金を売るならいつ?どこがいい?売り時のタイミングやコツを鑑定士が解説

作成日:2020年03月31日
最終更新日:2022年04月28日

貴金属

金の相場イメージ

 

「金が高く売れるのはいつ?」

 

資産として金をお持ちで、そう思っている人は多いでしょう。

 

最近では金相場高騰のニュースを見る機会も増えてきましたが、毎日価格が変動するため金の売り時を見極めるのはとても難しいものですよね。

 

この記事では、金を売るならいつが良いのか、そしてどこで売れば良いのか悩む方に向けて、金の基礎知識から、価格が上がる時の見極め方、2022年の金相場の予想を解説します。

 

上手く金を売るタイミングを掴むことができれば、通常の何倍も高いお金に換えることができます。是非知識を深めていきましょう。

 

金・貴金属の買取詳細ページ

金を売るならいつ?売り時は?

「金を売るならいつ?売り時は?」のイメージ画像

参考 ネットジャパン「過去の貴金属相場情報」

 

金の売り時はズバリ「高いときに売る」です。

でもここで重要なのが、「買った時と比べて、それよりも高い値段で売る」ということです。まずは上の図をご覧ください。

黄色の折れ線グラフが過去50年間の24金の買取価格の推移を表しています。

ご覧頂いて分かるように、2022年現在の金価格はかつてないほど高騰しています。

そのため

2017年以前に金を購入・保有している方は今が売り時です。

これは間違いありません。

もちろん、今後さらに金が値上がりする可能性はあります。ですが100%とは言い切れず、下落していく可能性も十分考えられます。この点は株取引でも同じですね。「欲を出しすぎない。確実に儲けが出るタイミングで売る」これが鉄則です。

今この売り時を逃す手はありません。

問題は2017年以降に金を購入した方です。

2017年と比較しても現在の金相場は20%以上値上がりしておりますので、売るのも良い選択だと思います。ただし、金は保有期間が5年を超えると売却時の税金が優遇されますので、それを踏まえて売却のタイミングを待つことも有りでしょう。

金売却時の税金についてはこちらの記事で詳しくご紹介しています。

 

関連記事:金を売却した時にかかる税金|計算方法や確定申告のやり方

2022年は金の売り時?

2022年の金相場についてはどうなっていくのでしょうか。

金の相場は、2020年からコロナの影響により金の買い入れが目立ち、大きく相場が上昇。世界経済の悪化により安全資産と言われる金を求める声が多いことから、金相場が大きく高騰したと考えられます。

しかし2022年現在、コロナも少しずつ落ち着きを見せ、一時的な相場の低迷が見られます。

もし数年単位で予想すれば、世界経済の回復により金価格がガクッと下がる可能性が考えられるでしょう。ただし、長期保有を検討しているのであれば高い水準での推移が予想されます。

過去の金相場が落ち込んだリーマンショックを見ても、長期的に見れば金相場は上昇しているからです。

つまり、2022年以降は一時的に下がる可能性はありますが、数十年単位の長い目線で見れば、しばらくは高い水準が保たれるでしょう。

金の基礎知識

資産として注目されている金を購入してみたいという方に向けて、金の基礎知識からご説明します。

ひとくちに金といってもその「純度」によって価値は異なります。延べ棒(インゴット)であれば多くが純度100%(厳密には99.99%)ですので分かりやすいですが、金のアクセサリーは製品ごとにそれぞれ純度が違ってきます。金の純度、名称、特徴と用途を下記の図で示しましたのでご覧ください。

 

名称

純度

特徴

主な用途

K24

(24金)

99.99%

腐敗や劣化しない、

軟らかい

インゴット、

コイン

K22

(22金)

91.6%

K24よりも硬度が

高い

ジュエリー、

アクセサリー

K18

(18金)

75%

適度な硬度があり

加工しやすい

金属アレルギーが

少ない

ジュエリー、

アクセサリー

時計など

K14

(14金)

58.5%

硬度が高い、

変色しやすい

ジュエリー、

アクセサリー

K10

(10金)

