リシャールミルはなぜ高いのか?超高級でありながら人気が高い理由

作成日:2018年06月29日
最終更新日:2021年06月15日

リシャール・ミル

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リシャールミルといえば、1,000万円を超える時計を販売していることで有名ですね。

 

リシャールミルが製造するモデルの中には、1億円にも及ぶ時計もあり、一般人の感覚からすると手に取ることは難しいでしょう。

 

しかし、リシャールミルの時計は、こんなにも超高級でありながら、人気が衰えることはありません。

 

そこで、今回はリシャールミルがなぜ高いのか、そして高級でありながら人気が高い理由などについてご紹介します。

リシャールミルとは

まずは、リシャールミルとはどのような時計ブランドなのかをご紹介します。

リシャールミルの沿革や、同ブランドが製造する時計の特徴についてご覧ください。

リシャールミルの沿革

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リシャールミルは、2001年に設立したスイスの時計ブランドです。

 

同ブランドは、自社工場を持たず、創業者のコンセプトに沿って時計を製造してくれる技術者にネジ1本から外注しているのが特徴です。

 

創業者自身は、時計職人や時計に関するデザイナーではないものの、様々なラグジュアリーブランドのマネージャーとして活躍してきた実績を持ちます。

 

リシャールミルは創業からわずか10年程度で大きく成長し、2004年に超軽量なトゥールビヨン、2005年には高度な技術を駆使して作ったスプリットセコンドトゥールビヨンなど、業界の常識を覆すモデルを次々と生み出していきました。

リシャールミルの時計の特徴

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リシャールミルの時計は、素材に徹底的にこだわっています。

同ブランドで使うパーツはすべて最高品質のものを使い、これまでの時計業界では考えられない素材も積極的に使用しているのです。

 

また、リシャールミルの時計は、近未来的な印象で、内部の機構をあえて見せるデザインが魅力的です。

 

リシャールミルは、コンセプトを確立してから時計作りを行うのが特徴です。

そのうえ、コンセプトそのものも他時計ブランドにはないものばかりで、「投げつけても壊れないトゥールビヨン」「F1レース中に装着していても狂わない機械式時計」などで、「エクストリームウォッチ(過激な時計/極端な時計)」をポリシーとしています。

リシャールミルはなぜ高いのか

リシャールミルはなぜ、数千万円、数億円にも及ぶほど高いのでしょうか。

ここからは、リシャールミルが高額な理由について解説します。

最先端素材を使用している

「最先端素材を使用している」のイメージ画像

リシャールミルが高い理由として、まず挙げられるのが「最先端素材」を使用していることです。

 

リシャールミルは、航空機体やF1カーで使う素材を採用しています。

具体的には、「チタン」「カーボン」などを時計に使用しているのです。

 

リシャールミルによる素材へのこだわりは、時計の「軽量化」「高い耐久性」の実現につながっています。

製造数がごくわずか

「製造数がごくわずか」のイメージ画像

リシャールミルの時計は、製造数がごくわずかであることから超高額なのです。

 

リシャールミルの時計は、1本作りあげるまでに、あらゆる手間や時間がかかります。

例えば、ネジ1本の製造で、数十回に及ぶテストが行われるほどです。

 

また、リシャールミルは、モデルごとにムーブメントを開発していますので、すべての時計は文字通り一から製造しています。

 

リシャールミルの時計製造は、様々な手間と長い時間がかかることから、製造に限界があり、結果として希少性が高く高額なのです。

時計作りへのこだわりが強い

「時計作りへのこだわりが強い」のイメージ画像

リシャールミルが高い理由の一つが、「時計作りへのこだわりの強さ」です。

 

同ブランドは、時計に使用する素材や技術、コンセプトに至るまで一切の妥協がありません。

そのうえ、リシャールミルはマーケティングを意識せず、「自社が最高と思える時計作り」を追求し、実現しています。

 

