セリーヌのヴィンテージ「オールドセリーヌ」とは?買取相場や価値について解説

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ブランドバッグ

ラゲージやトラペーズなど都会的で洗練されたアイテムが揃うセリーヌ。

そんなセリーヌのアイテムで人気を集めている「オールドセリーヌ」を聞いたことがあるでしょうか。

現在は生産されておらず、その価値は中古市場で高まっています。

セリーヌ製品を多く買取しているウォッチニアン買取専門店が、オールドセリーヌの価値や相場について詳しく解説します。

セリーヌの昔のバッグをお持ちの方、オールドセリーヌに興味がある方はぜひご覧ください。

オールドセリーヌとは?

巷で人気のオールドセリーヌですが、通常のセリーヌ製品との違いは一体何なのでしょうか。

オールドセリーヌの特徴やその価値について解説します。

マカダム柄や馬車モチーフを中心としたヴィンテージもの

オールドセリーヌとはいわばセリーヌのヴィンテージ品です。

1980年代後半にルイヴィトングループの傘下に入ったセリーヌですが、それ以前に作られ今ではないデザインやモチーフをもつオールドセリーヌが今になって再評価され人気を集めているのです。

現行品にはあまりないかつての馬車モチーフや、Cマカダムといってお馴染みのモノグラム柄のマカダム(ブラゾンともいう)とは違ったデザインなどが挙げられます。

モノグラム柄のマカダムは2008年にフィービーファイロがデザイナーに就任してからほぼ生産されなくなりました。

またCマカダムにおいては、数十年前のオールドセリーヌにしかないデザインです。

マカダムというセリーヌ定番とされるデザインも、年代によってさまざまな特徴があります。

ブランドの刷新、デザイナーの交代、トレンドの流れなどで、このようにデザインが時代とともに廃止になったり大きく変わってしまうのはよくあることです。

しかし近年はオールドセリーヌのように、あえてレトロ感のある昔のブランド品を好むヴィンテージブームが若い世代を中心に起きています。

希少性があり価値が高い

オールドセリーヌは昔ならではのデザイン性だけでなく、今は生産されていないプレミア感や一点ものに近い価値を持っています。

特にCマカダム、模様が立体的で高級に見えるジャガード織り、60年代の馬車モチーフやロゴがデザインされた製品などは希少価値が高いようです。

定番のロゴやアイコンなどは大衆受けしやすいですが、ありきたりなブランド品を好まない人にとってはオールドセリーヌは周りと被りにくいのもポイント。

セリーヌはここ10年ほどのラゲージやトリオなどの大ヒット作によって、ブランド自体の人気も以前に比べて増しました。

このようにセリーヌの認知度やブランド価値は高まっており、埋もれていたオールドセリーヌもここ数年で再評価されるに至ったのです。

オールドセリーヌはどこで買える?

オールドセリーヌはすべて生産終了したヴィンテージ品なので、当然正規店で手に入れることはできません。

出回っているのは中古市場のみとなり、中古品販売をしている実店舗やオンラインショップで購入する方が多いです。

中古のブランド品を取り扱っているお店でもオールドセリーヌの在庫が常にあるとは限らないので、巡り合うには運もあります。

セリーヌは近年のヴィンテージブーム、オールドセリーヌが話題となったことを受け、過去のデザインを再解釈したアイテムも新作として発売されるようになりました。

オールドセリーヌといえばマカダムですが、このマカダムにとてもよく似た新たなラインが「トリオンフ」です。

トリオンフは1970年代、創業者のセリーヌ・ヴィピアナがパリの凱旋門の鎖をモチーフにして作られたデザイン。

かつてのブランドアイコンであるトリオンフを、現ディレクターのエディ・スリマンが2019年に蘇らせ新ラインとして誕生したのです。

パッと見た感じは正にマカダムでありオールドセリーヌかと思わせられるほど。

また70年代、80年代のオールドセリーヌに多いデザインのゴールド金具もトリオンフによく取り入れられています。

大きなセリーヌのロゴプリントをあしらうなど、トリオンフは現代風のテイストもしっかり感じられます。

正真正銘のヴィンテージにこだわる人はオールドセリーヌを求めると思いますが、ヴィンテージっぽさと今のトレンドが融合したトリオンフも人気が高いです。

中古ブランド販売店では、オールドセリーヌやヴィンテージのエッセンスを取り入れたトリオンフのような現行品もオールドセリーヌと呼んでいることがあります。

オールドセリーヌの買取相場について

オールドセリーヌの人気や価値の高さは間違いありません。

買取市場では需要の高まりとともに、買取相場がここ数年で上がっています。

商品によっては、セリーヌの平均買取相場よりもオールドセリーヌの方が高額買取になるなんてこともあり得ます。

使っていないオールドセリーヌがある方は以前より高く売れる可能性があるかもしれません。

気になる買取価格は?

