ルイヴィトンのノエはもう古い?流行遅れなのか。自社買取価格も公開

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ブランドバッグ

巾着型のフェミニンなデザインが特徴的なルイヴィトンのノエは、1932年に誕生しました。

1990年代後半、カラフルなカラーで魅力的なエピシリーズのノエが爆発的な人気を博したことがあります。

今回はそんなノエはもう古く流行遅れなのか?また古いノエの買取相場など買取に関する情報をまとめました。

これからノエの購入を検討されている方、ノエの売却を検討されている方はぜひご覧ください。

ルイヴィトンのノエについて

ルイヴィトンは長い歴史の中で数々のアイテムを発表してきました。さまざまなロングセラーアイテムの中でも高い評価を得ているのが、1932年に誕生したノエです。

ノエとはどんなバッグなのか、特徴や魅力は何なのでしょうか。

ノエの特徴

 
 
 
 
 
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ノエが誕生した1932年、初期のノエは縦長く巾着型のデザインをしており、シャンパンボトルを縦に5本収納できる容量でした。

円柱型のバッグは巾着をキュッと締めれば安定してボトルを持ち運ぶことができ、当時のフランスではこのような用途のバッグは大変需要があったようです。

そして初期のデザインはそのままに、1959年にはモノグラムキャンバスのノエが誕生しました。

ノエのデザインは今も基本的に変わっておらず、巾着型の可愛らしくもフェミニンなフォルムは時代を問わず魅力的です。

開閉部分の紐を引き締めることでエレガントなプリーツが生まれ、カッチリしすぎず、カジュアル過ぎでもありません。

また巾着型バッグの機能的メリットとして、広々とした開口部と、バッグ内部が縦にも横にも十分に確保できる点が挙げられます。

ちなみに、日本人には馴染み深い「巾着」がたまたまノエに共通するフォルムであった点も、潜在的に親しみを感じる要素かもしれません。

最近では大きめのサイズから気軽に持ち運べる小さなサイズまで、またデザインにも豊富なバリエーションがあり、よりファッショナブルなアイテムと進化しました。

ノエの由来

ノエの製品名の由来は、旧約聖書にある有名な「ノアの方舟」から来ています。(ヴィトンのノエ、ノアの方舟は共にフランス語で「NOE」表記)

ノアの方舟は、神が起こした大洪水の際、家族や動物を助けるため、ノアという人物がお告げどおりに洪水から逃れる船を作って難を逃れたという話です。

ちなみに神は世の悪い人間を一掃する目的で洪水を起こしましたが、唯一信頼できるとしてお告げをした人間がノアだったようです。

ノアは洪水から逃れた後、大好きなワインを飲んで酔っ払って寝てしまった・・・

ワインボトルを持ち運ぶためのバッグであるヴィトンのノエは、このようにノアの方舟のストーリーに共通する「ワイン」に由来して付けられた名前です。

ヴィトンのノエは古くない!再ブームになった理由とは?

本題のルイヴィトンのノエはもう古いのか?流行遅れなのか?についてですが、実はむしろヴィトンの人気バッグとして再ブーム真っただ中なのです。 その理由とは一体何なのでしょうか。

ヴィンテージバッグとしての価値

遡ること1980年代から1990年代半ば、この頃日本ではヴィトンのノエが流行し、主にモノグラムキャンバスのオーソドックスなノエが大変人気を博しました。

そしてそのブームが落ち着いた2000年代前半、ノエに対して「ひと世代前の古さ」といったイメージを持たれるようになり、かつての人気は陰りを見せるようになりました。

しかしハイブランドアイテムのヴィンテージ価値に注目が集まるようになり、ルイヴィトンにおいてもブームが去ったアイテムが再評価される時代となったのです。

あえて使い込んでいる、使用感のあるノエをヴィンテージヴィトンとして手に入れたい方が数多くいます

中古品の使い込んだ風合いや、クラシカルな昔のデザインなどを取り入れる魅力はもちろんですが、ノエにおいては2013年頃に商品リニューアルをしたタイミングも重なり、再ブームを後押ししました

このリニューアルによって、従来のノエはもちろん、スタイリッシュさやトレンドを感じるラインナップも数多く加わっています。

リニューアル後、ますます増えるノエの種類やカラーリングの豊富さは、ノエの需要や人気が高まっている証拠です。

ノエはまったく流行遅れでも、古くもないということです。

ノエを人気バッグにしたエピラインの存在

リニューアルによってライン、カラー、サイズが幅広く展開されるようになったノエですが、中でもエピラインは一際品のあるデザインとして根強い人気を博し、ブームの火付け役のような存在です。

服装を選ばない黒が外せないのはもちろんのこと、エピラインは明るいカラーリングも映えるためモノグラムとは違った魅力があります。

黒、赤、黄色などの単色と青と赤や2つの色味を組み合わせたバイカラーパターンに赤、青、緑の3色を使ったトリコカラーなど明るいカラー展開も豊富です。

自分の好きな色味を選べるのはエピならではの特徴で、実際中古の市場でもエピラインのノエはかなり多く流通しておりその人気ぶりを感じます。

カジュアルなスタイルにも、スマートなスタイルにも合わせることができるので癖のない上品さを演出してくれます。

ノエとネオノエの違い

巾着型のシンプルなバッグ、ノエシリーズから2017年に【ネオノエ】が発売されました。基本のデザインは変わりませんが、機能性やディティールはどう違うのか?3つの部分に分けて見ていきます。

