プラチナの買い時とは?お買い得な時期や資産価値について

作成日:2020年06月02日
最終更新日:2021年06月15日

プラチナ

プラチナ

 

プラチナはジュエリーとしてだけでなく、投資資産としても人気の貴金属です。

 

その相場価格は国際的な取引を通じて変動しますが、買い時はいったいいつごろなのでしょうか。

 

そこで今回は、プラチナの資産価値や買い時情報についてわかりやすく解説します。リスクヘッジとして現物資産への投資をお考えの方は、ぜひ参考にしてください。

プラチナは買い時|新型コロナウイルスの影響で相場下落気味

プラチナの市場価格は、2020年の新型コロナウイルスの流行による株価の急落を受けて下落を続けています。

 

過去には2008年のリーマンショックのときにも記録的な落ち込みを経験しましたが、今回の下げ幅は当時を上回っています。2008年の最安値は732.50ドルでしたが、2020年には500ドル台を記録しました。

 

新型コロナウイルスによる景気の悪化は、世界の産出量の約7割を占める南アフリカにも影響を及ぼし、プラチナ価格の押し下げ要因となっています。南アの通貨ランドが下落したことによってプラチナの増産が見込まれるものの、世界的なプラチナの需要減少により価格は下がったままの状態を維持しています。

ウイルスが終息すれば急反発する可能性あり

「ウイルスが終息すれば急反発する可能性あり」のイメージ画像

新型コロナウイルスのパンデミックへの対処として、アメリカでは米連邦準備理事会(FRB)が緊急利下げを発表しました。

 

これに同調して、各国の中央銀行も金融緩和へと舵を切っています。新型肺炎の流行の終息が視野に入れば、株価とともに急反発する可能性も見込めます。

最近のプラチナ相場の変動

「最近のプラチナ相場の変動」のイメージ画像

プラチナ相場の下落は、実際には新型コロナショック以前から始まっていました。とくに金との関連では、2015年以降プラチナ価格が金価格を下回る「逆転現象」が続いています。地球上に存在する量ではプラチナの方が金より圧倒的に少なく、希少価値が高いにもかかわらず、価格では金>プラチナという状態が常態化しているのです。

 

2020年に入ってから2月までは、先述のランド安によって供給過剰となる見込みがあったこともあり、プラチナ価格はいくらか回復傾向にありました。ですが、新型コロナウイルスの流行に合わせて再び大きく下降しています。

プラチナの需要は約40%がディーゼル車向け

プラチナは投資やジュエリー素材として人気の貴金属ですが、実は産出量の約6割が工業用に使われています。

 

とくに全消費量の約4割が、ディーゼルエンジンの排ガス浄化装置の触媒に利用されているのです。2015年にプラチナ価格が急落した背景には、同年のドイツ・フォルクスワーゲンによるディーゼル車の排気ガスデータ不正問題があります。問題の発覚以降、ヨーロッパを中心にディーゼル車の製造・販売が低迷し、プラチナの工業需要も低下しました。

 

ただし、実際には2015年以降も、排ガス浄化触媒としてのプラチナ需要は横ばいだったといわれています。フォルクスワーゲンの不正問題はプラチナ価格の下落においては風評被害であったという見方も強く、本当の主要因は中国でのジュエリー需要の低下にあるとする見解も有力です。

金市場は逆に上昇傾向にある

「金市場は逆に上昇傾向にある」のイメージ画像

プラチナとは逆に、新型コロナウイルス流行によって値を上げているのが金です。5月には東京商品取引所における先物の指標価格が、国内初となる1gあたり6,000円の大台を突破しました。

 

金は古くから洋の東西を問わず通貨として使われてきた貴金属であり、万国共通の価値を有しています。株式や債券などと異なり金自体に価値と信用があるため、世界情勢が不安定なるほど、安全資産として人気が高まる傾向があります。
現物そのものに価値があるという点では、プラチナも同じ貴金属資産です。

 

ただし、プラチナはこれまで述べてきたようにその多くが工業用であり、需給関係が景気の動向に大きく左右されます。

 

一方の金はほとんどが資産および宝飾品用であり、景気と連動する株価や通貨に対するリスクヘッジとしてはたらきます。生産量が1国に依存していないという点も、金価格の安定要素の1つです。

 

こうした違いから、新型コロナウイルスの流行によって幕を開けた2020年では、プラチナ価格が下落し、金価格は上昇するという逆転現象が進行しています。

金は「売り時」プラチナは「買い時」

「金は「売り時」プラチナは「買い時」」のイメージ画像

以上の点から、金は売り時でプラチナは買い時であるということがわかります。

 

もしプラチナが無価値になってしまうのであれば、下落が続くプラチナの購入にはリスクがあります。ですが、プラチナも金と同じくそれ価値がゼロになるということはありません。新型コロナウイルスの終息後には再び上昇に転じる要素もみられるため、リスク回避の現物資産として手元に置いておく価値は十分にあるといえるでしょう。

 

プラチナの値動きについては、以下弊社の「金・プラチナ相場」ページをご確認ください。

 

弊社では、その日の相場価格に基づいてプラチナや金の売買を行っています。

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