GMTマスター２-116710LN 買取価格相場
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ロレックスの人気シリーズの一つであるGMTマスター。そのGMTマスターが2007年に満を持してマイナーチェンジを行いました。それが現在生産されているRef.116710です。基本的なデザインはさほど変わってませんが、全体的に高級感が増しました。今回はそんなGMTマスター2・Ref116710について注目をしていきたいと思います。この当時からGMTマスターだけではなくサブマリーナなども同様に高級感が増すマイナーチェンジが行われました。まず大きく変わった点はベゼルです。それまでベゼルの素材はアルミ素材の物が使われていましたがこちらがセラミック素材のベゼルに変わりました。セラミックのタイプに変わることにより年月の経過による色の退色という劣化対策ができ、またキズも付きにくくなっております。またベゼルの数字はプリントタイプから彫りタイプに変わっています。アルミ素材の時には赤や青と言ったベゼルカラーがRef.116710になるとなくなりました。これは赤や青などの色味はセラミック素材では出しにくいためだっと言われておりますが、現在では青と黒のベゼルカラーのBLNR・そしてホワイトゴールド素材の116719には青と赤も登場しております。ステンレス素材の物にはまだ2パターンですが今後はもっと増えてほしいですね。さて前モデルから変わった点の話に戻りましょう。ベゼルの次に変わった点と言えばブレスレットです。一言で言えば高級感がグッと上がってます。どこが変わったかというとまずはバックルです。これはデザインがまず大きく変わっております。ブレスレット全体的に入れることですがより頑丈なつくりへと進化。中が空洞だったのに対してしっかりと中まで詰まった無垢のタイプになった事がなにより高級感を感じる要因になっております。また中央のコマが鏡面仕上げタイプになり輝きが増し高級感をとても感じます。その他外観の違いと言えばインデックスと呼ばれる時刻を表す数字部分（GMTマスターはドット）が以前よりも大きくなりより時間を確認しやすくなり、GMTマスターの文字も白から緑色に変更。GMT針が緑色っていう所もかなりカッコいいポイントではないでしょうか。ムーブメントはと言うとCal.3186を搭載しております。こちらのムーブメントはエクスプローラーにも使われているムーブメントで非常に高い精度を誇ります。2015年からロレックスの保証内容が変わったのはご存知でしょうか？ムーブメント自体は変わっていませんが、厳しい自社規定を設け保証期間が2年から5年へと長くなっております。Ref.116710は登場してからすでに10年が経ちました。その中で保証期間のほかに一点変わったことがあります。それは蛍光塗料です。ルミノバという緑色に光る物質から青色のに輝くクロマライトという物質に変わっております。明るい場所ではわかりませんが暗闇では一目瞭然です。前にも述べたように旧型タイプRef.16710に比べると高級感がグッとアップしておりますが、旧型タイプには旧型タイプにしかない魅力もあるのがロレックスの時計の特徴です。これからもGMTマスター2の進化には注目したいと思います。