グッチ(GUCCI)の歴代デザイナーについて

作成日:2020年10月13日
最終更新日:2020年10月16日

グッチ

グッチ

 

世界中のセレブ、著名人、ファッショニスタらが愛してやまないグッチ

 

常にファッション業界を牽引するビッグなハイブランドです。

 

グッチの人気や魅力として、高いデザイン性がありますよね。

 

近頃はより個性の光るデザインを輩出しているグッチですが、それはデザイナーなくしてはできないことです。

 

今回はグッチのデザインと切っても切り離せない、現デザイナー歴代デザイナーについて詳しくコラムでお届けいたします。

 

グッチ(gucci)とは

「グッチ(gucci)とは」のイメージ画像

創業者グッチオ・グッチによって、1921年にイタリアで誕生したブランドです。

 

グッチオが英国ホテルで得た価値観やインスピレーションを吹き込んだ、伝統的でありながらもコンテンポラリーを織り交ぜたアイテムで大きな人気を得ました。

 

レザーアイテムを中心にそのクオリティの高さには定評があり、戦時中の不安定な時期にはレザーの代用としてキャンバスを使ったアイテムをヒットさせるなど、常識を超えたアイデアとハイセンスなデザインは常に人々を惹き付けてやみません。

 

アイコンである「GG」のダブルGロゴや、GGパターン柄、赤と緑のストライプなどは、ひと目でグッチと分かり、皆が憧れるブランドステータスでしょう。

 

「GG」のデザイナーイニシャルを保証としてデザインしたのはグッチが初であることから「ブランドの元祖」とも言われています。

 

グッチはこれまで、竹を使ったバンブーシリーズ、GGマーモント、GGキャンバスなど、数々のヒット作や名作を生み出してきました。

 

ヴィンテージとして1980年代までのレアなアイテム「オールドグッチ」は、マニアやコレクターを中心に今でも根強い人気があります。

 

古き良き伝統を持ちながら、最先端のトレンドも発信する、世界屈指のメゾンであることは間違いありません。

【現デザイナー】アレッサンドロ・ミケーレとは

「【現デザイナー】アレッサンドロ・ミケーレとは」のイメージ画像

現代のグッチは一大ムーブメントとなっていますが、それを作り上げたのはアレッサンドロ・ミケーレというデザイナーです。

 

ぼさっとした長髪に長い髭のヒッピーのような見た目は、正直に言ってデザイナーとは程遠いビジュアルに見えますよね。

 

アレッサンドロ・ミケーレは2015年にグッチのクリエイティブディレクターに就任し、すべてのコレクションを担当しています。

 

彼が生み出す、アメリカンカジュアルだったり、ロックテイストだったり、新たなエッセンスを加えたグッチのラグジュアリーは、あっという間にファッション業界を席巻したのです。

 

グッチに革命が起きたとも言われる、異端のデザイナー・ミケーレの世界観は独特です。

 

伝統的なパッチワークや、様々な生き物、サブカルチャー、ハイブランドには似つかわしくない低俗なものまで、様々なモチーフを使い、色彩豊かなカラーと共に繰り広げるミケーレのビジョンは、実にアイコニック。

 

アートや建造物も好きだというミケーレは、多方向からのインスパイアを作品に込めているように思います。

 

ラグジュアリーの中に散りばめられる、複雑で掴みどころのないワードローブには不思議な魅力があり、心を奪われる人が続出しているのです。

アレッサンドロ・ミケーレの経歴

アレッサンドロ・ミケーレは1972年イタリア・ローマ生まれ。

ローマで服飾を学んだ後、有名ブランドのフェンディ(FENDI)にてアクセサリーデザイナーとして活躍しました。

その後2002年にグッチに入社。

当時グッチのデザイナーとして実力を発揮していたトム・フォードがミケーレの世界観と類まれなる才能に着目し、ミケーレを引き抜いたそうです。

そしてトム・フォードはミケーレに部門ごとのデザインを頼むようになります。

2006年からレザー部門で、2011年からはアソシエイトクリエイティブディレクターとして活躍しました。この時はまだ裏方としての役割でした。

着々と実績を重ね昇進していったミケーレは、グッチのメインディレクターとしてついに2015年にデビューを果たすやいなや、才能を遺憾なく発揮し、新生グッチを牽引しています。

ミケーレが就任後、2017年のグッチの売り上げがなんと前年同期比50%増になったらしく、彼の手腕がいかに凄いのかがわかりますね!

元々鬼才として知られたデザイナーでしたが、これらのグッチでの功績も後押ししてミケーレは世界各国で数多くの賞を受賞しています。

アレッサンドロ・ミケーレの魅力

アレッサンドロ・ミケーレのデザインは独特の世界観があり、ありがちな量産系とは正反対です。

ミケーレがデザイナー就任前のグッチはというと、ハイブランドの王道を行く正にラグジュアリー一辺倒でした。

そのスタンダードな路線が安定感があったのも事実ですが、ミケーレの斬新な切り口はグッチの様々な魅力を増大させ、新たなファンをすごい勢いで獲得したのです。

丁度ストリートスタイルがトレンドになりつつあった2015年頃、ミケーレが作り出すラグジュアリーに様々なエッセンスを加えたスタイルは、他のメゾンやファッショニスタにとって大きな影響を与えました。

ミケーレは、古き良きグッチのクラシカルな雰囲気は存分に残しながらも、スパイシーなポイントを織り交ぜて新しい作品としてリリースするのも大の得意です。

グッチにしかない伝統的なデザインを磨き上げ、新鮮味すら感じさせるアレッサンドロ・ミケーレの才能には脱帽するしかありません。

 

【ジャッキー1961】グッチの代表バッグ再解釈

「【ジャッキー1961】グッチの代表バッグ再解釈」のイメージ画像

出典元:https://www.gucci.com/jp/ja/

 

グッチの代表ともいえるバッグのジャッキー。

現代人望むスタイルとして新作の【ジャッキー1961】をリリース。

20-21秋冬コレクション発表され、早くも高い評価がされています。

1960年代に発売されたモデルを、ミケーレはサイズ・カラー・ラインを増やし、3way仕様として作り上げた渾身の作品。

伝統的なGGスプリームはもちろん良いですが、ラインナップにある60s~70s風味のキャンディカラーもキュート!

