金のインゴット|おすすめの購入方法やメリット&デメリット

作成日:2021年04月01日
最終更新日:2021年04月01日

貴金属

 

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最近では社会情勢に左右されない資産として、インゴットの購入を検討する人が増えてきています。

 

とはいえ、初めてインゴットを購入する場合、どこでどのように購入したらよいのか分からないという人も多いようです。

 

そこでこの記事では、インゴットを購入する際の注意点や具体的な購入方法・メリット&デメリットについて詳しく説明していきます。

インゴットで資産運用

「インゴットで資産運用をする」という方も少なくありません。

現金や株は、国家の信用や財政状況に応じて価値が変動する「金融資産」。一方で、金のインゴットは物質そのものに価値がある「現物資産」であるため、世界情勢の変化や株安や紛争、テロなどが起きると安全な資産として金が売れ、逆に価値が上がる傾向にあります。

今後資産運用を検討している方は、外的要因によって価値が下落することのない金のインゴットの購入を選択肢の1つとして考えてみるのも良いかもしれません。

おすすめの購入方法4つ

ここからはおすすめのインゴット購入方法をご紹介しますが、その前に1だけ気を付けて頂きたいポイントがあります。

それは「刻印つきか確認する」ということです。正規のインゴットには、必ずロンドン貴金属市場協会の審査基準をクリアした証である刻印があります。世の中にはたくさんの偽物のインゴットが出回っているので、この注意点を知っておかないと「うっかり偽物を買わされてしまった」という自体も起こり得ます。

購入時には必ず刻印を確認するようにしましょう。

購入方法1:金属メーカーの店舗で購入する

「購入方法1:金属メーカーの店舗で購入する」のイメージ画像

出典元:https://www.net-japan.co.jp/network/shop.html

 

インゴットは店舗で直接購入できます。店舗購入を検討している場合は、田中貴金属日本マテリアル三菱マテリアルなどといった、金属メーカーの直営店を選ぶのが安心です。

店舗購入であれば、資産運用や投資に関する相談をその場で行うこともできるので、「初めての金投資に不安や疑問を抱えている」という人には最適な方法かもしれません。

資産商品としての金には、大きく金地金と金貨の2種類があります。金地金は板状のインゴットとして売買され、貴金属の製錬業者や地金商が販売しています。直営店や百貨店内の店舗のほか、商社や銀行を介しての購入も可能です。

金塊を手にすれば誰もが金投資の実感を得られますが、金地金を買うにはそれなりのまとまった金額が必要です。また、500g未満の金地金の購入や売却には、取引重量に応じた「バーチャージ」と呼ばれる手数料が上乗せされます。

またインゴットの購入も消費税の10%がかかる点にも留意しておきましょう。

購入方法2:金属メーカーや地金商へ電話をして購入する

「購入方法2:金属メーカーや地金商へ電話をして購入する」のイメージ画像

金属メーカー、または地金商へ直接電話をして購入するという方法もあります。
簡単に説明すると、

 

1.まずは電話で申し込みを行う

2.その後料金の支払いを行う

3.入金確認がとれるとインゴットが手元に発送される

 

というのが一連の流れになります。

店舗購入が難しい場合には、電話購入は直接足を運ばずに済むので便利です。会社によっては購入専用のフリーダイヤルを設置していたり、オペレーターの相談サービスを設けているところもあるので、初心者でも気軽に利用することができます。

購入方法3:純金を積立で購入する

「購入方法3:純金を積立で購入する」のイメージ画像

毎月決まった金額を証券会社や銀行、貴金属商や地金商などに支払い、金の購入資金に充てるのが「純金積立」です。

現物の金地金を自分で買い求めたり保管したりする必要がないことから、盗難のリスクや交渉の労を抑えることができるのがメリットの1つです。月々3,000円程度の少額で続けられることから、貯金感覚で気軽に始められるのも人気の理由となっています。購入した金が一定量に達すれば、現物を引き出して手元に置くことも可能です。

金地金の管理方法として「混蔵寄託(こんぞうきたく)」と「消費寄託(しょうひきたく)」という2種類があります。

「混蔵寄託」では預けた金の所有権が契約者にあるのに対し、「消費寄託」では預けた金の所有権が預け先の会社に移転し、運営会社にてその金を運用できるというものです。以下にそれぞれのメリットとデメリットとまとめましたのでご覧ください。

 

 

混蔵寄託

消費寄託

メリット

・所有権が契約者に帰属

・預け先の倒産などでも金が戻らないリスクがない

・保管料は無料のところが多い

デメリット

・預ける金の量や期間に応じて保管料が発生する

・所有権が預け先に移転

・預け先が倒産の場合は金が戻らないリスクがある

 

銀行のサービスに例えるならば、混蔵寄託は「貸金庫」で、消費寄託は「普通預金」だと考えれば分かりやすいでしょう。

それぞれの特徴を踏まえた上で、信頼のおける預け先を選ぶようにしましょう。 

また、購入金額の1.5~5%程度の手数料や、運営会社によっては口座開設費・年会費といった諸費用が発生する点にも留意してください。

購入方法4:金ETF(上場投資信託)で株式のように購入する

「購入方法4:金ETF(上場投資信託)で株式のように購入する」のイメージ画像

上場投資信託と訳されるETF(Exchange Traded Fund)は、取引上に上場されている株価指数や商品価格などの指標に連動するように設計された投資信託です。