42%

価格が安価

ジュエリー、

アクセサリー

 

純度は金の価値に関わる大事なものですが、アクセサリーなどを見ただけで純度を判別することは難しいです。そんな時は「刻印」が役に立ちます。刻印は、例えばリングなら内側に、ネックレスやブレスレットなら留め金の部分にあります。インゴットですと表目に大きく記されていますので分かりやすいですね。

金の純度や刻印について詳しく知りたい方はこちらの記事もご覧ください。

 

関連記事:金の種類【k24/k22/k18/k14/k10/k9】特徴や純度の調べ方

関連記事:金を見分ける6つの方法|刻印?本物?金メッキ?

 

また、金の買取額は金相場にプラスして、純金の含有量や買取店ごとに定める基準により変動します。

例えば24金は金の含有率が100%に対し、18金は75%の含有率であることから同じ重さでも24金の方が価値があるのです。

また純金の含有率そのままに買取額が決定されるわけではなく、純金の取り出しにはコストがかかるため、75%の純金を含む18金も70%程度の価格で買取されます。

金相場変動の要因を知る

「金相場変動の要因を知る」のイメージ画像

金の売り時を知るためには、金相場がどんな要因で決まるのかを知る必要があります。

 

金の主な変動要因は、(1)需給バランス、(2)米ドルの価値、(3)地政学リスク、(4)インフレ、(5)各国中央銀行の売買動向、の5つ。

引用:第一商品「金価格を動かす5つの要因とは?」

相場変動の要因 1.需要と供給

まず金相場は需要と供給のバランスによって変動します。

これは金に限らず市場価格のある全ての商品に言えることです。ただ、金が他と大きく違うのは国境関係なく世界中で取引が行われている点です。これはどういうことかと言うと、それだけ「公平性が担保されている」ことを意味します。金には国際価格があり、主にニューヨーク(先物)とロンドン(現物)での取引を基に価格が決められます。

相場変動の要因 2.米ドルの価値

金には国際価格があることをご説明しましたが、この価格は米ドル建てで表示されます。その為、米ドルの価値も、金の相場に影響してきます。

相場変動の要因 3.地政学リスク

地政学リスクとは、戦争、テロや大企業の倒産などで特定地域や世界の政治経済が不安定になることです。例えば2001年の米国同時多発テロや、2008年のリーマンショックがこれに当たります。

相場変動の要因 4.インフレやデフレ

金は現物資産のため、貨幣の価値が上下するインフレやデフレによる影響も受けます。

相場変動の要因 5.各国の中央銀行の売買動向

各国の中央銀行も、個人と同じように金を購入、保有しています。これは現物の資産である金をリスクヘッジのために利用しているのです。ただ、個人の場合と大きく異なるのがその物量です。国レベルの取引をなると数万トンという規模ですので、金の相場に大きく影響を及ぼします。

金が高く売れるタイミングとは

以上の金相場変動の要因を知った後は、過去の出来事を挙げながら、金が値上がりする事例を説明していきます。

円安・ドル高

「円安・ドル高」のイメージ画像

円安・ドル高のタイミングで、金の相場は高くなります。

国際的な金の取引は「トロイオンス」という単位で表記され、1トロイオンスあたりの価格は米ドルで表されます。

日本で取引されるときは、その日のレートで換算されるため、円と比較してドルの価値が高いと金の価格も高くなるのです。 反対に、ドルの価値が低くなるとほかの通貨や投資に回る人が増え、金の需要が高まります。

世界情勢による金融不安

「世界情勢による金融不安」のイメージ画像

世界情勢による金融不安も、金の相場に大きく関わりがあります。市場において将来に対する不安感が募ると、消えない現物資産である金を求めやすくするのです。

過去の世界情勢を見ると、ドルに対して金の価格が大きく上昇したタイミングがあります。

1979年/ソ連のアフガニスタン侵攻 、1985年/プラザ合意 、2001年/アメリカ同時多発テロ事件(9.11) 、2008年/リーマンショック、 これらの金融不安を煽る出来事はドルの評価額を下げ、金の評価額を高めました。

