1905年にハンス・ウィルスドルフがロンドンで創業した「ロレックス」は 高級腕時計ブランドとして世界的な知名度を誇り、誰もが憧れる時計として人気を博しています。
高級腕時計の代名詞的存在であるロレックスは、多くの芸能人が愛用していることでも有名で元SMAPの木村拓哉さんもロレックスを愛用している一人であり、よく話題にされています。
そこで今回はキムタクがドラマやバラエティ番組などで着用していたロレックスについてご紹介。またいくらぐらいの買取金額なのかについても調査しました。
目次
キムタクのドラマから若者にも高級腕時計ブームが来た
高級腕時計がセレブだけではなく若者にも人気となったのは、あるテレビドラマがきっかけでした。
それは1997年に放送された月9ドラマ『ラブジェネレーション』です。
当時、人気絶頂だったキムタク主演の『ラブジェネレーション』の反響は凄まじく、平均視聴率30.8%という驚異の数字を叩き出し、月曜日の夕方は街からOLが消えるといわれるほどの大人気ドラマとなりました。
そんな大人気ドラマ『ラブジェネレーション』でキムタクが着用していた腕時計がロレックスだったのです。
ドラマ内で着用していたロレックスのエクスプローラーⅠは瞬く間に人気モデルとなり、価格も高騰。
こうして日本中で高級腕時計ブームが巻き起こったのです。
キムタクがこよなく愛する腕時計は「ロレックス」
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テレビドラマ『ラブジェネレーション』でロレックスのエクスプローラーⅠを着用していたキムタクですが、プライベートでもロレックスの腕時計を愛用していることで有名です。
ドラマや映画、バラエティ番組などにも私物のロレックスを着用して出演するほどの愛好家であり、2001年に放送された大人気ドラマ『HERO(ヒーロー)』でも私物のロレックスを着用されていました。
元々、ラグジュアリーな高級腕時計としてセレブ層から人気を得ていたロレックスですが、キムタク愛用の時計ということでさらに人気が加速したのです。
キムタクは右手に時計を着用することは有名
右利きの人は腕時計を左腕に着用するのが一般的ですが、キムタクは右腕に着用するそうです。
キムタクが腕時計を右腕にする理由は「平和を願う気持ち」からだといいます。
戦争においてスナイパーは左腕に時計を着用し、時間を確認しながら引き金を引きます。
だからキムタクは反戦の意思を込めて右腕に腕時計を着用しているのです。
キムタク愛用のロレックスをご紹介
ロレックスは1905年にドイツ人のハンス・ウィルスドルフがロンドンで創業。
今や高級腕時計メーカーの代名詞的存在となっています。
ここではキムタクが愛用しているモデルをご紹介します。
デイトナ 116506
画像引用 ロレックス公式HP
ここ数年木村拓哉さんがつけている時計と言えばプラチナ素材のデイトナ116506ではないでしょうか。プラチナのデイトナはロレックスの中でもかなり高く定価は800万円を超えます。アイスブルーと呼ばれるブルーの文字盤はプラチナ素材だけ存在する文字盤でチェスナットブラウンと言う色味のベゼルとの組み合わせは他にはスペシャル仕様です。
116506の買取相場は?
木村拓哉さんがつけているプラチナのデイトナ116506は非常に数が少なく買取の相場はかなり変動しますが2021年3月現在850万~900万が買取の相場となっています。2020年10月時点では800万付近が買取相場でしたが数が極端に少ない事から値段が高騰しています。通常ここまで高額な時計で定価を超える事はほとんどありませんでしたがここ数年ロレックスは異常な程高騰しており、またプラチナのデイトナは特に数が少ないという事から定価を超えた金額で取引されています。
エクスプローラーⅠ 14270
木村拓哉さんと言えばエクスプローラー1と言うイメージがある方も多いかも知れませんがキムラタクヤさん主演のドラマ『ラブジェネレーション』や『HERO(ヒーロー)』で着用していたモデルがエクスプローラーⅠの14270です。
14270は1990年から2001年まで製造されたモデルでシンプルでスタイリッシュなデザインな事から木村拓哉さん以外の芸能人の方も多く愛用しています。
エクスプローラーとは「探検者」を意味する言葉であり、その名の通り冒険家の為に作られたモデルでエクスプローラーには「エクスプローラーⅠ」と「エクスプローラーⅡ」と2つのモデルがあり、ロレックス愛好家だけでなく、世界中の時計好きに愛用されている定番のスポーツウォッチとして知られています。
エクスプローラーⅠはデイトナやサブマリーナと共に、ロレックスの中でも高い人気を誇る定番モデルでビジネスシーンでもカジュアルシーンでも場面を選ばず身に着けられる万能腕時計として人気を博しています。
木村拓哉さんがエクスプローラー1を愛用していたことで一気に人気が上がり一時は当時は今ほど新品でロレックスを買うのが難しくありませんでしたが木村さんの影響により一時入手困難となりました。
エクスプローラー 14270の買取相場は?
