
「金相場が高騰しているのが気になる」
「金の高騰はいつまで?」
「金を売るタイミングは?」
近年、新型コロナウィルスの影響を受け、金の価格は高騰し続けています。
金を保有する方の中には、売却を検討している方も多いようです。
そんな金の高騰理由や現在状況、さらに金を売り逃さないための今後の予想などを解説します。
目次
金が高騰する理由
市場が不安になり金の買いが高まると、価値が高くなる金。過去の高騰を振り返り、金が上昇する理由を探ります。
市場が不安になると金の買いが高まる
金の高騰は、市場全体が通貨の価値に不安を持つことで起こります。
例えば、コロナショックなどの情勢不安や政治不安などは通貨の価値を下げ、反対に実態のある資産(金)を求める動きが高まるのです。
つまり、実態のある資産である金は通貨の価値が下がるインフレでは相場が上昇し、通貨の価値が上がるデフレでは価値が下落。
世界の基軸通貨はドルであることから、ドルの価値変動が金相場の基準であると考えられているのです。
過去の価格高騰
金の価格高騰は、過去にさまざまなタイミングで起こっています。
1970年代後半の米国では不景気のうえに物価が上昇するスタグフレーションに見舞われました。そして1980年をピークに、金価格は大きく高騰を見せます。
さらに2011年には世界的な経済不況になったリーマンショックが起こります。リーマンショックは世界市場を不安にさせ、通貨が市場に大量投入されるという見方が強まりました。
市場の通貨価値が下がり金の買い傾向が高まったため、金相場が大きく高騰したのです。
現在の価格高騰はパンデミックが影響
2019年から発生した新型コロナウィルスが、現在の価格高騰に大きく影響を与えています。2020年に新型コロナウィルスの感染拡大を受け、国による国債のばら撒きがインフレ懸念とされ、金の価格高騰が起きているのです。
インフレが起こると物価上昇に伴い現金・預金の価値はどんどん下がり、株式や不動産などのインフレに強みのある商品購入が増える傾向に。
ただし、今回のパンデミックでは、不景気が加速し不動産や株式が大きく値上がりするか判断が難しく、金の投資へ集中する動きが増加しています。
金の高騰はいつまで?
金価格が上がりすぎて、一体いつまで高騰が続くのかと思う方も多いでしょう。
2020年から急激に高騰した金相場ですが、2022年は一時的に落ち着き、若干の低迷が見られます。
数年単位ではコロナウィルスの感染状況が落ち着き、市場が安定することで金の価格がガクッと下がる可能性があります。
ただし、あくまでも短期的な視点であり、10年単位の長期保有をするのであれば引き続き高い水準での推移が予想できるでしょう。
2022年から一時的に価格が下がる可能性がありますが、長期で見れば高い相場が期待できます。
金の売り時を逃さないために
金相場が変動するタイミングは、社会情勢が大きく関わっています。アメリカドルの信用が戻ったり、株価が上昇すると金相場は下落する傾向に。
売り時を逃さないためには、相場を日々チェックすることが大切です。
また、世界情勢や経済の変化に敏感になることで、よりタイミング良く金を高く売ることにつながります。
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