ピンクゴールドのジュエリーを自宅で手入れする方法

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金・プラチナ

ピンクゴールドとは、ゴールドをベースとしたアクセサリーのカラーのひとつです。


名前の通り赤みの強いカラーで、可愛らしさを感じさせるとともに多くの日本人の肌に馴染むことから人気を集めています。


その一方で、さまざまな要因から変色しやすいという性質があり、手入れについて悩んでいる人も多いのではないでしょうか。

ピンクゴールドのジュエリーが変色してしまったときの対策や、日頃のお手入れ方法について紹介します。

ピンクゴールドが変色したり黒ずむ理由

ピンクゴールドのアクセサリーは、もともと美しい輝きを放っていますが、時間の経過とともに色が変わってしまい黒ずんでくることがあります。

本来の輝きが失われてしまえば、ジュエリーとしての魅力も半減してしまうでしょう。

変色するのは、金以外の金属が含まれているから

ピンクゴールドのジュエリーが変色したり黒ずんだりする原因は、含まれている金属成分が原因です。

18金(K18)のピンクゴールドのジュエリーには、ゴールド(純金)が75%、そのほか銅やパラジウムなどの金属が25%の割合で使われています。ピンクゴールドは、赤みがかった色合いを出すために特に銅の割合が多いのが特徴です。

銅は身近なものにも使われている金属で、代表的なものとしては10円硬貨があります。美しい赤褐色でピカピカと輝いている、新しく発行された10円硬貨を目にしたことがある人は多いのではないでしょうか。しかし、作られてから年月の経っている10円硬貨は輝きが失われ、黒っぽく見えますこれは、銅が酸化することによって黒く変色するという性質を持っているためです。

金属は酸化しやすいものとしにくいものがあり、銅は鉄ほどではありませんが酸化しやすい性質を持っています。

その一方で、ゴールド(純金)は酸化しません

古代エジプト時代に作られたファラオのマスクが、数千年を経た現在でも輝いているのはそのためです。つまり、銅成分の変色がピンクゴールドの変色の原因となっているというわけです。

ピンクゴールドの輝きを取り戻す手入れ手順

ピンクゴールドのジュエリーの色が変わってしまった、輝きが鈍くなったというときは、自力でお手入れすることである程度は元の美しさを取り戻すことができます。


ピンクゴールドのお手入れ方法についてご紹介します。

1.水洗いをする

まずは目に見えるホコリやゴミを落とすために、アクセサリーを水洗いします。

2.専用のクリーナーか中性洗剤に浸す

水で汚れを落としたら、浸け置きするタイプの専用クリーナー、もしくは中性洗剤を溶かしたぬるま湯に5分程度浸します。

このとき、スポンジなどでゴシゴシと擦るのはやめましょう。

細かな傷が付いてしまう可能性があります。


ただし、宝石があしらわれているタイプのアクセサリーには、洗剤やクリーナーを使えないものがあります。

洗剤に浸してはいけない宝石は、エメラルドやラピスラズリなどです。

宝石のついたアクセサリーの手入れ方法は、購入店や専門店に確認したほうがいいでしょう。


また、シルバーアクセサリーの洗浄によく使われる重曹は、銅を変色させてしまう性質があるため、使わないようにします。

3.柔らかい布で磨きながら拭き取る

表面を傷つけないために、クロスなどの柔らかい布を使って磨き上げます。

4.もう一度水洗いをして完了

最後にもう一度水洗いし、残っている洗剤を洗い流します。

水洗い後には水分をしっかりとふき取り乾かしましょう。

ピンクゴールドの黒ずみや変色を予防する方法

ピンクゴールドのジュエリーの変色を予防し、美しく保つには、含まれている銅を変質させないことが重要になってきます。日頃のお手入れとして小まめに汚れを拭き取り、保管の際はケースに入れて、外気や直射日光になるべく触れさせないようにするといいでしょう。

濡れたままで放置するのも、酸化を早めてしまうためよくありません。また、温泉も成分によっては黒ずみの原因となり得ます。

もしも結婚指輪などで常に身に着けていたい場合は、購入した店舗で身に着けたまま温泉に入っても問題ないかどうかをあらかじめ確認しておくといいでしょう。少しでもリスクを避けたいのであれば、外しておいたほうが安心できます。


その他、銅は熱することでも色が変わります。うっかりコンロの火に近づけてしまった、などということがないよう、取り扱いには十分に注意しましょう。


さらに、日常的に使う機会の多い漂白剤なども変色の原因となり得ます。掃除をするときは外すなどの対策をとりましょう。

それでも変色しているなら購入店舗でアフターサービスを利用しよう

さまざまな方法を試してみたものの効果が見られないときや、結婚指輪など大切なジュエリーを自分でメンテナンスするのが不安なときは、購入したジュエリーショップに相談するのが確実です。

ジュエリーの状態に合わせて最適なメンテナンスを施してもらえます。

ピンクゴールドは、赤みを出すために銅が多く含まれているものですので、時間経過による変色・変質を完全に避けることはできません。

デリケートなジュエリーであることを念頭に置いて、汚れはすぐに拭き取るなど小まめなお手入れを欠かさないことが大切です。

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ピンクゴールドのお手入れについてお話いたしました。

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