ユーザー層や価格帯などは視野に入れることなく、最高品質の時計を作っていますので、リシャールミルの時計は高額なのです。

リシャールミルが高額でありながら人気を集める理由

「リシャールミルが高額でありながら人気を集める理由」のイメージ画像

リシャールミルは、数ある高級時計ブランドの中でも、とても高額な時計を作っています。

数千万円を超えるモデルが多い時計ブランドでありながら、高い人気を維持し続けている理由は何なのでしょうか。

独自の戦略を成功させている

リシャールミルが、高額でありながら人気を集める理由は「独自の戦略を成功させていること」です。

 

同ブランドでは、「正規認定中古制度」という独自の制度を設けています。

リシャールミルが買い取った中古品には、専用の認定書もしくは証明書が付属します。

 

中古品であっても、リシャールミル認定であれば安心感を得られることから、同ブランドの人気は高いのです。

実用性が高い

リシャールミルの時計は実用性が高いことから、高額であっても人気を集めています。

 

同ブランドの時計は、軽くて丈夫、さらにゴルフのスイングスピードを測定できたり、投げても壊れないなど、実用性の高さが特徴です。

 

リシャールミルは、超高級な腕時計でありながら、日常使いに耐える実用性も持ち合わせているのです。

耐久性が高い

リシャールミルが高額でありながら、人気を集める理由の一つが「耐久性の高さ」です。

 

リシャールミルは、数十にも及ぶ耐久テストに合格したパーツのみを使用しています。

最終的には、組み立てた時計を金属ハンマーで弾き飛ばすなどのテストをし、耐久性の高さを追求しているのです。

 

リシャールミルに使用する時計のネジは、1本100ドル以上ともいわれ、使用素材の耐久性にもこだわっているのです。

縁起が良いといわれる

「縁起が良いといわれる」のイメージ画像

リシャールミルが高額な時計ブランドであっても、高い人気を維持し続けているのは「縁起が良い」といわれていることが関係しています。

 

リシャールミルの時計は、有名アスリートたちが優勝した際に身につけていたことも多くあります。

 

例えば、プロテニス選手である「ラファエル・ナダル」が全仏オープンで優勝したときや、陸上選手の「ウェイド・バンニーキルク」が世界新記録を出したとき、腕にはリシャールミルの時計がありました。

トゥールビヨンを実用化させたブランドだから

リシャールミルが高額な時計ブランドでありながら、人気を博し続けている理由は「トゥールビヨンを実用化させたブランドだから」です。

 

トゥールビヨンとは、機械式時計に用いる装置のことです。

 

機械式時計はゼンマイで駆動しますが、懐中時計や腕時計では一定の角度を保てず、ゼンマイが正常に動かないことがありました。

ゼンマイをどのような状態でもうまく伸縮させるのに欠かせないのは「重力の分散」で、これを実現するのが「トゥールビヨン」なのです。

 

リシャールミルは、優れた耐久性と正確性を備えたトゥールビヨンを開発し、実用化することに成功しました。

リシャールミルの代表モデル

リシャールミルには、いくつか代表モデルがあります。

同ブランドの顔となっている、代表モデルについて見ていきましょう。

リシャールミル RM11-02

「リシャールミル RM11-02」のイメージ画像

出典元:https://gentamatsu.jp/watch/brand.php?brand=65

リシャールミルの代表モデルとして、必ずご紹介しなければならないのは「リシャールミル RM11-02」でしょう。

RM11-02は発売開始から息が長く、ベーシックモデルに加え、2016年にはカラーリングを変更した「ル・マン・クラシック限定モデル」が、2017年には「JAPAN BLUEモデル(日本限定)」が販売されるほど人気の高いものです。

 

同モデルはチタン素材を採用していますので、ケースの直径が50mmと大きめでありながら、重量はわずか118gと超軽量な時計です。

 

