出典:https://www.vancleefarpels.com/jp/ja/the-maison/timeline/origins.html
Van Cleef&Arpels(ヴァンクリーフ&アーペル)は、芸術の都「パリ」を代表する歴史の長いハイジュエリーブランド。
Harry Winston(ハリーウィンストン)などの名店と名を連ねる五大宝飾店の1つとして知られていますね。
ジュエリーははシンプルなものから斬新で派手なデザインまで多く揃っているので、愛用している年齢層も幅広く、たくさんの男女から支持されている人気ブランドです。
今回は、そんな長くから愛され続けているVan Cleef&Arpels(ヴァンクリーフ&アーペル)の歴史に迫っていきましょう。
2人のラブストーリー
出典:Pixabay
Van Cleef&Arpels(ヴァンクリーフ&アーペル)とは1896年に結婚をした、宝石商の娘であるエステル・アーペルとダイヤモンドの研磨職人の息子であるアルフレッド・ヴァンクリーフの2人の名前がブランド名の由来となっています。
宝石への情熱を共有していた2人は、自分たちの愛と同じく「滅ぶことのないもの」ものを実現するべく宝石ブランドを設立したのです。
そして2人は1906年にVan Cleef&Arpels(ヴァンクリーフ&アーペル)というブランド名で、パリにあるヴァンドーム広場22番地にてブティック第一号店をオープン。この住所には、今も本店が存在しています。
2人の愛から生まれたジュエリーブランドということで縁起も良いので、エンゲージリングやマリッジリングはVan Cleef&Arpels(ヴァンクリーフ&アーペル)のアクセサリーの中でも特に人気のある商品です。幸せな2人のジュエリーブランドと知れば、より一層ブランドへの想いが深まります。
こだわりのモチーフ
Van Cleef&Arpels(ヴァンクリーフ&アーペル)は「愛・夢・美」の3大テーマを女性の永遠テーマとしており、自然に関係する動きのある美しいモチーフのジュエリーを次々に生み出しています。そのこだわりはブランドが誕生してから今も変わりはなく、四葉のクローバーや花、ハート、蝶、リボンのモチーフがよく使われています。
中でも四葉のクローバーはVan Cleef&Arpels(ヴァンクリーフ&アーペル)の代表的な幸せのモチーフ。職人の手によってこだわり抜かれたダイヤモンドや、珍しい素材の石を使って生産されているので、同じジュエリーでも一味違った雰囲気を楽しめるはずです。
丸く柔らかい洗練されたフォルムの四葉のクローバーのデザインは人気も高く、どんな服装に合わせられるので、初めてのVan Cleef&Arpels(ヴァンクリーフ&アーペル)という方にオススメできます。
愛の物語は時計コレクションにも
出典:Van Cleef&Arpels レディ アーペル パピヨン オートマタ ウォッチ
また、Van Cleef&Arpels(ヴァンクリーフ&アーペル)はジュエリーの他にも、1906年の初ブティック出店当時から時計の製作も始めました。時計のデザインはルイドメッケンハイムが全てデザインを考案しており、時の物語を表現するように時計の製作を行っています。
今ではコレクションも豊富になり、大人っぽいどんな服装にも似合う時計はもちろん、個性的で絵本の中の1ページを感じられるような可愛くてファンタジーな時計なども販売されています。
そして、1999年にはスイスにあるリシュモングループの傘下に入り、本格的なウォッチメーカーとしても真剣に道を歩み始めました。繊細なアートと技術で織りなすVan Cleef&Arpels(ヴァンクリーフ&アーペル)の時計は魅力的で被りにくいデザインが多いのでチェックしてみてくださいね。
世界に認められるブランドとなった経緯
Van Cleef&Arpels(ヴァンクリーフ&アーペル)はイラン王妃戴冠式用のクラウンを製作したことをきっかけにモナコ王室御用達のブランドにもなりました。
その後はジャクリーンケネディオナシスやウィンザー公爵夫人、グレース王妃など歴史に名を残す有名な女性達をVan Cleef&Arpels(ヴァンクリーフ&アーペル)で飾り続けました。
このような経緯は、Van Cleef&Arpels(ヴァンクリーフ&アーペル)が世界に名が広まった1つのきっかけでもあります。
常に最高級のものを
Van Cleef&Arpels(ヴァンクリーフ&アーペル)はブランド特有のオリジナリティと高度な専門的技術を駆使し、常に最高級・最高品質なジュエリーを作りあげています。生き生きとしているように感じられる自然なデザインに、女性ばかりではなく男性も魅了しています。
現在Van Cleef&Arpels(ヴァンクリーフ&アーペル)は世界各国に70店舗、日本に18店舗も展開されており、入手が簡単になりました。Van Cleef&Arpels(ヴァンクリーフ&アーペル)の金額は高めなのでサクっと買えるようなジュエリーではありませんが、日本の中に店舗が増えていってるのが嬉しいですね。大事な方への贈り物として、大切な記念日にVan Cleef&Arpels(ヴァンクリーフ&アーペル)のジュエリーを選んでみてはいかがでしょうか。女性なら、Van Cleef&Arpels(ヴァンクリーフ&アーペル)を一生に一度は身にまといたいものです。
さらに2012年には時計とジュエリーに特化している「レコール ヴァン クリーフ&アーペル」という学校を開校し、次世代を担う育成にも力を注いでいます。これからもジュエリー界の大御所として向上し続けるVan Cleef&Arpels(ヴァンクリーフ&アーペル)に注目です。