだで人気が高い理由でしょう。

12位はGMTマスターII　126719BLROです。

ブルー文字盤はホワイトゴールド仕様のこちらのモデルのみとなっており、青赤ベゼル×青文字盤の組み合わせが絶妙。

18位にランクインしたローズゴールドの126715CHNRと共に、今後ますます評価が上がることが予想されます。

ロレックス買取ランキング第10位はサブマリーナ デイト126619LBです。

1953年に世界初のダイバーズウォッチとして登場して以来、根強い人気を誇るサブマリーナですが、2020年に新型ムーブメント「Cal.3235」を搭載して新生しました。

青ベゼルと黒文字盤そしてケースはホワイトゴールド仕様となっており、スポーティでありながら高級感も兼ね備えたモデルです。

わずか4カ月ほどで買取価格が34万円ほど上がり、将来的にも価格上昇の可能性がございます。

ロレックスの最上級ラインとして知られるデイデイトですが、9位にランクインした128349RBRも「成功者の時計」という名に相応しい風貌とスペックです。

デイデイトの特徴でもあるプレジデントブレスに加え、ダイヤインデックス、ダイヤベゼルを備えた贅沢な逸品。

さらにブルーオンブレの文字盤がインデックスの視認性を高めています。

8位はイエローゴールド仕様のデイトナ116508Gです。

2016年にそれまでの116528からベゼルデザインをより視認性の高い「▼」のドットタイプにマイナーチェンジした同モデルですが、注目すべきはYGと黒文字盤の抜群な相性でしょう。

これが安定した評価に繋がっていると思われます。

ダイヤインデックスとともにバーインデックスの黒/黒文字盤も高額買取モデルです。

実績では直近の買取がありませんでしたが、2021年2月以降さらに価格が高騰し、2021年7月現在では550万円以上での買取も可能。

さらに人気なのがグリーン文字盤で、現在の買取相場が700万以上という驚きの価格上昇です。

国内定価はいずれのカラーも3,873,100円。

文字盤色による買取価格の差がここまで大きなモデルも珍しいでしょう。

16位のデイデイト36　128238Aやデイデイト40　228235など、ロレックスのブランドカラーであるグリーン文字盤も高額買取のキーポイントかも知れません。

7位は2008年に登場したローズゴールド仕様のデイトナ116505です。

買取額最高は599万円のピンク/黒文字盤でしたが、2019年に発表されたチョコレート/ブラック文字盤も593万円と高い買取額です。

ダイヤインデックスの116505Aも2021年7月現在では買取相場が600万円ほどとなっており、いずれのカラーも高い水準で推移しております。

116505は他シリーズほど文字盤色による価格差が見られず、どのカラーも高額買取が期待できます。

116515LNの買取価格を見てもわかるように、デイトナのローズゴールドは外れの少ないシリーズともいえそうです。

9位の128349RBRを70万近く上回る買取額となり、6位にランクインしたのがデイデイト36　 128348RBRです。

目を惹くのはイエローゴールドとグリーン文字盤との美しい配色。

爽やかなホワイトゴールド&ブルー文字盤の128349RBRとは対照的にどっしりとした重厚感があります。

128238Aと同じくやはり「イエローゴールド×グリーン文字盤」の相性は最高で、存在感も際立っております。

5位には18金デイトナの116509がランクイン。

116509はデイトナ初のホワイトゴールドモデルとして2003年に発表されましたが、こちらのブライトブルーは2016年に新色として登場しました。

WGとブルー文字盤との組み合わせが非常にスタイリッシュです。

2020年の年末ごろまでは定価を少し下回る程度の買取価格でしたが、半年で200万円も値を上げ、注目度を増しています。

メテオライト文字盤は116509発表時の2003年には登場していましたが、2021年5月ころから一気に値を上げ、6月には570万円という買取額が付きました。

隕石を素材とし、同じ模様は二つとないメテオライト文字盤。

2017年に生産終了となっておりますので、今後一層の高騰も予見されます。

116509はいずれの文字盤色も2021年から価格の高騰が見られます。

スチール&ブラックのパンダ文字盤についていえば、2021年7月現在の買取相場は500万ほどとなっております。

発売から15年以上経ったデイトナ116509ですが、以前として憧れるユーザーは多いようです。

イエローゴールドの128348RBRに続いて4位に入ったのがプラチナ素材のデイデイト40　228206です。

228206といえばアイスブルー文字盤が大人気で、2021年に入ってから短期間で100万円以上も高騰しましたが、5月に入ってから急落し、買取価格も現在は以前の水準である350～380万円ほどに戻っております。

ホワイト文字盤については、アイスブルーほど注目はされておりませんが、希少性の高さから買取価格においてはアイスブルーを凌ぎ、638万円という買取価格となっております。

いよいよここからTOP3の発表です。

ロレックス買取ランキング第3位にランクインしたのが、2017年のバーゼルワールドで多くの注目を集めたヨットマスター116695SATS。

ベゼルにはカラーサファイアと緑色のツァボライト、ダイヤモンドが施され、通称「キャンディ」と呼ばれるほどポップでカラフルなモデルとなっております。

2019年の弊社買取では700万円でしたが、さらに価格が高騰しており、2021年7月現在では800万円後半から900万円ほどの買取相場となっております。

ロレックス買取ランキング第2位は1988年ごろ製造され、16520と同じく「エル・プリメロ」を搭載した16528。

通常の16528ですと買取相場は300万円ほどになりますが、初期に製造されたR品番ホワイト文字盤のごく一部にエナメル調のものが存在しており、そちらが弊社でも910万円にて買取したデイトナ16528 R品番になります。

この通称「ポーセリンダイヤル」は文字盤に釉薬を塗って焼いているため経年劣化しやすく、状態の良いものは稀なため、高い希少性からデイトナのレアモデルとなっております。

ロレックス買取ランキング、トップに輝いたのは、スポロレの最上位モデルである116506です。

2013年のバーゼルワールドにてデイトナ誕生50周年を記念してリリースされた116506はデイトナ初のプラチナモデルであり、価格はもちろんプラチナ、黒ベゼル、アイスブルー文字盤というカラーリングの美しさでも知られている逸品です。

2020年3月時点での買取価格は820万円でしたが、2021年3月には1081万円まで上昇し、そして7月最新の買取実績ではなんと1300万円という買取価格でした。

生産終了の噂があることも、価格高騰にさらなる拍車をかけております。

今後の値動きにも目が離せません。