1961という年号がモデル名に入っているのも、クラシカルな様を感じます。

 

大ヒット中!グッチのロゴTシャツ

「大ヒット中!グッチのロゴTシャツ」のイメージ画像

出典元:https://www.gucci.com/jp/ja/

 

「あ!このロゴTシャツ見たことあるぞ?」と思う方は多いかもしれません。

ここ数年のグッチのアパレルウェア人気は、若い世代を中心に右肩上り。

これはミケーレが所有していた80年代のグッチアイテムからインスピレーションを得たデザイン。

赤と緑のストライプも、THE・グッチという雰囲気満載ですね。

レトロやヴィンテージな風合いがなんともお洒落で、こぞって海外セレブが着用したことで大ヒット継続中。

ラグジュアリー×ストリートなロゴデザインは、Tシャツだけでなくパーカーやスウェットなど多くのアイテムに取り入れられています。

ブランド危機を復活させたデザイナー、トム・フォード

「ブランド危機を復活させたデザイナー、トム・フォード」のイメージ画像

歴史が長く、伝統ある高級ブランドとしてトップに立つグッチ。

 

グッチの今の立ち位置からは想像ができませんが、過去にはブランド崩壊とささやかれた時期もあったのです。

 

それは創業者のグッチオ・グッチの死後以降、今から20数年前のこと。

 

ブランドの規模は拡大し安泰かと思われるやいなや、グッチ一族の分裂や確執によりブランド価値と売り上げが大幅に下がってしまった時がありました。

 

1921年創業の一大ブランドがあわや倒産という危機に見舞われたのです。

 

グッチのこの危機を復活させた立役者は、デザイナーのトム・フォードに他なりません。

 

トム・フォードといえば、この名前が付いたブランドがあるのをご存知かと思います。

 

そして映画監督という顔も持っています。

 

彼はグッチのデザイナー時代に多大な貢献をした人物として絶対外せないでしょう。

トム・フォードの功績

1990年にレディース部門のデザイナーに就任し、初期からバッグやシューズ、アパレルウェアのデザインで才能を発揮していました。

グッチ一族の前代未聞のお家騒動でブランドの行く末はお先真っ暗状態だった1994年、33歳という若さでクリエイティブディレクターに昇任。

それと同時にトム・フォードををグッチに引き入れた上司であるドーン・メローが退任しました。

大役を担っていたドーン・メローがいなくなってしまったので、トム・フォードはデザイナーとしてだけでなく、ブランドを包括的に取りまとめる役割も背負うことになったのです。

ブランドの評判や売り上げが低迷している中、トム・フォードは時代やトレンドに沿った方向性を定め、フォードスタイルとも呼ばれた新たなグッチのデザインを次々に生み出しました。

伝統的なグッチの良さはそのままに、人気アイテムはどんどん増え、ラグジュアリーブランドとしてグッチは完全復活。

トム・フォードはあらゆるものに自身が関わるスタイルで、自分がプロモーションをしたりショッピングバッグのデザインも手掛けたりと、多岐に渡って抜本的改革を推し進めたそうです。

 

2004年にグッチはケリング社の傘下となるまで、トム・フォードはクリエイティブディレクターを務めました。

 

落ちぶれていたグッチを、トム・フォードが立て直していなければ、今のグッチはなかったかもしれません。

グッチのフェミニンを作った、フリーダ・ジャンニーニ

「グッチのフェミニンを作った、フリーダ・ジャンニーニ」のイメージ画像

フリーダ・ジャンニーニは、現在のグッチのデザイナーであるアレッサンドロ・ミケーレが就任する直前の2015年までクリエイティブディレクターを務めていた女性です。

 

トムフォード退任後の20005年からウィメンズを、2006年からはメンズも担当。

 

グッチに入社したのは2002年で、13年もの長い年月、レザーグッズ、ハンドバッグ、グッチのデザインを手がけました。

 

元はプラダのデザイナーとしていたそうですが、グッチで仕事をするのがかねての夢だったそう。

 

彼女はスタイリッシュで美人だという声も多く受けました。

 

フリーダ・ジャンニーニは女性ファンを獲得

それまでのグッチといえば、クラシカルやラグジュアリーを基本とし、前任のトム・フォードが得意としていたセクシーを前面に出すのが定番でした。

フリーダ・ジャンニーニは女性デザイナーということもあって、グッチにそれまでなかった「女性らしさ」「少女らしさ」を取り入れ、女性ファンを多く獲得。

グッチが取り扱っていなかったコスメティクスも販売をスタートし、女性人気を確立したデザイナーです。

まとめ

グッチの歴史は、なんともうすぐ100年です。

 

創業時から紡がれてきたグッチらしさは永遠にあり続けますが、それは歴代のデザイナーが大事にしてきてくれたからでしょう。

 

伝統を引き継ぎながら革新的な歩みを続けるグッチ。

 

現デザイナーのアレッサンドロ・ミケーレは、これまでにない新しいグッチを今後も私たちに見せてくれるはずです。

関連アイテムの買取価格はこちら

他の人はこんな豆知識も見ています

完全無料

査定・買取のお申し込みはこちら