【腕時計】買取価格を左右する査定ポイントと査定方法を紹介

作成日:2021年02月15日
最終更新日:2021年02月15日

時計

査定

時計の買取依頼をした際にルーぺなどを使って何かを見ているけど一体どこを見ているのだろう?など気になったことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか。

今回は基本となる時計の査定ポイントを10個程解説しています。査定ポイントを把握することによって査定に出した時『あっ今こういう所を見ているんだろうな』と分かり査定が楽しくなるかもしれません。

また時計の査定ポイントを把握しておくと時計を大切に扱い結果的に高く売れることにもつながります。

時計の査定ポイント

腕時計の査定ポイントはデザインや機能が時計によって違うためモデルやブランドによって異なります。今回は中でも基本的なポイントを10つほどあげました。査定時に鑑定士がルーペを使って査定を行いますが下記のようなポイントは必ずチェックします。

①時計本体(ケース)

「①時計本体(ケース)」のイメージ画像

まず1点目はケースとも呼ばれる時計本体の状態です。ケースにキズはついていないか?どれくらいキズがついているか?など隅々までチェックします。時計は使うとどうしても細かいキズが付きますが研磨によって綺麗にできるため細かいキズは基本的に査定影響しません。しかし研磨によって取ることができないような深いキズやぶつけてできてしまった打痕は査定金額に影響します。肉眼でもチェックしますがルーペを使ってもチェックします。時計の体部分になりますのでまずは必ずチェックするポイントです。

②ガラス(風防)

「②ガラス(風防)」のイメージ画像

2点目はガラス(風防)に傷や欠けがないかチェックします。ガラスは研磨によって取ることができないため基本的にガラスに傷や欠けがある場合はマイナス査定になります。高級時計の多くはサファイアガラスという非常にキズがつきにくい素材を使っていますがガラスの周辺部分はぶつけると欠けます。ルーペを使って入念にチェックします。ブランドやモデルによっても異なりますが高いモデルになるとガラスに欠けがあるだけで10万以上買取金額が変わってくるモデルもあります。

③ベゼル

「③ベゼル」のイメージ画像

3つ目はベゼルです。ベゼルとはガラスの周りの部分の事でモデルによってデザインが異なり中には回転するものもあります。

ベゼルが回転するモデルはベゼルはちゃんと回るのか?また逆回転防止機能がついているモデルは逆に回らないかなどチェックします。またベゼルもガラスと同様に欠ける場合がありますので欠けはないかなど隅々までチェックします。

④文字盤

「④文字盤」のイメージ画像

4つ目は文字盤です。文字盤は時計の顔とも呼べるポイントで非常に大切な査定ポイントです。文字盤は変色していないか?文字盤にキズがついていないか?また割れがないかなど入念にチェックします。

文字盤は通常使用していると触れる場所ではありませんが経年劣化により文字盤が腐食したり何らかの原因でキズや割れが出る場合もあります。文字盤が腐食や劣化をしていると査定にはマイナスとなります。

⑤長針・短針・秒針など針全般

「⑤長針・短針・秒針など針全般」のイメージ画像

5つ目は針全般です。長針や短針、秒針、またGMT針やクロノグラフが付いているモデルはストップウォッチ針もチェック。針が腐食していないか?針の塗料が剥がれていないか?など隅々までチェックします。

針は文字盤に比べると腐食などをしていても価格に影響しませんが数千円から万単位で変わります。

⑥リューズ・プッシュボタン

「⑥リューズ・プッシュボタン」のイメージ画像

6つ目はリューズ、プッシュボタンがあるものはプッシュボタンをチェックします。リューズを回した際に空回りや異音はしないか時間は問題なく調整できるのか。クロノグラフ機能が付いているモデルは基本的にプシュボタンがついていますがプッシュボタンが正常に機能するかリセットされるかなど確認します。また中にはリューズやプッシュボタンがグラグラしている場合もありますのでそういった状態ではないかなども確認します。リューズやプッシュボタンが正常に動かない場合はオーバーホールが必要になる場合が多く査定額に影響します。