また、ボタン一つで操作できるGMT機能(2都市の時間表示)や、ストップウォッチ機能、アニュアルカレンダー(年次カレンダー)などを搭載しています。

 

ちなみに、同モデルは2017年秋に発売されたもので、定価は2,008万8,000円です。

リシャールミル RM029 ジャパンレッド RM029JAPANRED

「リシャールミル RM029 ジャパンレッド RM029JAPANRED」のイメージ画像

画像引用 楽天市場

リシャールミルのうち、特に日本で人気が高いのが「リシャールミル RM029 ジャパンレッド RM029JAPANRED」です。

 

同モデルは、チタンとセラミックを採用した時計で、日本向けに限定生産されました。

「リシャールミル RM029 ジャパンレッド RM029JAPANRED」は、ベゼル(ガラス周りを覆うもの)及びケースバック(裏ブタ)に「TZPブラックセラミックス」という最先端素材を使用しています。

 

さらに、可変慣性モーメントローターを搭載していますので、使用者の運動量に合わせて自動巻き上げ効率を調整します。

 

同モデルの定価は、1,134万円です。

リシャールミル オートマティック ラファエル ナダル RM035-02

リシャールミルの時計のうち、ブランドアンバサダー用モデルのひとつが、「リシャールミル オートマティック ラファエル ナダル RM035-02」です。

リシャールミルがテニスプレイヤーであるラファエル・ナダル氏のために開発したもので、堅牢無比なところが機械式時計ファンの心をつかんでいます。

 

同モデルは、カーボン素材を採用した、わずか70gの時計です。

 

同モデルは50m防水であるうえ、5,000Gの加速に耐えられるスペックです。

また、一度ゼンマイを巻き上げたら約55時間動き続けてくれる特徴を持っています。

 

ちなみに、「リシャールミル オートマティック ラファエル ナダル RM035-02」定価は1,695万6,000円です。

リシャールミル RM010 AH RG

「リシャールミル RM010 AH RG」のイメージ画像

画像引用 amazon.co.jp

リシャールミルの時計のうち、多くの人に好まれるのが「リシャールミル RM010 AH RG」です。

リシャールミル独特のダイナミックさを少々抑え気味にしていますので、とのような方でも手に取りやすいところが特徴です。

 

同モデルはリシャールミルの時計において非常にベーシックな機能を備えていて、50m防水、自動巻きです。

ベルトはラバー製なので、スポーツ時にも、カジュアルな装いにもマッチします。

 

「リシャールミル RM010 AH RG」は、リシャールミルでは珍しい「ローズゴールド」を使用しています。

 

また、ゴールドを使用していながら、重さはわずか151gですのでデイリーユースしやすいのが魅力です。

 

なお、同モデルの定価は1,026万円です。

リシャールミル オートマティック ダイバーズ RM028

「リシャールミル オートマティック ダイバーズ RM028」のイメージ画像

出典元:http://www.richardmille.jp/collections/sport/

リシャールミルのダイバーズウォッチの代表といえば「リシャールミル オートマティック ダイバーズ RM028」でしょう。

 

同モデルはチタン素材を採用した3層構造ケースが特徴で、300m防水です。

ダイバーズウォッチとしては、見た目も斬新かつ個性的で、注目を集めています。

 

さらに、「リシャールミル オートマティック ダイバーズ RM028」は、ケースサイズが47mmと比較的大きな時計です。

それでも、全重量はわずか122gですので、普段使いとして取り入れやすいでしょう。

 

同モデルの定価は798万円と、リシャールミルの中では比較的安価です。

リシャールミル バッバワトソン RM055

「リシャールミル バッバワトソン RM055」のイメージ画像

出典元:http://www.richardmille.jp/watch/RM-055_ATZ_TI.html

リシャールミルを愛用していたゴルフプレイヤーのために作られたのが「リシャールミル バッバワトソン RM055」です。

バッバ・ワトソン氏は、もともとリシャールミル「RM038」を着用していました。

そのデザイン性を踏襲しつつ、同氏のためにリシャールミルがデザインしなおしたこのが「リシャールミル バッバワトソン RM055」で、衝撃に強い点が腕時計好きに受け入れられています。

