gmtマスター2は、GMTマスター Ref.16750の発表から2年後に出たGMTマスターの上位モデルです。短針を単独稼働させ、3ヵ国の時間表示を可能にしました。ケースがGMTマスターよりも厚く、ファットレディの名で親しまれています。
「gmtマスター2の価格推移は?」
「gmtマスター2の価格は今後どうなるの?」
この記事ではそんな疑問を持つ方に向けて、gmtマスター2の各モデルにおける価格推移、さらに価格高騰の理由から今後の価格予想まで紹介します。
GMTマスター 2の価格推移
GMTマスター 2の1年間における販売価格の推移を、紹介します。
・GMTマスター2 126710BLNR
・GMTマスター2 116710BLNR
・GMTマスター2 116710LN
・GMTマスター2 126715CHNR
・GMTマスター2126719BLRO
・GMTマスター2 126711CHNR
・GMTマスター2 126710BLRO
・GMTマスター2 126755SARU
・GMTマスター2 116758SANR
それぞれ詳しく見ていきましょう。
GMTマスター2 126710BLNR
出典:価格.com
・型番:126710BLNR
・製造期間:2019年~
・文字盤:ブラック
・ケースサイズ:40mm
GMTマスター2 126710BLNRは、2019年に展開された新作モデルです。青と黒のバットマンベゼルを付け、ジュビリーブレスレットを搭載。エレガントなスポーツウォッチとして、人気が高く価格の高騰を見せています。
ただし過去モデルと同様のデザインを持つため、若干安定感のあるプレミア価格となります。2022年1月にロレックスの商品と修理代金が値上がりしたことで、一気に価格高騰が見られます。
GMTマスター2 116710BLNR
出典:価格.com
・型番:116710BLNR
・製造期間:2013年~2019年
・文字盤:ブラック
・ケースサイズ:40mm
2013年発売のGMTマスター2 116710BLNRは、116710のバリエーションモデルとして展開。バットマンベゼルを採用し、セラミックにおけるカラーの多配色をはじめて実現したモデルとして当時、話題を呼びました。
116710BLNRは、定価を超えるプレミア価格で推移を見せており、2022年頃から大きく相場を上げています。2022年の相場上昇は、先程も述べたロレックスの価格改定が原因のようです。
GMTマスター2 116710LN
出典:価格.com
・型番:116710LN
・製造期間:2007年~2019年
・文字盤:ブラック
・ケースサイズ:40mm
GMTマスター2 116710LNは、現行にはないブラックベゼルを採用するモデルです。GMT針はグリーンになっており、コレクターからとくに人気の一品となっています。
セラクロムベゼルを搭載し、プラチナコーティングを施したメモリは高級感をさらに高めてくれます。とくにレクタンギュラーダイアル仕様のモデルは価値が高く、より高価買取に期待ができます。
他モデルと同様に、2022年にロレックスの価格改定により大きく相場を上げているようです。
GMTマスター2 126715CHNR
出典:価格.com
・型番:126715CHNR
・製造期間:2018年~
・文字盤:黒
・ケースサイズ:40mm
GMTマスター2 126715CHNRは、オールエバーローズゴールドを仕様した金無垢モデルです。型番のCHNRは、茶色(Chocolat)と黒(Noir)を指しています。ロレックスオリジナルのK18ピンクゴールドで作られた126715CHNRは、煌びやかな上にセレブリティな印象を与えてくれます。
デイト表示や100m防水、70時間パワーリザーブ、高精度クロノメーターを搭載するなど、基本仕様もしっかりとカバー。ゆるやかに価格上昇が続いており、2022年には700万以上になっています。
GMTマスター2 126719BLRO
出典:価格.com
・型番:126719BLRO
・製造期間:2019年~
・文字盤:メテオライト
・ケースサイズ:40mm
GMTマスター2126719BLROは、GMTマスター2 116719の後継モデルです。デザイン相違点は少なく、内部仕様が主な変更箇所となります。
ムーブメントをCal.3285にしたことで、パワーリザーブが48時間から70時間へ変更され、耐衝撃や時間の精度が向上。市場に出回っている数が少ないため、希少価値も高く、2022年1月のロレックスの価格改定により大きく価格の高騰を見せています。
GMTマスター2 126711CHNR
出典:価格.com