14270はロレックス全体の高騰の影響もあり価格は高騰。2021年3月時点では¥550,000~650,000が買取の相場。しかし14270にはブラックアウトなど特殊なモデルも存在しており中には100万超えの個体も存在しています。
いつの時代も14270は変わらぬ人気を誇っています。
GMTマスター 16753
キムタクが一時期バラエティ番組でよく着用していたモデルがGMTマスター16753です。
一目でGMTマスターだとわかる特徴的なデザインが人気のモデルです。
GMTマスターはデザイン性の高さだけでなく、機能性にも優れたモデルとしても知られています。
元々は世界を縦横無尽に飛び回るパイロット向けに開発されたモデルであり、24時間表示の副時針と、赤と青で昼夜を示す回転式ベゼルを組み合わせることで2ヶ所の時刻を同時に表示する機能を持っています。
16753の買取相場は?
GMTマスターのコンビモデルである16753の買取相場は100万円前後ですが状態によって数十万単位で金額が変わってきます。当時のジュビリーブレスレと言って5列タイプのモデルは使用するに伴いブレスレットのヨレが出てきますがこのブレスレットのヨレ具合によって買取相場は変わってきます。これはGMTマスター16753だけではなくデイトジャストなど全てのモデルに言える事です。
現在製造されているGMTマスターも同じくジュビリーブレスレットですが以前よりも頑丈な作りになっていますので現在はブレスレットのヨレ具合で値段が変わるという事はありません。
エクスプローラー2 16570
TBSドラマ『安堂ロイド〜A.I. knows LOVE?〜』でキムタクが着用していたロレックスがエクスプローラー2の16570の白文字盤です。
ドラマで着用していた際は貸し出し品だったようですが撮影後にそのまま販売されたそうです。エクスプローラー2は1の上位機種として登場しましたが同じエクスプローラーでもデザインは全く異なります。
エクスプローラー2は黒文字盤と白文字盤のバリエーションがあり文字盤によって雰囲気が違いどちらも人気が高いモデルです。
ロレックスのスポーツシリーズの中で白文字盤は数が少なく白文字盤のスポーツモデルを探されている方にはエクスプローラー2がおすすめです。
エクスプローラー2 16570の買取相場は?
エクスプローラー2は1991年2011年頃まで製造されていたロングセラーモデルです。年代によってシングルバックルであったりルーレット刻印が入ったりとデザインチェンジをしており、基本的に年式が新しければ新しい程価格は高くなります。
2021年3月時点の買取相場は¥700,000~850,000で10年ほど前は¥350,000~450,000程でしたのでいかに高騰したかが分かります。
デイトジャスト 1601
2010年に放送されたドラマ『月の恋人』で、インテリア会社の社長を演じたキムタクが着用していたモデルがデイトジャスト1601です。
デイトジャストはロレックスの中でも歴史が古く、1945年から続くロングセラーです。
クセのないエレガントなデザインから、王道のドレスモデルとして高い人気を誇ります。
エクスプローラーやデイトナ、サブマリーナなどのスポーツモデルが注目されがちですが、デイトジャストは実用時計として腕時計の1つの完成形といわれています。
キムタク愛用のロレックスは資産価値が高い高級実用時計ブランド
キムタクが愛用しているロレックスは高級腕時計ブランドとして有名です。
しかし、じつは世界的に見れば中堅ブランドに位置しており、パテックフィリップやヴァシュロン・コンスタンタン、オーデマ・ピゲなど、所謂「雲上ブランド」と呼ばれる、もっと格上のブランドが存在しています。
しかし、ロレックスは「高級実用時計ブランド」として高い価値を誇り、定価以上の高値で売却できるという「資産価値」を持っています。
その資産価値の高さは雲上ブランドに勝るとも劣りません。
ロレックスの資産価値や買取など詳しい情報を知りたい方は「ウォッチニアン買取専門店」を参考にしてみてください。