エルメスのケリーバッグとは?購入方法や買取事情についても解説

作成日:2021年02月24日
最終更新日:2021年06月15日

エルメス

ケリー

エルメスのケリーバッグと言えばバーキンと並んで人気が高いバッグで世界中のセレブから愛用されているバッグです。モナコ公妃も愛用したと言われ様々な逸話があるケリーですが今回はケリーバッグとはそもそもどういったバッグなのか?サイズ展開、購入方法や買取事情についても解説していきます。ケリーバッグについて知りたいという方は是非ご覧ください。

エルメスのケリーバッグとは

「エルメスのケリーバッグとは」のイメージ画像

ケリーバッグとはエルメスの高級バッグの一つで見た目はバーキンと似ていますがショルダーストラップがついていたり、バッグのふた部分のデザインが異なっていたり、持ち手がワンショルダーであったりと独自のデザインをしています。以前はバーキンの方が人気がありましたがここ数年でケリーの人気は一気に上がりバーキンとほとんど変わらない程の人気となっています。2000年以前のケリーバッグは主に外縫いのボックスカーフ素材が主流だったという事もありカジュアルな雰囲気で持つなら“バーキン”、スタイリッシュに持つなら“ケリー”と言われていた時代もありましたが今はカジュアルな雰囲気のケリーバッグも多く展開されています。

またケリーには内縫いと外縫いと言う縫い方にも種類があります。外縫いはどちらかと言うとフォーマルな印象で内縫いはどちらかと言うとカジュアルな印象です。ここ数年は内縫いが主流で縫い方の種類があるという点もケリーバッグならではの特徴です。

ケリーバッグの誕生秘話

ケリーバッグの原型である『サック・ア・クロア』が誕生したのは1930年代初頭の頃で、サドルバッグをモデルにして作られました。当時は一部のエルメス愛用者やセレブから親しまれていましたが世間の知名度は今ほど高くはありませんでした。ケリーバッグが一躍注目を浴びたのは1955年の事で当時妊娠中であったモナコ王妃のグレースケリーがパパラッチから腹部をとっさに持っていたサック・ア・クロアで隠しその写真が掲載されたことによりサック・ア・クロアが注目されるようになりあまりの人気と影響度の高さから『ケリー(KELLY)』と言う名前に変更されました。

ケリーバッグのサイズ展開

「ケリーバッグのサイズ展開」のイメージ画像

ケリーバッグのサイズ展開はバーキンと異なり15cm、20cm、25cm、28cm、32cm、35cm、40cmと細かく刻まれています。中でも人気が高いサイズは28cm、32cmですが小さめのケリーも人気があり25cmは高い需要があります。以前は32cmや35cmと言った今よりも少し大きいサイズの需要が高かったですが時代の流れとともに需要のサイズは少し変わっています。サイズごとに特徴を少し解説します。

15cm

最も小さい15cmサイズのケリー(kelly)。「ミニミニケリー(kelly)」とも呼ばれるほど小さいサイズですが、財布や化粧ポーチといった小物類は十分入るサイズになります。ですが、エルメス(HERMES)の市場にあまり出回っていないサイズなので、非常に希少なバッグです。

20cm

そして同じくエルメス(HERMES)の中でも希少な20cm。こちらも小さいサイズから「ミニケリー(kelly)」とも呼ばれています。このサイズになると生地やカラーのバリエーションも増え、パーティーやちょっとしたお出かけなどにも使えます。

25cm

次に大きいサイズが25cm。このサイズになると販売数も多くなり、エルメス(HERMES)ファンの間でも持っている方もよく見かけます。15cmや20cmよりも収納スペースがあるので、パーティーだけでなく普段使いとしても便利になります。

28cm

25cmよりもやや大きい28cm。このサイズだとノートや手帳はらくらく収納できるので仕事用にも活用できます。さらに、持ち運びも簡単なコンパクトなサイズなので、通勤だけでなくデートにもぴったりですよ。

