ロレックスのG番は希少性が高い?価格や希少度を解説

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ロレックスはランダムシリアルになる前はシリアル番号の前にアルファベットが付いており、例えばP番は2000年ごろに製造された製品と、ある程度シリアルで製造年代が判別できました。

今回はランダムシリアルになるアルファベット最終品番“G番”の希少性について解説していきたいと思います。

G番はいつごろまで出ていた?

まずですがG番がいつごろ出ていたか説明しましょう。具体的にいつまでG番が出ていたかはシリーズとモデルによっても異なりますので、正確にいつまでとは言い難いのですが、ヨットマスター、デイトジャストはG品番で2013年6月日付のモデルを確認しました。デイトナのステンレスモデルは2013年2月、コンビモデルは2013年11月日付を発見しました。よってステンレスの定番モデルは2013年6月頃まで出ていたといえます。(今後更に新しい日付が確認できれば更新します。)

G番は2010年ごろから登場したといわれますが、中には2009年のG番も存在しております。旧型のエクスプローラーを例にすると2009年のG番が確認されており、2010年のランダムシリアルも確認されております。エクスプローラー1のG番は特に数が少なかったです。

この辺りはやはりモデルによって変わってきます。

関連記事 【ロレックス】シリアルナンバーから製造年を知る方法を解説

G番は希少性が高いのか?

ではG番の希少性について説明していきましょう。モデルによっても異なりますが、確かにG番は他の年代に比べて全体的に数が少ないといわれておりますので希少性が高いといえます。

<実際に直近のデータで年代別の買取本数を調べてみました。>

【デイトナRef.116520を30本買取の場合】

ランダム18本・G番4本・V番8本(ランダム60%・G番13%・V番26%)

あれ?ランダムが多くて意外とV番も少ないと感じました。他のモデルでも検証しましょう。

【GMTマスターRef.116710LNを30本買取した場合】

ランダム20本・G番5本・V番5本

単純に直近のデータになりますのでランダムシリアルのモデルが多くなります。しかしこれからも同じことがいえ、もっとランダムシリアルの買取の比率は高くなるのでは?と考えられます。

G番の希少性が上がる可能性について

ではG品番の希少性が上がるかについてですが、元々流通している数が少なく年々数は減少していくため希少性は上がると考えられます。特に最終品番などの珍しいものはロレックスでは高額になる可能性が高いです。

希少性が高いと取引買取も高いのか?

G品番の希少性が高いという事は先ほども説明しましたが、では実際買取の場合はどうなのか?について解説していきます。2020年3月時点でのお話になりますが、現段階ではそこまでG番の評価は高くないです。最終品番は数が少なくデッドストックなどの場合は特に高値で取引されますが、G番が最終品番のモデルはない為です。(もしかしたらモデルによっては存在する可能性有)

エクスプローラーRef.114270のように2010年に製造が終了しましたが、最終品番はランダムシリアルになりますので、ランダムシリアルは高くG番はそこまで高くないのが現状です。

まとめ

以上今回はロレックスのG品番の希少性についてまとめました。G品番はアルファベットでシリアルが管理されていた時代の最終品番ということで、時計コレクターなど注目されている方も多いのは間違いありません。今後G品番の評価が上がってきたりした場合は追記していきます。

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