・型番:126711CHNR
・製造期間:2018年~
・文字盤:ブラック
・ケースサイズ:40mm
GMTマスター2 126711CHNRは、黒と茶色のベゼルがオシャレなエバーローズゴールドを採用したモデルです。ルートビアという別称がついており、GMTマスターの中で定番モデルとして需要が高くなっています。
ゆるやかな上昇を見せていたGMTマスター2 126711CHNRも、2022年1月の価格改定に大きな影響を受け相場が一気に上昇しています。
GMTマスター2 126710BLRO
出典:価格.com
・型番:126710BLRO
・製造期間:2018年~
・文字盤:ブラック
・ケースサイズ:40 mm
GMTマスター2 126710BLROは、2018年に赤青のベゼルを復活させたとして、大きく注目されました。ジュビリーブレスを採用し、歴代のGMTマスターと一線を画す本作。
2021年には、オイスターブレスモデルが追加され、注目が上がり価格が高騰しました。現在でも需要は高く、相場は350万以上の高値を推移しています。
GMTマスター2 116758SANR
・型番:116758SANR
・製造期間:
・文字盤:ブラック
・ケースサイズ:40mm
GMTマスター2 116758SANRは、GMTマスター2の中でも最上位モデル。ダイヤモンドとイエローゴールドで装飾され、輝きをひときわ放つ外観が印象的です。
ベルト、ラグ、ベゼルに散りばめられたダイヤモンドは、どこから見ても輝きを放ちます。流通量が少なく希少価値も高いことから、常にプレミア価格で安定しています。また価格が高いため手が出せる購入者も数が少なく、販売価格は一定しているようです。
GMTマスター2 126755SARU
出典:価格.com
・型番:126755SARU
・製造期間:2019年~
・文字盤:黒(ブラック) シャンパンゴールド×パヴェダイヤモンド
・ケースサイズ:40mm
GMTマスター2 126755SARUは2019年にシークレットモデルとして特定の顧客に販売されたK18ERGに、ブルーサファイア、ダイヤモンド、ルビーのジェムベゼルが付与されたモデルです。
ベゼルには定番のペプシカラーを宝石で表現するなど、ラグジュアリー感は抜群です。もちろん、機能面も70時間のパワーリザーブや、100m防水など耐久性も高く実用性にも優れています。
直近価格の動きが激しいロレックス
GMTマスターの価格推移を紹介してきましたが、直近数カ月でロレックスの価格が高騰したり下がったりとかなり変動しています。しかし長期的に見るとロレックスの価格は大幅に上昇しました。その理由について、紐解いていきましょう。
価格高騰の理由① 生産数が減っている
ロレックスの価格が高騰しているのは、生産量が減っているためです。コロナウィルスの影響により工場の稼働が一時的にストップ。
世界的な需要を考えると供給量が足りていない状況のなか、生産が一時ストップしたことにより、さらに供給不足に拍車をかけているのです。
需要が高まる一方で供給が少ない状況が、価格高騰につながっています。
価格高騰の理由② 流通量の変化
流通量の変化もロレックスの価格高騰に大きく関わっています。コロナの影響でロレックスの輸出に制限がかかり、各国へ供給できる量が減ったのです。
供給量が輸出入の制限や、製造ストップにより大きく減ったため、ロレックスは価値が大きく高騰。さらにロレックスの資産価値に目を付けた転売者が世界中に増え、需要もより増加したのです。
現在、ロレックスでは転売者対策として購入制限を設けています。購入ハードルが上がり、価格も合わせて高騰している状況です。
GMTマスター2の今後の動向は?
モデルにもよりますが、2022年2月を境に下落しているモデルも多くみられます。しかし3~4月にかけて新作が登場する可能性があり生産終了が決定したモデルに関しては高騰が期待できます。
価格が上がり過ぎたロレックスですが、相場動向に影響する以下3つのポイントは注目です。
・コロナウィルスによる供給量不足
・2022年3月~4月に最新モデルが登場する可能性
・ロレックスの資産価値が高まる
まずコロナウィルスによる供給量不足は、現在でも続いており、価格が高騰する要因のひとつです。また2022年3〜4月に最新モデルが発表される可能性があり、それにともない過去の生産終了モデルに注目が集まり価格高騰が見込めます。
経済の回復によって一時価格が下がるものの、長い目線でみると高い水準を維持すると予想されるでしょう。
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