金ETFは金の価格に連動していて、相場をリアルタイムで確認しながら株式のように取引できるのも大きな魅力です。売買は証券会社を通じて行われ、プロのファンドマネジャーが運用するため、安心感もあります。

ただ、金ETFは現物の金と交換できない場合が多く、金投資をしている実感はやや乏しいといえます。

店頭購入の手順例:ゴールドショップ三菱

「店頭購入の手順例:ゴールドショップ三菱」のイメージ画像

出典元:https://gold.mmc.co.jp/shop/osaka/

 

ここまでインゴットの購入方法について説明してきましたが、やはり初めての購入となるとどうしてもイメージが湧きにくいという方も多いと思います。

より具体的なイメージを持って頂くために、次は「ゴールドショップ三菱」の店頭で購入する場合の手順例をご紹介していきます。

1.当日の金売値を電話で確認する

まずは電話で当日の金売値を確認します。自動音声のフリーダイヤルが設けられているので、受付時間内に電話をするようにしましょう。

日によっては、当日中に相場が変動し価格が変更されることもあります。

2.重量やサイズ、本数などを決める

次に店頭で重量やサイズ、本数などを具体的に決めていきます。このとき、500g未満の金を購入する場合には販売手数料が発生します。

5gで1本4,400円、10gで1本3,300円、1kgであれば0円など、グラム数に応じて手数料が異なります。

3.購入金額を提示してもらう(販売手数料含む)

何を購入するかが決まったら、販売手数料込みの購入金額を提示してもらいます。金額を見て、問題がなければ同意して取引成約です。

4.その場でお支払いし、インゴットを手に入れる

提示された金額を支払うと、その引き換えとしてついにインゴットが渡されます。

以上が店頭購入の流れになりますが、店頭で購入する場合は必ず本人確認書類が必要となり、取引成約後のキャンセルは一切不可となっています。店頭購入時には、その点だけ注意しましょう。

インゴットのメリット

1.保有資産の目減りを防ぐ

「1.保有資産の目減りを防ぐ」のイメージ画像

貨幣の価値が下がり物価が上がるインフレになると、現金の資産価値も下落します。

このとき、金はモノであることから、相対的に価値が上昇します。したがって、現金と金の両方を保有することで、相対的な資産の目減りを抑えることができるのです。

2.有事に強い

「2.有事に強い」のイメージ画像

現金や株式、債券といったペーパー資産は、発行体である国や企業などの信用が崩壊すると、資産価値もゼロになってしまう危険性を抱えています。

その点、金はそれ自体に価値があるため、政治や軍事、経済上のリスクに強いとされています。

3.世界共通の資産価値がある

「3.世界共通の資産価値がある」のイメージ画像

金は古代から世界中で貨幣の材料とされており、財物としての価値は万国共通です。世界のどこへ持っていっても高い資産価値が認められているという点は、金の大きな特徴の1つです。

4.他の資産に比べると値動きが小さい

「4.他の資産に比べると値動きが小さい」のイメージ画像

金の値段は市場相場で決まるため、価格変動自体は存在します。

ですが、その揺れ幅はペーパー資産に比べればずっと小さいといわれています。なにより、貨幣や株式などのように紙くず同然になってしまうというリスクがありません。

5.税金が優遇される(条件あり)

「5.税金が優遇される(条件あり)」のイメージ画像

個人が金地金の売買を通じて得た利益は、譲渡所得として計上されます。

金の保有期間が5年以内であれば、確定申告の際に50万円までは短期譲渡所得の特別控除として課税が免除されます。売却益が50万円をオーバーする場合は、超過分が課税対象となるので注意が必要です。

保有期間が5年を超える場合は、税が優遇され課税対象額が半分になります。長期譲渡所得として売却益から50万円を差し引いた額の半分が課税の対象となります。

金を売却する時にかかる税金についてはこちらの記事で詳しくご紹介しています。

関連記事:金を売却した時にかかる税金|計算方法や確定申告のやり方

インゴットのデメリット

1.インゴットの保管方法に手間やコストが発生する

金地金は現物資産なので、盗難や喪失のリスクを考慮しなければなりません。自宅に保管するにせよ貸金庫などに預けるにせよコストがかかります。また、現物だけでなく取引や確定申告のための証明書類もあわせて保管しておく必要があります。

2.株と違い、配当や利息がつかない

金を保有していても、株式の配当金や債券の利子、預金の利息といった、いわゆるインカムゲインはありません。金投資での利益は、金価格が値上がりした際のキャピタルゲインのみです。

その利益も、金を売却することによって初めて手にすることができます。儲けるためだけでなく、リスクを分散させる目的で金を保有するケースが多い点を念頭に置いておきましょう。

3.金は為替相場の影響を受ける

金の価格は国際的な市場取引を通じ、ドル建てで決まります。そのため、日本国内での売買価格は金自体の相場だけでなく、円ドル為替にも大きく左右されます。

4.購入には、ある程度の購入資金が必要

販売商品としての金の延べ棒は、前述のとおり5gから購入が可能です。ただし、500g未満の金地金には、売買の際に「バーチャージ」と呼ばれる手数料がかかります。一方、500gや1kgの延べ棒を買うとなると、数百万円の資金が必要です。

まとめ

今回は金のインゴットの購入方法についてご紹介しました。

現物資産としてインゴットの購入を検討中の方はご紹介した方法を参考にしてみてください。また日々の金相場などを少し気にかけながら生活してみると、インゴットを購入すべきタイミングなども少しずつ掴めてくるでしょう。

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