パテックフィリップはなぜ高い? 世界三大ブランドが特別な理由

作成日:2022年03月04日
最終更新日:2022年03月04日

パテックフィリップ

パテックフィリップ

 

世界三大ブランドのひとつであるパテックフィリップは言わずと知れた高級時計ブランド。

 

上を見ると数千万円もの高価格な時計を取り扱い、リセールが安定して高いといったことなどで、世界的に価値の高さが認知されています。

 

「パテックフィリップはなぜ高い?」

「パテックフィリップの特徴は?」

「パテックフィリップで価格高騰するモデルは?」

 

この記事ではそんな疑問を持つ方に向けて、パテックフィリップの特徴を知り、価値が高い理由や人気モデルを詳しく紹介します。

パテックフィリップの価値を高める最高峰の品質と技術力

まずは価格の高さに迫る前に、パテックフィリップの価値を決める最高峰の品質と技術力について解説します。

世界三大ブランドのひとつ

「世界三大ブランドのひとつ」のイメージ画像

パテックフィリップは、時計業界における世界三大ブランドのひとつです。世界三大ブランドとは、【パテックフィリップ】【オーデマ ピゲ】【ヴァシュロン・コンスタンタン】のこと。

他のブランドとは一線を画す格式の高さで、「雲上ブランド」と称されることもあります。

1839年に創業したパテックフィリップも、約180年続く老舗ブランドです。世界基準の高品質と、長い歴史のなかで培われた確かな技術力から生まれる数々の名作は、世界中の愛好家を虜にし続けています。

自社で製造するマニファクチュールブランド

「自社で製造するマニファクチュールブランド」のイメージ画像

パテックフィリップは、時計業界でも数少ない、製造の工程をすべて自社でまかなう「マニファクチュールブランド」です。

さらに、ほかのマニファクチュールブランドが実現できないコンプリケーション(複雑機構)の製造を可能としています。製作が困難とされるコンプリケーションを、長年に渡り継承していることは、大きな特徴のひとつと言えるでしょう。

コンプリケーションモデルで有名な機能のひとつが、時計の動きを行いながらカレンダーを自動調整する「永久カレンダー」。現在でもその技術力を世界が認めており、永久カレンダーのエキスパートとして認知されています。

時計の確固たる技術力は右に出るものはいないかもしれません。

高品質の素材を厳選

「高品質の素材を厳選」のイメージ画像

最高品質の素材が使用されるパテックフィリップでは、アクアノートとノーチラスを除き、ほとんどの全モデルがゴールドもしくはプラチナのラインナップがあります。

他社にマネできないほど丁寧に研磨されたステンレススチール、装飾のダイヤモンドにはカラーをD〜F、内包物のないクラリティを使用するなど、品質管理を徹底

基準値が高すぎるがゆえにダイヤモンドを揃えられず、製作に取り掛かれない場面があるなど、その強いこだわりがうかがえます。

永久修理に対応

「永久修理に対応」のイメージ画像

パテックフィリップに価値が付く理由のひとつが、永久修理への対応。どんなに古いモデルも修理によって長く使えるため、価値が下がりにくくなっているのです。

なお永久修理を可能としているのは、過去に時計の製造で使われた工具や工作機械などを、廃棄せずにパテックフィリップが保管しているから。長期保有できる体制が、パテックフィリップの強みと言えます。

修理保証の期限が限られているブランドが多いなか、パテックフィリップの永久的アフターフォローは信頼性が高く、長く愛用される時計としての風格が感じられます。

入手難易度の高さがパテックフィリップの価格を押し上げる

ブランドの品格と、入手の難しさがパテックフィリップの価格を押し上げている理由。ここでは、パテックフィリップの価値について詳しく紹介します。

大量生産ができない

パテックフィリップは、最高品質を顧客へ提供するために、素材や装飾品、自社製造にこだわっているため、大量生産ができない時計です。

大量生産ができない反面、品質の高さやレア度から世界でファンが増加し、しばらく品薄の状態が続いています。需要と供給のバランスが崩れているため、価格が大きく上昇しているのです。

定価と市場価格で異なる

需要が高いパテックフィリップは、販売数が少なく品切れが続いているため、定価の販売額に対し中古市場価格が大きく値上がりを見せています。

一部、中古の販売価格が定価の2倍以上で設定されているモデルもあるほど。人気モデルは定価での購入が難しく、全国30か所ある正規店においても購入予約は常に満員となっています。

「ノーチラス」と「アクアノート」の価格高騰

「「ノーチラス」と「アクアノート」の価格高騰」のイメージ画像

出典:パテックフィリップ公式サイト

左:ノーチラス 5712/1A-001、右:アクアノート 5167A

 

パテックフィリップのなかでとくに価格高騰が目立つのが、スポーツモデルである「ノーチラス」「アクアノート」です。定価の2倍以上という破格の値上がりを見せるモデルもあります。

なぜそこまで価格が上がっているかと言うと、年間1,000本ほどと限られた本数しか生産されず、世界の需要に追いついていないから。

さらにノーチラスにおいては独特なデザイン性と、12ケースの薄さを実現したうえに12気圧防水を備える「5711/1A」を展開するなど、高品質でありながら機能面も最高クラス。

パテックフィリップが持つ権威性も注目されており、今後も高い需要が維持されるでしょう。

高値で落札されたパテックフィリップ

長いパテックフィリップの歴史のなかで、ケタ違いの価格で落札されたモデルが存在します。

 

  • ●グランドコンプリケーション 5208P
  • ●スカイムーントゥールビヨン 6002G
  • ●グランドマスター・チャイム 5175R-001

 

それぞれいくらで取引されたのか、くわしく見ていきましょう。

グランドコンプリケーション 5208P

「グランドコンプリケーション 5208P」のイメージ画像

出典:Hodinkee

 

グランドコンプリケーション 5208Pは、1.3億円で取引されました。

「グランドコンプリケーション」とあるように、コンプリケーションを多数搭載した高品質なモデルとして価値が高騰しました。またプーチン大統領が所有していたことでも有名です。

スカイムーントゥールビヨン 6002G

「スカイムーントゥールビヨン 6002G」のイメージ画像

出典:ビジュピコ

 

スカイムーントゥールビヨン 6002Gは、1.5億円で取引されました。

とくに印象的なのは、裏蓋に天空星座図の表示機能が搭載されており、ダブルフェイスウォッチとして珍しい工夫がほどこされているところ。

高級感漂う刻印がケースやベゼルに施され、統一感あるデザインです。

グランドマスター・チャイム 5175R-001

「グランドマスター・チャイム 5175R-001」のイメージ画像

出典:パテックフィリップ公式サイト

 

グランドマスター・チャイム 5175R-001は、3億円で取引されました。

20以上の機能を搭載する同モデルは、世界でもっとも複雑とされる腕時計です。素材には18金ローズゴールドを使用し、希少なモデルとして億超えのパテックフィリップとして有名です。

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