【老舗高級レザーブランド】ロエベの歴史とその魅力に迫る

作成日:2020年04月16日
最終更新日:2020年05月05日

ロエベ

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ロエベ(Loewe)は、高級レザーアイテムを取り扱うスペイン発のハイブランドです。

 

創業1846年と歴史は古く、1996年からはルイ・ヴィトンなどに代表されるLVMHグループに属しています。

 

特にバッグの取り扱いが多く、中でもアマソナはブランドの象徴とも言えるほどの根強い人気を誇ります。

 

今回は、小さな皮革工房からスタートしたロエベが、世界をリードするファッションブランドになるまでの軌跡をお届けいたします。

「1846年 ロエベのルーツ」

「「1846年 ロエベのルーツ」」のイメージ画像

1846年にマドリード市内のロボ通り(現在のエチェガライ通り)で、ロエベのルーツとなる皮革工房がスペインの職人数名によって開かれます。

当時はレザーケースやバッグ、財布や葉巻入れなど、レザー製品のみを扱っていました。

1872年、ドイツの職人であったエンリケ・ロエベ・レスベルグが、マドリードへ訪れてこの皮革工房を見学します。

その際、職人達の技術と品質や素材の高さに感銘を受け、工房で働くことを決めたことが、ロエベ誕生のきっかけです。

「1892年 ロエベの誕生」

「「1892年 ロエベの誕生」」のイメージ画像

その後、エンリケ・ロエベ・レスベルグはマドリード市内に住むムンタニョラ家の子女と婚姻を結び、資金援助を受けることになりました。

工房の製品はマドリードの貴族に気に入られるようになり、徐々に人気と規模を伸ばしていきます。

そして1892年、ついにロエベの名が入った店舗兼工房であるE・ロエベブティックがオープンしました。

製品全てに「Leather Goods Factory(レザーグッズファクトリー)」というエンブレムが施され、当時は珍しかった店舗内で商品を陳列するスタイルは話題を呼んだそうです。

「1905年 王室御用達の称号を獲得」

「「1905年 王室御用達の称号を獲得」」のイメージ画像

1905年、有力な顧客であったコンキスタ公爵夫人からスペイン王室へ紹介され、高品質でオリジナリティ溢れる製品が高く評価されました。

これにより、アルフォンソ13世から王室御用達の称号を授かることになります。

アルフォンソ13世は王妃とともにマドリードにある店舗に足を運び、ロエベ製品をこよなく愛したそうで、現在のスペイン王室にも受け継がれています。

「1910年 国内での事業拡大」

「「1910年 国内での事業拡大」」のイメージ画像

1910年にロエベはバルセロナに2号店をオープンさせ、その後も次々とスペイン国内に店舗を拡大しました。

それにともなって注文も増加した為、1949年にロエベは主要工場を作ります。

レザー小物が主だったラインナップも、ハンドバッグやトラベル用品、ギフト用品と幅を広げていきました。

なんとこの当時、ロエベの店舗にはロエベ製品だけでなく、今の世界一流ブランドであるクロエやクリスチャンディオールなどの製品も並んでいました。

スペインに入ってくる海外ブランドの販売権を、ロエベが獲得していたからです。

このことから、この当時でのロエベの地位や評価の高さを伺うことができます。

既にこの時、スペイン国内ではラグジュアリーブランドとしての圧倒的な知名度と人気を確立しています。

「1939年 グラン・ビア店の独創的なショーウインドウ」

「「1939年 グラン・ビア店の独創的なショーウインドウ」」のイメージ画像

出典元:http://www.travelinfospain.net/

 

1939年、マドリードのグラン・ビア8番地というビジネス中心地にグラン・ビア店をオープン。

有名建築家のフランシスコ・フェレ・パルトロメが手掛けた半円形のショーウィンドウが話題を呼びました。

他にはなかった半円形のショーウィンドウは、革新的で洗練された空間で、外からの目をカモフラージュできるといった特徴を持ち合わせています。

ロエベのこれ以降の新店舗では、様々な有名建築家やデザイナーが独創的なコンセプトのもとに、豪華で目を惹く内装や外装を手掛けました。

これによってもロエベの最先端でファッショナブルなイメージは高まりました。

この頃にはスペインだけでなく、ヨーロッパ各地からセレブがロエベを訪れるほどにまで成長を遂げます。

「1950年 ブランドのさらなる飛躍」

「「1950年 ブランドのさらなる飛躍」」のイメージ画像

1950年以降、グラン・ビア店のゲストブックには、モナコ王妃のグレース・ケリーなど、格式ある貴族の名が記されるようになりました。

エンリケ・ロエベ・ナッペは、バルセロナとマドリードそれぞれに拠点を構え、事業を展開するようになります。

1965年からは息子のエンリケ・ロエベ・リンチも事業に参入し、婦人向けの新ブランド「ウィメンズ・プレタポルテ」を開始します。

開業当初のデザイナーには、ラウラ・ビアジョッティやカール・ラガーフェルドを迎えました。

 

「1970年 スペインから世界へ」

「「1970年 スペインから世界へ」」のイメージ画像

1970年にはLが重なり合ったロエベの象徴であるアナグラムの誕生、また1975年にはロエベのアイコンバッグともいえるアマソナが発表されます。

成長を続けるロエベは1985年、ルイヴィトンと提携したことで世界への販売ルートを拡大しました。

1989年にはフランスはパリのアヴェニュー・モンテーニュにて、ロエベの海外初ブティックがオープン。

その後も世界中の都市でブティックを展開するようになりました。

伝統の中にもトレンドを加えたデザインと老舗レザーブランドならでは品質の高さは、スペインからヨーロッパへ、ヨーロッパから世界の人々までも魅了させます。

そして1996年、正式にLVMHグループの傘下となり、レザーアイテムとプレとプレタポルテの二つの柱を中心とした事業展開を行っています。

「2014年 新しいロゴの誕生」

「「2014年 新しいロゴの誕生」」のイメージ画像

出典元:https://www.fashion-press.net/

 

ロエベの長い歴史の中で、ブランドの顔ともいえるロゴは時代とともに変化してきました。

1900年から数えると、15以上ものロゴがあるのです。

独自のアイコンが入っていたり、書体や大文字・小文字の違いなど、現在に近づくにつれてよりシンプルでわかりやすいデザインに変わってきています。

2014年、ロエベがまた新たなロゴを刷新しました。

新しいものは、1970年に誕生したブランドアイコンであるアナグラムをよりシンプルにしたものにLOEWEのブランド名を加えたスタイリッシュなロゴです。

革新し続けるロエベ

「革新し続けるロエベ」のイメージ画像

創業から140年以上経ち、歴史と伝統あふれるロエベ。

以前はセレブやマダムが愛用するブランドという気品高いイメージが強かったですが、2013年に若き新デザイナー、ジョナサン・アンダーソンを迎え、トレンドが効いたデザインはより幅広い年代に受け入れられるようになりました。

インスタグラムやフェイスブックなどのSNS上では、定番アイテムだけでなく、ゾウをモチーフにした個性的なスマホケースや、ウェッジソールなどのファッショアイテムを着こなしに取り入れている姿が見られます。

そんな世界中の人々に愛されてやまないロエベは、小さな皮革工房からスタートしたと知るとなんだか感慨深さを感じてしまいますよね。これからも様々なトレンドを吸収し、革新を続けていくロエベから目が離せません。

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