【2021年】ロレックスの価値は下がらない?なぜここまで資産価値が高いのか

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時計

高級腕時計ブームが熱を帯びる中、ただの嗜好品としてだけでなく投資や資産運用対象としても注目されているロレックス

ロレックスはその価値が下がらないと世間ではいわれていますが、そういわれる理由について、またなぜここまで資産価値が高くなったのか解説します。

ロレックスを売りたい方、売ることも視野に入れたロレックス購入希望の方など、ぜひ参考にしてください。

ロレックスの価値が下がらない現状について

誰もが知るロレックスの時計ですが、時計に詳しくない人でも「価値が高い」「高く売れる時計」「投資」「投機」といったイメージを持っている人が多いでしょう。

ここでは巷で「ロレックスの価値が下がらない」といわれている現状について、具体的にどのような理由から証明できるのかを解説します。

ロレックスの値上がり【2022年最新定価あり】

ロレックスには数々の人気モデルがありますが、供給をはるかに上回る需要により、これらを正規店で購入するのはかなりの難易度です。

そしてこういった背景が続く中、ロレックス社は多くのモデルの定価の値上げを立て続けに行っています。直近では2021年8月、2022年1月に定価改定が行われました。

ロレックスの価値が下がらないとされる大きな理由としては、このようにロレックス社が強気の値上げを敢行するほどの圧倒的ニーズの存在があります。

この値上げは同時にブランドとしての価値も高まることとなり、高級腕時計ブランドとしての立ち位置をますます強固なものにしていることでしょう。

値上がりが顕著なモデルの定価推移をいくつか紹介します。

コスモグラフデイトナ Ref.116500LN ホワイト/ブラック

GMTマスターII  Ref.126710BLRO/126710BLNR

サブマリーナ Ref.116610LN

シードゥエラー Ref.126600

ディープシー Ref.126660(Dブルー)

ロレックスの買取相場

ロレックスの価値がどのようなものなのか、その現状についてわかりやすく示しているのがロレックスの買取相場です。

ロレックスの多くのモデルは正規店で手に入りにくく、仮に在庫があったとしても馴染みの客が優先だったり、一見の客には販売しなかったりといったケースもあります。

そういったことから大変希少価値が高いロレックス製品は、一時流通市場から一段下がった中古市場で高額取引が行われているのが常です。

極めて流通数が少ないプレミア級モデルにおいては、上項で述べたような定価の値上がり率とは比べものにならないほどの高騰した価格で買い取られている現状があります。

定価を遥かに上回る買取価格になることもあり、そのようなモデルの中古販売価格となれば定価の倍以上にもなるということです。

ロレックスの買取相場ですが、同じ型番でスペックが同等であっても文字盤やベゼルの違い、製造年、国内正規品なのか並行輸入品なのか、商品の状態や付属品の有無などあらゆる面で価格が異なってきます。

またその時の為替動向などによっても価格変動しやすいものとなっています。

細かな下落、上昇などはありながらも、高級腕時計の買取相場としてはロレックスは高騰が一際目立つブランドです。

ものの数か月で買取相場がグンと上がることも珍しくなく、こまめにチェックする必要があるでしょう。

このような現状を知れば、誰もが「ロレックスは価値が下がらない」と思わざるを得ません。

買取相場高騰中のロレックスモデル一覧

下記にて2021年11月現在、買取価格の高騰しているモデルについて自社買取相場を紹介します。

商品名 定価 買取相場

コスモグラフデイトナ 116500LN 白 SS

1,457,500円 ~4,300,000円
コスモグラフデイトナ 116500LN 黒 SS 1,457,500円 ~3,900,000円
GMTマスターII 126710BLRO 赤青ベゼル SS 1,072,500円 ~2,600,000円
GMTマスターII 126710BLNR 青黒ベゼル SS 1,072,500円 ~2,200,000円
エクスプローラー1 214270 黒 SS 687,500円 〜1,300,000
エクスプローラー2 216570 白 SS 875,600円 〜1,350,000円
サブマリーナ デイト 116610LN SS 943,800円 ~1,500,000円
サブマリーナ デイト 116610LV SS  グリーンサブ 987,800円 ~2,300,000円
シードゥエラー 126600 1,293,600円 〜1,680,000円
ディープシー 126660 Dブルー 1,434,400円 〜1,900,000円

資産としてのロレックス

2020年に突如として現れ、私たちの生活や価値観を一変させた新型コロナウイルス。

これをきっかけに経済不安やインフレに対する危機意識が高まり、株や不動産を持ち資産運用をする人が増えています。現金や預貯金だけでは将来への備えとして心許ないということは、もはや常識になりつつあるでしょう。

投資や資産として人気なのは、最近では金やエルメスのバーキンなども挙げられます。そして以前から人気だった「高級腕時計投資」はますます有効な実物資産であると注目されています。そして実際、このコロナ渦を経て高級腕時計の相場は全体的に高騰が続いています。

中でもロレックスの時計は群を抜いた右肩上がりの相場から投資対象として人気を集め「ロレックス投資」という言葉でも知られるようになりました。

数ある高級腕時計ブランドの中でも、ブランド力、ステータス、品質など腕時計ブランドとして圧倒的トップに君臨するロレックス。

加えて止まらないロレックスの価格高騰、品薄といった現状は、投資家心理をさらに煽る要因です。

一般的な腕時計に求められるファッション性や実用性といった点だけでなく、今後も高まるであろうロレックスのリセールバリューに価値を見出すのは必然といえるでしょう。

ロレックスの資産価値の高さは世界共通の認識であり、資産運用対象としてラインナップに挙がる時代となったのです。

しかしロレックスすべてのモデルが「今後も価値が下がらない」「相場が上がり続ける」とはいえません。全体的にリセールバリューが高いロレックスでも、モデルごとに資産価値への期待値は異なるからです。