32cm

最も定番なサイズとして知られるのが32cm。小柄な人でも持ち運びがしやすく、ノートパソコンもすっぽりと入ってしまうので、日本人の女性から非常に人気の高いサイズです。お出かけをメインに使いたい方は28cm、ビジネスや通勤に使いたい方は32cmを選ばれることが多いです。

35cm

32cmより一回り大きい35cm。収納力もありますので荷物が多い方にはオススメのサイズです。以前はこの35cmを持っている方が多かった事もあり中古の市場では比較手に入れやすいサイズでもあります。

40cm

存在感がある40cm。大きめのバッグがお好きな方にはオススメのサイズです。40cmはそこまで数が多くないためなかなか自分が好きな色味の物を買うには難しいサイズです。

ケリーバッグを買う方法

「ケリーバッグを買う方法」のイメージ画像

ケリーもバーキンと同様に正規店で購入するのはかなり困難なのが現実です。定価で購入ができない為、購入方法としてはリサイクルショップなどで購入するという方法がありますが定価を超えた金額がついている事が多々あります。定価を超えてまで購入したくないという方もいらっしゃいますが売る時も高く売れますので正規店で変えない場合はリサイクルショップなどで購入するというのも検討されてみてはいかがでしょうか。

 

正規店以外でケリーを購入する際の注意点

①信頼があるお店から買う

②状態や付属品をしっかりと見る

 

まず1点目は信頼ができるお店で買うという事です。ケリーバッグにも偽物が出回っており中にはかなり精巧にできている物もあります。一般の方では見分ける事が困難な場合がありますので購入する際はよくわからないサイトで購入したりせずに信頼が出来るお店で購入するようにしましょう。

そしてもう1つが付属品と状態をしっかりとチェックするという事です。ケリーには箱以外にショルダーストラップとカデナ、クロシェットが付属されています。価格が安いと言って付属品を確認せずに購入すると後で後悔する事にもなりかねます。また状態もしっかりとチェックして購入しましょう。中にはほとんど使っていない場合でも変色している場合もあります。ケリーやバーキンは底面は基本的に変色しませんので底面と表面の色味を比較すると変色に気づく事が出来ます。以上の2点を注意して購入するようにしましょう。

 

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ケリーで使われている素材について

ケリーも他の革製品と同様にトゴやヴォーエプソンなどの定番の素材からクロコダイルやオーストリッチ、リザードと言った爬虫類素材も使われています。またヴィヴラートと言う素材の断面を使用したエルメスならではの素材や革とキャンバスを組み合わせた素材などバリエーションはかなり豊富にあります。

そして幻のクロコダイル素材の最高峰“ヒマラヤ”を使ったケリーバッグも存在しておりますがかなり数が少ない為数千万の金額で取引されています。

ケリーバッグの買取事情について

「ケリーバッグの買取事情について」のイメージ画像

ケリーバッグはその特徴でもあるショルダーストラップがついているかどうかでまず買取の金額が万単位で変わってきます。クロコダイル素材になると50万以上変わってくる場合もあるほどです。

色味や素材によっては使っていても定価を超えた金額で買取出来る場合もありその人気と需要の高さを伺えます。冒頭にも少し説明しましたが以前はバーキンの方が人気が高く買取りの相場も高い傾向にありましたが今はほとんど変わらない程価格が高騰しています。ケリー全般高騰しており何十年も前のバッグも同様に数万から数十万単位で高騰しています。特に付属品が全て揃っている物、状態が良い物の価格が高騰しています。

ケリーだけではなくエルメスのバッグすべてに共通する事ですがスレてしまった汚れてしまった箇所をリペアされている方がいらっしゃいますがエルメス以外で行うとマイナス査定となってしまう場合がありますのでご注意ください。

この記事を監修したスタッフ

福永 康志

福永 康志

鑑定士歴:12年

1988年生まれ。福岡県出身 2008年から古物業界に在籍。大手質屋に6年間在籍後2015年から(株)トップガイに入社。 2016年2018年まで買取エージェント銀座店店長を歴任したのちマーケティング部長に着任し現在に至る。 時計やブランド品など相場に関する情報管理を担当。

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