 

同モデルのケースには、ホワイトラバー加工が施されたチタン素材を使用しています。

また、ベゼルには頑丈かつ硬い新素材「ATZ(強化セラミックス)」を採用しています。

 

なお、同モデルの駆動方式は「手巻き」ですし、リシャールミルの時計らしく内部構造を十分堪能できる作りですので、愛着を持って身に着けたい方におすすめです。

 

同モデルの定価は、1,296万円です。

リシャールミル オートマチック ラウンド エクストラフラット RM033

「リシャールミル オートマチック ラウンド エクストラフラット RM033」のイメージ画像

出典元:http://www.richardmille.jp/watch/RM-033_RG.html

リシャールミルのものづくりの姿勢を体現しているのが、「リシャールミル オートマチック ラウンド エクストラフラット RM033」です。

リシャールミルの時計の中では比較的小さなケースに、精密な機構がぎっしりと詰まっていて、機械式時計を愛してやまない人の心をがっちりと捉えています。

 

同モデルは、マイクロローター機構を採用した時計で、小さいローターでありながらも巻き上げ効率を確保できているのが特徴です。

 

また、マイクロローターの素材はプラチナを採用していて、自動巻きモデルであるにもかかわらず、ケースの厚さはわずか6.3mmです。

さらに、全重量もわずか66gしかありません。

 

同モデルの定価は1,166万4,000円です。

リシャールミルを買う際の注意点

「リシャールミルを買う際の注意点」のイメージ画像

リシャールミルを購入する場合は、「偽物」に注意してください。

 

中古市場では、リシャールミルの偽物が流通していることがありますので、慎重に見極めて購入しなければなりません。

 

特に、ネットオークションやフリマサイトでは、偽物のリシャールミルが高額な価格で販売されていることがあります。

 

リシャールミルを購入する際には、保証書や証明書などを確認し、本物であるかをチェックしましょう。

 

また、リシャールミルを購入する際は、新品にこだわらずに探すことをおすすめします。

同ブランドの時計は、構造や素材などが高品質ですので、仮に中古であってもメンテナンス次第で新品と同じように使用できるのです。

 

ちなみに、投資としてリシャールミルを購入する場合、新品・中古品どちらで買っても、売却時の買取金額は大差ありません。

リシャールミルを投資対象とするなら、比較的安価で購入できる「中古品」を狙うと良いでしょう。

 

当然のことながら、ブランド品の買取や販売に長けたお店を利用すると、偽物を買ってしまうリスクを減らせます。

リシャールミルを売る際の注意点

「リシャールミルを売る際の注意点」のイメージ画像

リシャールミルを売る際には、必ず相見積もりをしてください。

 

リシャールミルは基本的に高額で売却できますが、買取店によって査定額に差があります。

 

例えば、リシャールミルに関する知識が浅いお店の場合、相場よりも大幅に低い価格を提示されてしまうことがあります。

 

リシャールミルを高額で売るためにも、複数の買取店に見積もりを依頼し、それぞれの査定額を比較してください。

その際、最も高額な買取額を提示したお店を売却先として選びましょう。

 

また、リシャールミルを買取店に売却する前に、フリマサイトやオークションサイトで相場を確認しておくと、妥当な買取金額をイメージしやすくなり、損をするリスクが少なくなります。

まとめ

今回は、リシャールミルが高い理由や、人気の理由、代表モデル、売買時の注意点についてご紹介しました。

 

リシャールミルは、「最高品質を追求した超高額なモデル」を数多く生み出している時計ブランドです。

 

時計が好きな方や、リシャールミルに興味がある方は、今回ご紹介した内容をぜひ覚えておいてください。

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