ピンク色の宝石11種類まとめ|名前の意味や特徴

作成日:2020年10月07日
最終更新日:2021年06月15日

宝石

ピンク色の宝石:ピンク・トルマリン

 

ピンク色のジュエリーは、いつの時代も女性の心をつかんで離しません。

 

明るいピンクには健康的なかわいらしさがありますし、紫を含んだピンクや赤みの強いピンクは、かわいさと同時にシックな雰囲気をまとっています。

 

たくさんの魅力がつまったピンクの宝石について解説します。

ピンク色のイメージや与える印象

ピンクは赤と白を混ぜ合わせて作られる色です。まぶしさや派手さを感じさせるショッキングピンク、控えめな印象を抱かせるペールピンクなど、明るさや彩度によってもそのイメージは異なります。

 

リップやチーク、アイシャドーといったメイク用品に多く使われる色であるピンクは、女性らしさを演出するためには欠かせません。ピンクは血色をよく見せ、健康的な印象を作るのにも役立ちます。「かわいらしさ」や「愛らしさ」の象徴でもあり、見た人にはやさしい印象を与えます。男性が身につければ、威圧感を和らげる効果が期待できるでしょう。

ピンク色の宝石.1「ローズクオーツ」

「ピンク色の宝石.1「ローズクオーツ」」のイメージ画像

ローズクオーツとは、薄紅色をした水晶のことです。色つきのクオーツは珍しいものではありませんが、ローズクオーツはほかのクオーツと比べると産出量が少なく、クオーツの中では希少性が高いといえます。愛らしいピンク色は、微量のチタンやアルミニウムが含まれているためだと考えられています。

 

ほとんどのものは半透明ですが、マダガスカル産のローズクオーツにはまれに透明度の高いものもあり、最高級品として流通しています。ローズクオーツはクオーツの中でも高い人気を誇り、「愛情」や「美しさ」を象徴するともいわれる石。そのためパワーストーンとしての需要が高く、恋愛成就や失恋の痛手を癒やす石として身につける人も少なくありません。ただし光によって変色(退色)しやすいという性質があるため、持ち歩きや保管には注意が必要です。

ピンク色の宝石.2「マラヤ・ガーネット」

「ピンク色の宝石.2「マラヤ・ガーネット」」のイメージ画像

1960年代に発見された新しい宝石で、深紅のパイロープガーネットとオレンジ色のスペサルティンガーネットが混ざり合うことで生まれるガーネットです。

 

「マラヤ」とはスワヒリ語で「仲間ではない」「見捨てられた」という意味ですが、俗語で売春婦という意味を持つ言葉でもあるため、使用を避けて「ウンバライト」と呼ぶことも。ウンバライトの名は、タンザニアのウンバ渓谷でも見つかったことに由来します。

 

ピンクといっても、かわいらしさよりもシックな雰囲気を感じさせる色合いで、ガーネットが持つ優雅さと非常にマッチしています。また、光源の種類によってほのかに色味が変わって見えることも魅力のひとつです。

ピンク色の宝石.3「シャンパン・ガーネット」

「ピンク色の宝石.3「シャンパン・ガーネット」」のイメージ画像

シャンパン・ガーネットは名前の通り、ピンク色の高級シャンパンを思わせる色合いのガーネットです。ガーネットの名前の由来はラテン語で「種」を意味する言葉で、ザクロの真っ赤な種に色が似ていることからつけられました。名前が象徴するように赤い宝石としてよく知られていますが、これはグループの総称であり、単一の鉱物を指す言葉ではありません。ガーネットグループに属する鉱石は、含まれる化学成分の違いから分類されています。

 

シャンパンガーネットは、赤色のマラヤガーネットの一種で、深い赤色のパイロープガーネットとオレンジ色のスペサルティンガーネットが混ざり合うことで生まれる宝石です。色合いは桜の花びらを中に閉じ込めたようなピンク。この色合いの鉱石が採れるのは、世界中でタンザニアのウンバ渓谷のみです。マラヤガーネットは、この産地の地名から「ウンバライト」とも呼ばれています。

