始まりは馬具工房。エルメス180年の歴史を振り返る

作成日:2017年01月02日
最終更新日:2020年08月28日

エルメス

エルメスの画像

エルメスと言えば高級バッグのイメージが強いですよね。

 

ケリーやバーキンなど、今も昔も女性の憧れのブランドの一つです。

 

そんなエルメス、実はオープン当初は馬具工房でした。

 

長い歴史を経て現在の地位を確立したエルメス。

 

今回はそんなエルメスの歴史を振り返ってみようと思います。

エルメスの歴史1.高級馬具工房をオープン

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1837年、今から180年前に、ティエリ・エルメスがパリに高級馬具工房をオープンしました。記念すべきエルメスの歴史の幕開けです。

 

馬具工房の顧客はなんとナポレオン3世やロシア皇族など!多くの貴族、皇族に愛され、エルメスは歴史とともに発展していきました。

 

その後、1867年の第2回万国博覧会で銀賞を受賞し世界中にその名を響かせます。さらに11年後の第3回万国博覧会では金賞を受賞。エルメスの高い技術が世界に認められるようになりました。

エルメスの歴史2.最初のバッグ

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エルメス最初のバッグが登場したのは、2代目シャルル・エミール・エルメスの時代でした。

 

1892年、現在でも人気の高いケリーやバーキンのさきがけとなる「サック・オータクロア」が発表されます。

 

大きめのバーキンよりもさらに一回り大きく、当時は馬具を収納、持ち運ぶ目的で作られました。このオータクロアが登場しなければ、現在のケリーやバーキンは存在しなかったかもしれません。

 

オータクロアは現在でも製造されておりサイズ展開も豊富で、バーキンなどに比べると数は少ないですが入手することは可能です。エルメスファンならぜひとも持っておきたい歴史ある名品ですよ。

エルメスの歴史3.馬具工房からバッグブランドへ

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3代目のエミール・モーリス・エルメスは優れた経営者でした。彼は自動車の時代が来ることを見越し、馬具の製作の他に事業を拡大させていったのです。

 

主には女性向けの財布やバッグの製作を始め、現在のエルメスの基礎を作り上げていきました。さらにその後、ボリードのさきがけである「ブカッティ」、後のケリーである「サック・ア・クロア35cm」などを発表します。

 

エミールの時代には他にも腕時計、小物、スカーフ、香水の製作が始まります。また、1945年には、お馴染みのロゴとオレンジの包装が採用されました。

エルメスの歴史4.現在の人気シリーズが続々と登場

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4代目ローベル・デュマ・エルメスはスカーフと香水の製作に本腰を入れるようになりました。スカーフはシルクスクリーンを採用し、今までにない鮮やかな発色の美しいスカーフが話題となります。また、香水「カレーシュ」も登場。上品で高級感があり、どんな女性にも寄り添う麗しい香りが現在でも人気です。

 

さらにその後はモナコ公妃のグレース・ケリーが愛用していた「サック・ア・フロア」をケリーと命名。ケネディ大統領夫人のジャクリーヌ・ケネディが愛用していたコンスタンスを発表。さらに腕時計のケリーも発表されました。

エルメスの歴史5.幅広いジャンルに着手

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1978年に5代目となるジャン・ルイ・エルメスが就任し、その年にエヴリンも発表されました。

 

この時代からエルメスは様々な会社の買収を始めますが、その目的は職人の技術を守るためでした。そのため現在でもエルメスは高い技術を誇っています。

 

1984年にはオータクロアを少しカジュアルにしたバーキンが登場したり、食器などの分野にも進出を始めます。その後は様々な新作を発表。エスパス、ケリーアド、フールトゥ、エールバッグなどです。

 

2000年にはミレニアムを記念してケリードールが発表されました。ユニークで可愛らしいデザインが話題となりましたが、今ではお宝アイテム!定番のオレンジ以外のブルーやルージュなどはかなりレアとなっています。

 

翌年には銀座に「メゾン・エルメス」がオープン。日本のみならず、世界中でその限定アイテムなどが話題となりました。

 

さらにその後、愛らしいピコタンを発表。こちらも現在も大人気のシリーズです。

エルメスの歴史6.パトリック・トマの就任

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2004年、共同最高経営責任者にパトリック・トマが就任します。

 

長い歴史の中、一族経営を貫いていたエルメス。これは世界でも大きな話題となりました。ですがその後もパトリック・エマのエルメスは進化を続け、デイリーに使いやすいカジュアルラインが続々と登場したり、折りたためるケリー、横長のケリーなど、定番のケリーにもバリエーションを持たせるようになりました。

 

さらにパトリック・トマはエルメスを中国、アメリカ、インド、カザフスタンなど15か国以上に進出させました。彼は大変大きな功績を残しましたが、2014年には退任し、現在は再びエルメス一族のアクセル・デュマが最高経営責任者のポストを引き継いでいます。

エルメスの歴史7.現在のエルメスへ

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エルメスは歴史が長く、その中でピンチは何度もありました。若者から「古臭い」というイメージをいうイメージが拭い切れなかった頃には新たな広告を打ち出し、ブランドイメージを一新。

 

常に最先端のブランドというイメージを定着させていきました。さらに食器、トランプ、ピルケースなど商品のバリエーションにも富み、様々な世代の注目を集めています。

 

2010年にはルイ・ヴィトンからの買収騒動もありましたが、エルメスはこれに徹底的に対抗。エルメスを守ることに成功しました。

 

エルメスのアイテムから滲み出る気品、気高さ、上品さは、他のどのブランドにも真似できません。今後も独自のブランド力を高めていくことでしょう。

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