オールドセリーヌの買取相場はここ数年で上昇しているものの、デザインやディティールによっても価格は異なります。

またヴィンテージ品ということで経年劣化や傷みなどが出やすくもあり、状態が査定に大きく影響します。

オールドセリーヌではバッグが人気で、バッグ全体の買取相場は数千円から80,000円ほどです。

ブームになる前は、1,000円、2,000円ほどの買取価格しか付かないことが多かったですが、現在は倍以上の買取相場となりました。

中でも、特に希少なCマカダム、留め具に馬車モチーフやサークル金具のものは高く買取される傾向です。

また素材として少ないレザー、ジャガード織りの生地のものも高価買取されるでしょう。

オールドセリーヌの買取価格はお店によっても差が出やすい

ブランド品を買取しているお店は、大手のブランド買取店、大手リサイクルショップ、個人の質屋など全国各地に多くあります。

ほとんどのお店でオールドセリーヌを買取ってくれるでしょう。

知っていたほうがよいこととして、オールドセリーヌはどこのお店で売るかで買取価格に差が出やすく、価値を大幅に上回った安い査定になるケースもあり得ます。

ルイヴィトンやグッチなどのメジャーなブランドでも当然お店による価格差はありますが、こういったブランドは買取件数が多いうえに商品や相場について把握しやすいため、査定の難易度は高くありません。

しかしオールドセリーヌというジャンルはブランド買取においてかなりマイナーであり、買取査定に必要なデータや実績、査定士の知識が不足しているお店が多く、そういった場合は適正査定ができないからです。

またネット上で個人間売買できるフリマ、オークションでもオールドセリーヌは多く取引されていますが、こちらも慎重になるべきでしょう。

オールドセリーヌの本来の価値をしっかり見極めてもらうには、専門的な知識や最新相場の把握に加え、その先のセールスルートを豊富に持つ買取店がおすすめです。

オールドセリーヌだけじゃない!旧ロゴにも価値あり

オールドセリーヌだけでなく、他の生産終了した商品でも高い価値を持つものがあります。

そのひとつで最近注目されているのが、セリーヌの旧ロゴがデザインされたアイテムです。

ブランドロゴは人にブランドを認知されるためのものであるのに加え、ステータス性やデザイン性といった点でも多くの人を惹き付ける価値を持ちます。

第二のバーキンと呼ばれるほどの人気作ラゲージなどを生み出しセリーヌを再建したといわれるデザイナー、フィービー・ファイロ時代(2008年~2018年)の製品はセリーヌの旧ロゴ期とされ、買取市場で高値で取引されることがあります。

エディ・スリマンが2018年にデザイナーに就任してからは、書体をよりはっきり太く、「E」の上にあったアクセントをなくして、よりシンプルな印象の新ロゴに変更されました。

旧ロゴ、新ロゴどちらも魅力がありますが、旧ロゴの雰囲気が好きだった人は中古でわざわざ探すことがあるようです。

ロゴの変更はここ数年のことなので旧ロゴ体のセリーヌ製品は多く中古市場に出回っていますが、今後は少しずつ流通量が減ってきて、さらに旧ロゴの価値が高まる可能性も考えられます。

お持ちのセリーヌ製品を売る時はぜひロゴのチェックもしてみてください。

オールセリーヌ、昔のセリーヌ製品を高く売るならお任せください

スタイリッシュでクールなデザインが特徴的なセリーヌですが、その印象とはまったく異なるオールドセリーヌについて詳しく解説しました。

ヴィンテージだからこその魅力や価値が再評価され、オールドセリーヌの買取相場は上がっています。

弊社ではオールドセリーヌを始め、古いセリーヌ製品、新作など全アイテムを強化買取中です。

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