 

はかなさも感じさせる上品なピンク色のシャンパンガーネットは、非常に人気の高い宝石です。また、マラヤガーネットが持つ「光源の種類によって色味が変わって見える」という特徴も受け継いでいます。

ピンク色の宝石.4「コンクパール」

「ピンク色の宝石.4「コンクパール」」のイメージ画像

画像引用 楽天市場

 

「コンクパール」はピンク貝から産出される真珠(パール)です。ピンク貝は真珠層を持たないため、本真珠のような艶やかな光沢はありませんが、そのピンクの色合いが可愛らしく美しいことからコンクパールとして高い人気を誇ります。

 

ピンク貝はカリブ海など南洋に生息する巻き貝で、現地では昔から食用とされていました。巻き貝であるため真珠養殖はできず全て天然産出です。現在では乱獲を防ぐため採取が禁止されている地域もあることから大変希少価値が高く、市場でも高値で取引されています。

ピンク色の宝石.5「ピンク・サファイア」

「ピンク色の宝石.5「ピンク・サファイア」」のイメージ画像

ピンクサファイアはファンシーカラーサファイアのひとつで、鮮やかなピンク色をした宝石です。

 

コランダムのうち赤色のものはルビーと呼ばれますが、赤以外のものはすべてサファイアとなり、赤系統の色を持つピンクサファイアも例外ではありません。しかし、微妙な色合いの石も存在するため、「どこからがルビーでどこからがピンクサファイアか」というのは非常に難しい問題です。どちらの石もクロムによって赤みを帯びていることは同じで、成分が異なるなどの明確な違いはありません。

 

宝石としての価値はさておき、愛用するぶんには自分が気に入っていることが大切です。ピンクサファイアは、かわいらしい色味とサファイアの輝きを合わせ持つ魅力的な宝石であり、ピンクを愛する女性から非常に人気があります。

ピンク色の宝石.6「パパラチア・サファイア」

「ピンク色の宝石.6「パパラチア・サファイア」」のイメージ画像

パパラチアサファイアは、ピンクにもオレンジにも見える、その中間の色味を持つサファイアです。パパラチアとは、原産国であるスリランカの言葉で「蓮の花」という意味。ファンシーカラーサファイア(ブルー以外のサファイア)の中でもっとも貴重で、「幻の宝石」「キング・オブ・サファイア」という通称まで与えられました。

 

色合いは石によって異なり、ピンクが強いものもあればオレンジが強いものもあります。ただし、どちらか一方の色に偏ってしまっていると、パパラチアサファイアとはいえません。あくまでもピンクとオレンジの中間色でなくてはならないのです。

 

パパラチアサファイアは、色合いやインクルージョンの量、透明度、色の彩度がほどよいことなどが価値をはかる基準となります。しかし、あまりにも色鮮やかすぎるものは要注意。ベリリウム拡散加熱処理を施して、色を変化させている可能性があります。この処理がなされたサファイアは「パパラチアサファイア」とは表記されず、拡散処理のサファイアと記されますが、中には虚偽の鑑別書がつけられる場合もあるため注意しておきましょう。

ピンク色の宝石.7「ピンク・ミスティック・トパーズ」

「ピンク色の宝石.7「ピンク・ミスティック・トパーズ」」のイメージ画像

トパーズは内部に含まれる不純物によってさまざまな色合いを作る宝石です。名前の由来にはさまざまな説があり、一説にはトパジオスという小さな島の名前からつけられたといわれています。ただしこの島で採掘されていたのはペリドットで、当時トパーズとペリドットは混同されていました。また、シトロンと同一視されていた過去もあり、正確な歴史や由来ははっきりしません。

 