開口部の違い

巾着といえば開口部を紐で絞る形状で、ノエは14個のハトメに紐を通す仕様でした。

ネオノエはそのハトメが前後に2個ずつ、計4個になり、スッキリとした見た目です。

ハトメが減ったことにより絞った時のギャザーは控えめになり、マチは前後に畳むようなデザインのため、ネオノエはスタイリッシュに見えます。

また、紐を留める部分もノエは結んで留めますが、ネオノエはストッパーで絞って留める作りです。

ショルダーの違い

ノエはショルダーストラップが外せませんが、ネオノエはリング金具であるため取り外し可能です。

長さ調節はどちらも可能ですが、ノエはベルトの穴で調整する必要があるため少し手間がかかります。

バッグ内部

収納内部は、ノエが何も仕切りがないのに対し、ネオノエは真ん中にファスナー付きポケットがあります。

何も仕切りがない方が大きな荷物は収納しやすいですが、女性からすると細かなものを入れたり分けたりできるポケットがあると重宝するでしょう。

ノエの種類とサイズ展開

ノエは種類によってサイズと容量、仕様が異なります。

ノエ

サイズ:幅27.5×高さ36×奥行20

1932年にシャンパンボトルのキャリーバッグとして登場して以来、最もポピュラーで一番長い歴史を持ちます。

やや長方形型でシャンパンが5本入る大容量サイズ、出し入れしやすく荷物の形も選びません。

耐久性の高さに優れ、巾着を緩めに締めればノートパソコンや、タブレットなども持ち運ぶことができます。

収納力と機能背の高さに加え、キーホルダーやストラップを取り付けることができるDリングが内側についているため、小物も簡単にまとめることができます。

ノエBB

サイズ:幅22×高さ24×奥行15

ノエを全体的に一回り小さくしたノエBBは2013年に誕生。

ノエとの大きな違いはあまりありませんが、長めのショルダーストラップとなっています。

プチノエ

サイズ:幅27×高さ27×奥行21

ノエより一回り小さい高さで作られたのがプチ・ノエは、正方形に近い形となっています。

日常使いにピッタリのサイズ感で、底に水筒やペットボトルが倒せる幅があります。

長さを調節することができるショルダーストラップが付属しているので、ハンドバッグとしても、ショルダーバッグとしても使うことができます。

ネオノエ

サイズ:幅26×高さ26×奥行17.5

プチノエより若干小さめ、ネオという名のとおり現代的でスタイリッシュなデザインとして2017年に誕生しました。

従来版より機能性は格段にアップしカラーバリエーションも豊富で、さまざまなコーディネートやシーンに合わせやすくなっています。

ネオノエBB

サイズ:幅20×高さ20×奥行13

ネオノエをコンパクトにしたネオノエBB。

特徴的な太めのハンドルが付いており、ハンドバッグとして持ちたい方におすすめです。

ナノノエ

サイズ:幅13×高さ16×奥行10

通常のノエの半分以下のサイズで、かなり小さいナノノエですが、ミニバッグブームにより人気が高まっていて店頭ではなかなか見かけることができないほどです。

長財布は入りませんが、コンパクトな財布やポーチ、スマホなど必要最小限の荷物を持ち運ぶことができます。

ノエの買取について

ノエの買取価格は底面や持ち手、角、紐など状態によって変わります。

20年以上前のノエでも、状態によっては5万以上の金額で買取することも可能です。

モノグラムラインの古いノエ場合は1万~4万での買取価格が相場となっており、ショルダーストラップがなかったり、かなり使っている状態だったりすると1万以下という場合もあります。

ノエは作られた年代によって買取価格に違いは出ませんが、製造が1年以内などかなり新しいものになると買取金額が跳ね上がります。

エピラインのノエは色味によっても買取価格が変わります。中でも評価が高い色は黒、バイカラーやトリコカラーは他の色よりも高く買取することが可能です。

買取事例① エピライン プチノエ

こちらのノエは1995年頃に製造されたモデルサイズは通常のノエよりも一回り小さいプチノエです。

赤と黒の組み合わせのバイカラーモデルで状態ランクはB。使用感がありましたので今回¥15,000での買取となりました。

エピのノエはモノグラムに比べて形がしっかりとしており保管の際に折り畳むことができないため保管の仕方によっては形が崩れることもあります。

買取事例② モノグラムライン ネオノエ

こちらのネオノエは一度も使われていない未使用品でしたので¥165,000で買取させていただきました。

持ち手やヒモ部分の色味はバリエーションが何パターンかありますが、色によってそこまで評価は変わりません。使われてないヴィトンの場合は定価の何%という計算方法で買取価格が算出されます。

ルイヴィトンのノエを高く売るならウォッチニアン買取専門店へ

以上今回はルイヴィトンのノエはもう古いのか?流行遅れなのか?などノエについてまとめました。

結果としてはまったく古くもなく定番として根付いているバッグであり、誕生から変わらないデザインだけでなく、トレンディで機能性ある新作も数多くあるバッグということです。

サイズによって容量が違いますので自分の好みにあったサイズ、また色味のバリエーションも様々ありますので自分好みのモデルをぜひ見つけてみてください。

またどんなに古く状態が悪いノエでもウォッチニアン買取専門店では買取可能です。

業界トップの高価買取を、無料査定でご体感ください。

買取価格に関してやご相談など、ぜひお待ちしております。

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