「ガーデンパーティ」は、シンプルで飽きのこないデザインと使い勝手のよさで、多くの女性たちから支持されるエルメスの人気バッグです。
エルメスと言えば、有名なのはバーキンやケリーですが、もっとも所有数が多いのはこのガーデンパーティとも言われているんですね。
気取らずに普段使いすることができるのが嬉しいポイントですが、
そうなると気になるのはやはり「使い勝手」です。ガーデンパーティはサイズ展開も5種類あってどれを選ぶか迷う方も多いはず。
そんな方のために今回は、エルメス「ガーデンパーティ」のサイズごとの使い勝手についてお話します。
目次
エルメスの人気バッグ「ガーデンパーティ」とは?
「ガーデンパーティ」は、1892年にエルメスから発売された、園芸用品を収納するためのシンプルなトートバッグのことです。ガーデンパーティは、エルメスのカジュアルラインの一つとして発表され、革ではなくキャンバス素材を中心として製作されました。そのため、エルメスのバッグとしては、かなりリーズナブルな価格帯となっています。
ガーデンパーティは、広いマチ幅と仕切りのない広々としたつくりで、収納量が多いのが魅力です。園芸用品の重さに耐えられるよう、耐久性のあるしっかりとしたつくりになっているため、たくさんの赤ちゃん用品を入れるマザーズバッグとして、パソコンや資料などを入れるビジネスバッグとしても重宝します。
さらに、シンプルな見た目とリーズナブルな価格帯で、普段使い用やファーストエルメスとして、多くの女性から選ばれています。
ガーデンパーティの素材
ガーデンパーティの素材にはキャンバスとレザーがあり、またそれぞれに種類があります。ガーデンパーティの素材と特徴を以下にまとめたので、見ていきましょう。
【キャンバス素材】
・トワルアッシュ
「トワルアッシュ」は、2種類の糸を平織りしてつくられたキャンパス生地で、防汚性や耐久性に優れています。キャンバス素材ならではのやさしい風合いと、しっかりとした質感が特徴です。
・トワルオフィシェ
「トワルオフィシェ」は、1種類の細糸を織ってつくられたキャンパス生地です。織り目が小さく、きめ細かいため、マットな質感で上品な印象を与えます。
【レザー素材】
・ネゴンダ
「ネゴンダ」は、雌仔牛の革を使った上質なレザー素材で、革の目が小さく、柔らかな質感です。フォーマルから普段使いまで、どんなシーンでも活躍します。
・カントリー
「カントリー」は、硬質で張りのある雌仔牛の革を使った上質なレザー素材です。革の目が大きく、ゴツゴツとした肌触りと独特の質感が楽しめます。
キャンバスと比べてレザーの価格は高めですが、フォーマルやビジネスなど、きちんとした感じを出したい場面では、オールレザーのガーデンパーティがおすすめです。
シンプルデザインでアレンジしやすい
出典元:https://allu-official.com/brand/blog/b1805/
シンプルな見た目で、カジュアルな印象の強いガーデンパーティですが、ちょっとしたアレンジを加えるだけでゴージャスに変身します。それが、カレやツイリーなど、エルメスのスカーフを使った簡単アレンジです。
普段使いのバッグにエレガントさをプラスしたいときは、持ち手の片側に片リボン結びや、リボン結びをしたり、大きいサイズのカレでネクタイ結びや、リボン結びをしたりすると一気に華やかな印象になります。パーティーシーンでは、リボンタイプのツイリーをバッグの持ち手全体を覆うようにくるくる巻きつけるハンドル結びがおすすめです。
また、カレを使ったアレンジの他に、エルメスから販売されているロデオのバッグチャームや、大きめのキーホルダーなどをつけてデコレーションを楽しむ女性も多いようです。
5つのサイズ展開|サイズごとの使い勝手
ガーデンパーティには「TTPM」「TPM」「PM」「MM」「GM」5つのサイズ展開があります。それぞれのサイズについて使い勝手や特徴をまとめました。
TTPMサイズの使い勝手
TTPMは、横幅24cm×高さ16cm×奥行9cm(マチ幅)で、ガーデンパーティのなかで一番小さいサイズです。