⑦ブレスレット・ベルト

「⑦ブレスレット・ベルト」のイメージ画像

7つ目はブレスレットやベルトの状態です。キズや汚れはないかなどはもちろん、へこみや打痕がないかをチェック。革ベルトは香水の匂いが付いている場合もありますので匂いもチェックします。また20年以上前のロレックスに多く見られますがブレスレットがよれている場合もありますのでブレスレットがよれていないかなどもチェックします。同時にコマの長さも確認。コマが短い場合もマイナス査定になる場合がありますのでコマをお持ちの際はご一緒にお持ちください。

⑧時計の精度

「⑧時計の精度」のイメージ画像

8つ目は時計の精度です。これは自動巻きモデルや手巻きモデルの場合ですが専門の機械を使って1日にどれくらい時間がずれるか確認します。自動巻きなど1日に多少の時間ずれが生じますが極端にずれる場合はオーバーホールが必要になりますのでマイナス査定の対象となります。クオーツの場合は自動巻きのような時間のずれは生じませんので正常に動いているかを確認します。

⑨製造年(年式)

「⑨製造年(年式)」のイメージ画像

9つ目は時計の製造年・年式の確認です。これは主にロレックスの査定時のポイントになりますがロレックスは製造年によって買取金額が変わります。保証書がある場合は保証書を見ればシリアル番号や購入日付から製造年がわかりますが保証書がない場合は時計本体に刻印されているシリアルを見て確認します。※写真は型番の写真です

⑩付属品

「⑩付属品」のイメージ画像

そして最後10つ目は付属品です。付属品が揃っているのか?また付属品の状態も確認します。購入が20年以上前のモデルで箱に革素材を使っている場合、革が剥がれている場合が多く査定額が下がってしまう場合もあります。これはモデルによっても異なり付属品がボロボロでも査定額には影響しない場合もあります。限定モデルなどは付属品が揃っているか、付属品の状態が綺麗であればあるほど買取額は高くなる傾向にあります。また取り扱い説明書や冊子など一見査定に影響なさそうな物もあるとないとで査定額に違いが出る場合がありますので付属品は全てお持ちください。

腕時計の査定方法について

腕時計の査定方法はお店によっても異なりますが、買取エージェントでは腕時計は上記のような査定ポイントをまずチェックしそこから業者間など市場ではどれくらいで取引されているかという取引相場を調べます。業者間での取引相場のデータがないモデルなどは海外の業者がいくらぐらいで買ってくれるかなど少し変わった角度で調べ取引相場などを調べた後お客様に買取金額をご提示いたします。また買取エージェントでは全てお客様の目の前での査定を徹底しております。例外としてアンティークなどモデルによっては細部の部品までチェクしないといけない場合やダイヤモンドが付いているモデルでダイヤモンドの純正確認をしてから買取させていただくという事も中にはありますが、それ以外はその場で査定をしてその場で査定し即現金でお渡しいたします。

時計を高く売る方法についてはこちらの記事で詳しく解説しています➡【時計の高価買取をお考えの方必見】効率よく時計を高く売る方法を伝授

まとめ

「まとめ」のイメージ画像

以上今回時計の査定ポイントと査定方法、金額をお出しするまでにどういったことを調べているのかについて解説しました。あくまでも時計の査定ポイントや金額の出し方はモデルによって異なります。なかなか流通していないモデルや珍しいモデルに関しては中には金額をお出しするのに数日かかる場合もあり、定番モデルなどであれば5分〜10分で金額をお出しできるモデルもあります。買取エージェントではどのような時計も一つ一つ丁寧に査定しできる限り高い金額をご提示いたします。

この記事を監修したスタッフ

高橋 一弘

高橋 一弘

鑑定士歴:14年

鑑定士歴 時計業界歴14年 関東エリアマネージャー 1983年生まれ。千葉県出身。2014年から2017年まで中野店店長を歴任。 現在は時計の買取から相場情報など時計を専門的に担当

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