またロレックスの時計が投資や資産になり得るかは、そもそも極めて人気が高いモデル、生産が終了しているモデル、限定品といった希少性の高いモデルを手に入れるという高いハードルをクリアしなければいけません。

仮にもしも資産価値の高いロレックスを手にできたとすれば、コンパクトで保管が容易な投資品であることに加え、為替差を狙った売却で更なる利益を狙えるといった点も享受できるでしょう。

ロレックスの中でも価値が下がりにくいモデル

高騰や資産価値の高まりで注目を集めているロレックスですが、今後の具体性については断言できることはそう多くありません。投資や投機といった話となると、不確実性を抱えるのは仕方がないことでもあります。

しかしこれまでの動向や今後の予想をしっかり知れば「価値が下がりにくいモデル」は把握でき、大失敗するリスクを回避することができます。

リセールバリューを重視したい、ロレックス投資に興味があるという方は参考にしてください。

スポーツモデルは価値が下がりにくい傾向

ロレックスの相場高騰を引き起こしているのは、主にスポーツモデルです。

スポーツモデルは上項の定価が値上がりしているモデルで紹介したものですが、わかりやすく需要や価値の高まりを示しています。

いわば現在のロレックスの主力モデルです。

同時に、大きくロレックス全体の相場変動する時もこれらスポーツモデルの動向に左右されるのですが、長期的な目でみれば今後も価値が下がることは考えにくいです。

ロレックスのスポーツモデルは、ダイビング、登山、レーシングといったプロユース仕様の高機能スペックを備え、男性的でカジュアルな外観が特徴。

相場が上昇しており安定的な価値があるとされるスポーツモデルの一例です。

■コスモグラフデイトナ【Ref.116500、Ref.116520、Ref.16520など】

■サブマリーナ【Ref.116610LN、Ref.116610LV、Ref.16610LV、Ref.114060など】

■シードゥエラー【Ref.16600など】

■GMTマスター【Ref.16700など】

■GMTマスターII【Ref.16710、Ref.116710、126710など】

■エクスプローラーI 【Ref.114270、Ref.214270など】

■エクスプローラーII【Ref.16570など】

■ヨットマスター【Ref.116622など】

デイトジャストは相場変動に強く安定した価値を持つ

スポーツウォッチの高騰が目立つ中、昔から値崩れしにくいモデルがロレックスの顔・デイトジャストです。

ロレックスの相場変動が起こってもデイトジャストだけは価値が下がりにくいとされています。

デイトジャストは現在のトレンドであるスポーツウォッチが世に出てくる遥か昔、1945年に発売されました。

ロレックスの三大発明であるデイトジャスト、オイスターケース、パーペチュアルといった今は基本とされる機構を初めて搭載したドレスウォッチです。

デザインやサイズのバリエーションが豊富なこともありレディース、メンズ、様々な世代に長きに渡り愛され、流行に左右されない不変の価値を持っているのです。

さらにはスポーツウォッチほどの勢いはないものの、近年のロレックス相場高騰に引き上げられるようにデイトジャストも少しずつ相場が上がっています。

スポーツモデルほど高価格でなく流通数がまだ多めなこともあり、比較的手に入れやすいロレックスです。

さらに安定したリセールバリューを持っているので、先々売ることも考えているならおすすめします。

今後ロレックスの価値が下がることはあるのか

定価の値上げ、価格相場の高騰、ロレックス投資など、さまざまなことでロレックスの価値は高まっていることがわかります。

ですが気になるのは、この「右肩上がりの調子がいつまで続くのか?」そして「ここまで上がった価値は下がってしまわないか?」ということ。

現状でわかることを考察します。

「相場の下落=価値が下がる」ではない

相場には確実性というものはなく、流動性があるのが常です。

ロレックスの相場は安定しているとはいえ、これまでに下降や上昇の波を何度も経て今に至ります。

世界情勢の悪化、金融危機、最近でいえばコロナなどのタイミングでロレックスの相場が下がってしまったことがありました。

一時的なトレンドで下がった、上がったと世間では騒がれますが、長期的な目で見ると上昇しています。

ロレックスほどのブランドになれば、短期的な相場の下落は一過性のものにすぎず、ブランドそのものの価値が下がることはありません。

むしろ、危機的な局面を迎えながらここまで価値を高めてきた実績は安心できます。

ロレックスは不動の価値を世界的に認められており、よほどのことがない限りは相場感や数字がブランド価値を左右することはないと思ってよいでしょう。

将来的にはさらに価値が高まることが期待できる

時計の相場は単なる人気度だけでなく、社会情勢や為替といった影響も受けやすいので、時計の売買で損をする、あるいは得をするタイミングは存在します。

それはロレックスに限らず、バーキンでも金でも、伝統的な株式指数においてもそうです。

しかしながらどの投資対象や手段でも、それらがなぜ資産として人気なのかというと、上昇局面で売って利益を出すポテンシャルが限りなく高いからといえます。

今後もロレックスの相場において上がり下がりはもちろんありますが、安売りしないマーケティングに長けているロレックス社、高級時計ブランドとしてトップを走り続けてきた歴史などは今後も明るい未来を想像させます。

モデルによっては購入価格の数倍もの金額で買い取られるケースもあるロレックスですから、そんな想像に夢が膨らむのではないでしょうか。

ロレックスの買取価格上昇中の今が売り時

ウォッチニアン買取専門店ではブランド品や高級腕時計を専門的に買取しています。

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今回紹介したような資産価値の高いモデルはもちろん、国内では需要が少ないモデルや訳ありモデルであっても当社独自のマーケティング網により、業界トップクラスの買取価格をご提示可能です。

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