小さめの財布やハンカチ、スマホなど、必要最低限のものが入れられます。とても小さいので、アクセサリー感覚でコーディネートに取り入れている方も多いようです。
メインとして使うよりも小物類を入れてサブバッグと使う方がオススメです。
TPMサイズの使い勝手
TPMの大きさは、横幅30cm×高さ21cm×奥行13cm(マチ幅)で、付属のストラップを付ければショルダーバッグとしても使える仕様です。
A5サイズのノートや長財布、スマホ、メイク道具などを入れても余裕があります。
最低限の収納力を確保しつつ、小ぶりで可愛らしいサイズですので、デートなどでも活躍するでしょう。
荷物が多くなりがちだけど、可愛いバッグを持ちたい!という方にオススメです。
PMサイズの使い勝手
PMの大きさは、横幅36cm×高さ24cm×奥行17cm(マチ幅)で、A4サイズのノートも余裕で入ります。またマチ幅も広く、ノートや財布の他に、水筒やお弁当も入ります。
PMサイズになると収納力にはなんの不足もありませんので、通勤や通学にはぴったり。
多くの女性が持ちやすいサイズになりますのでプレゼントとして選んでも喜ばれるでしょう。
MMサイズの使い勝手
PMよりやや大きく、マチ幅もさらに広いのがMMサイズです。
サイズは、横幅38cm×高さ26cm×奥行20cm(マチ幅)とゆったりしているので、書類やパソコンなどたくさんの荷物を持ち歩くビジネスマンや、荷物の多いママにぴったりです。
ただし、MMとPMとのサイズ差はほんの少しですので、使い勝手はそこまで変わらないでしょう。
実際に手に持ってしっくりくる方を選ぶ方も多いようです。
GMサイズの使い勝手
GMは、横幅50cm×高さ36cm×奥行25cm(マチ幅)で、ガーデンパーティのなかで最も大きいサイズです。
トートバッグというよりは、旅行カバンやボストンバッグのような位置づけで、1〜2泊程度の荷物なら楽に入ります。また、他のサイズと比べて市場に出回っている数が少ないため、希少性が高いと言われています。
メイク道具などを多く持ち運ぶスタイリストさんなどに人気なサイズでもありますが、日本国内では取扱いが少なく、手に入りづらいでしょう。
一番人気のサイズは「TPM」
ガーデンパーティのなかで一番人気のサイズがTPM。
TPMは、付属のストラップを付けることでショルダーバッグとしても使えるので、お子さんを連れての買い物や、ペットとの散歩など、手がふさがってしまいがちなシーンに最適です。
マチ幅も十分広いので、荷物が多めの方でも安心。
ただし、A4サイズの資料などは多少はみ出してしまいます。
通勤バッグとしての使い勝手はPMサイズが上でしょう。
定番人気のサイズは「PM」
PMもガーデンパーティの定番と言われるほど人気のあるサイズです。
そのため、男性が女性へ贈るエルメスのバッグにもよく選ばれています。マチ幅が広くゆったりとしているので、通学用やビジネスバッグとして、日帰りや1泊程度の荷物が少なめの旅行などでも活躍しますよ。
A4ファイルも問題なく入りますし、収納力は抜群。
ただし、持つ人の体格によっては多少だぼっとした印象を与えるかも。
この点はTPMサイズの方がコンパクトにまとまってスタイリッシュに見せることができます。
ガーデンパーティの使い勝手を上げるコツ
ガーデンパーティは仕切りがないので収納量は抜群ですが、その分細々したものを入れるのには適していません。
そんなときは、バッグインバッグやポーチのようなものを入れて使用すると使い勝手が向上します。
最近では、ガーデンパーティ専用につくられたバッグインバッグも販売されているので、そういったアイテムを利用するのもいいでしょう。また、エルメスで販売されているフールビをバッグインバッグとして使用するのもおすすめです。
まとめ|エルメスを売るなら買取エージェントまで
ガーデンパーティのサイズごとの使い勝手をご紹介しました。
エルメスでは珍しい、キャンバス素材を中心として製作されたガーデンパーティ。
親しみやすいシンプルなデザインで、今も昔も多くの人から愛され続けています。
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