ミスティックトパーズとは1998年に香港で開催された宝石フェアで初めてお目見えした新しいタイプのトパーズで、天然のトパーズにコーティング処理が施されています。この処理によってレインボーの輝きを持つまったく新しいカラーのトパーズが誕生しました。ピンクのミスティックトパーズはたいへん鮮やかな色合いをしています。少し変わった色合いの宝石を身につけたい人におすすめです。

ピンク色の宝石.8「モルガナイト」

「ピンク色の宝石.8「モルガナイト」」のイメージ画像

モルガナイトはベリルの一種で、成分にマンガンが含まれることによってやさしいピンク色を持つ宝石です。

 

ベリルにクロムやバナジウムが含まれて緑色になった宝石がエメラルドですので、エメラルドの親戚ともいえます。名前は熱心な宝石愛好家であり、モルガン財閥の創始者でもあるジョン・ピアポント・モルガン氏にちなんでつけられました。ピンクをはじめ、オレンジがかったピンクや紫っぽいピンクなど、さまざまなバリエーションが存在します。しかし色合いは濃厚ではなく、いずれもパステル調の明るいカラーで、軽やかさをまとっています。

 

そのかわいらしさゆえに人気が出ること間違いなしの宝石ですが、知名度は決して高くなく、産出量は多くありません。主な産出地はブラジルのミナスジェライス州やアフガニスタン、モザンビークなどです。

ピンク色の宝石.9「クンツァイト」

「ピンク色の宝石.9「クンツァイト」」のイメージ画像

クンツァイトはスポジュメン鉱石の変種のひとつで、薄く紫がかったライラックピンク色をしています。

 

名前は、1903年にティファニーの鑑別士ジョージ・フレデリック・クンツ氏の名前にちなんで命名されました。クンツ氏は、この石がスポジュメン鉱石の変種であることを最初に鑑定した人物でもあります。発見されたのはカリフォルニア州のサンディエゴで、「カリフォルニア・アイリス」という通称で呼ばれることも。スポジュメン鉱物の変種で緑色のものはヒデナイト、黄色いものはトリフェインといいます。

 

魅力的な色と輝きを持ち、インクルージョン(内包物)も少ないクンツァイトは非常に美しい宝石ですが、手に入れるのはさほど難しくありません。これには、ほかのピンク色の宝石と比べるとあまり知られていないことが影響していると推測されます。

ピンク色の宝石.10「ピンク・トルマリン」

「ピンク色の宝石.10「ピンク・トルマリン」」のイメージ画像

トルマリンはシンハラ語で「混ざり合った宝石」を意味する言葉を由来とする宝石です。

 

ピンクはもちろんのこと赤や青、黄色、緑といった多彩なカラーがあり、昔は別の宝石だと考えられていました。そのため、色によって異なる呼び名があり、たとえば赤色のものは「ルベライト」と呼ばれています。さらに2色が混ざり合ったバイカラー、3色以上が混ざり合ったパーティカラーといった珍しい色も存在します。

 

ピンクトルマリンの色合いは、赤いに近いものから明るいピンクまで存在し、価値が高いとされるのはピンクダイヤモンドに似た色合いのものです。

ピンク色の宝石.11「ロードナイト」

「ピンク色の宝石.11「ロードナイト」」のイメージ画像

「ロードナイト」バラを意味するギリシャ語「ロードン(Rhodon)」に由来します。その名の通りバラの花を思わせる可愛らしいピンク色です。

 

その多くに黒色の二酸化マンガンの層が入っており、それがピンク色をさらに引き立てます。美しく魅力的な石ですが産出は多い為比較的安価で取引されています。

まとめ

フェミニンな印象が強いピンクの宝石は、石によって様々な色合いがあります。「この年齢であまりピンク過ぎても・・・」という方には、年齢に合わせて宝石の種類を決めるのも手です。

 

もしご自宅に眠っている宝石がありましたら、ぜひ弊社へご相談ください。ご満足いただけるよう、誠実に対応させていただきます。

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