当時、アメリカドルを保有する世界の銀行が、ドルに代わる振替先として金を保有し直したのです。

大金を持つ銀行が一気に動くことで、金への需要が大きく高まりました。

金の買いに走る国が出る

「金の買いに走る国が出る」のイメージ画像

金の買いに走りやすい国とされるのが、中国やインドなどです。

同国では、金をあしらった宝飾品がステイタスとされています。富裕層からの購入が多く、経済成長が著しいため一気に需要が高まる可能性があるのです。

金の需要と供給のバランスが崩れれば、大きく金の価値が上がります。特に新興国の動向は、価値を決定付ける要因となるので注意が必要です。

金を高く売るためには

「金を高く売るためには」のイメージ画像

金を高く売るためには、以下4つを意識しましょう。

 

  • ●定期的に相場をチェックする
  • ●付属品を揃えて売る
  • ●きれいにお手入れする
  • ●金相場に精通する買取店へ売却

定期的に相場をチェックする

日々変動する相場をチェックすれば、高値を記録しているタイミングで売ることができます。買取店のウェブサイトなどに掲載されている金の相場をチェックしておきましょう。

ただし、買取店によっては相場を掲載していなかったり、相場表の更新が遅かったりする場合も。信頼性の高いお店を選ぶために、毎日更新されているかどうかも店舗を選ぶチェックポイントになります。

付属品を揃えて売る

売りたい貴金属やインゴットと一緒に、購入時に付いてきた付属品を揃えて査定に出しましょう。宝飾品の場合、鑑定書や外箱などが付属した状態で売ることで商品価値が上がります。

またブランド品は、ブランドの買取知識があるお店へ売ることも大切です。金の価値だけでなく、多角的な視点で査定できるお店を選びましょう。

きれいにお手入れする

金製品は、できるだけきれいな状態が保てるようにお手入れしましょう。金のジュエリーやリングなどは、購入時に近い状態であるほど再販しやすくなり、査定額に影響することも。

超音波洗浄機を使ったり、メガネ拭きで磨いたりすることが効果的です。

金相場に精通する買取店へ売却

ここ数年の金の高騰によって、金の買取を積極的に行うお店がとても増えました。

選択肢が増えたぶん「どこのお店が良いのかわからない」と迷う方も多いのではないでしょうか。

金相場に精通する買取店へ売却することで、より高価買取が期待できます。金の売り時を的確に教えてくれることはもちろん、最も高く売れる方法をアドバイスしてくれるからです。

また、金を流通させる販路にも強みがある場合が多く、他店よりも高価買取が期待できます。金の買取でお悩みであれば、金相場に精通する買取店の利用がおすすめです。

金の高価買取なら買取エージェントにお任せください

「金の高価買取なら買取エージェントにお任せください」のイメージ画像

前項で情報収集の重要性をご説明しました。とはいえ、なかには専門的な事柄や、経験に基づく感覚が必要な部分もあり、判断に悩む方もいらっしゃるかも知れません。

そんな時は、その道のスペシャリストである買取エージェントの鑑定士にお申し付けください。

金を売るならいつが良いのかお気軽にお問合せ頂ければ、現場でしか体感できない相場観を交えてお答え致します。

弊社は査定時に判断の難しい素材があった場合は、お客様にその旨をお伝えして、お時間頂ける場合は、提携の専門業者にて検査を行ってから、お客様に査定結果をお知らせしております。

また刻印がなくお客様で純度が判別できないアクセサリーなども査定可能です。

査定やお品物に関してご不明な点ありましたら、お気軽にお申し付けください。お客様が安心してお取引できるよう努めております。

気になる買取価格は、お手軽なライン査定、メール査定などですぐにお伝え可能です。概算価格となりますが、是非他店との査定比較にもご活用ください。

金の買取、ブランド品の買取なら、どんなことでもご相談くださいませ。

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