ロレックス「デイトジャスト」が本物であるかの見分け方は?【現役鑑定士が教える!】

作成日:2021年06月03日
最終更新日:2021年06月29日

デイトジャスト

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ロレックスのデイトジャストは、同ブランドの中でも非常に人気の高い腕時計です。

 

デイトジャストは、品質や性能、デザインに至るまでこだわっていて、ロレックスの定番モデルとして長年人気を博し続けています。

 

しかし、一方でロレックスのデイトジャストは偽物が多く、コピー品と気づかずに購入・着用している方も少なくありません。

 

そこで、今回はデイトジャストをはじめとした「ロレックス」が本物であるかの見分け方について、詳しく解説します。

ロレックスのデイトジャストが本物かどうかはどこを見る?

ロレックスのデイトジャストが、本物かどうかの見分け方を解説します。

現役鑑定士が実際にチェックしているポイントですので、ぜひ参考になさってください。

文字盤のロゴ

ロレックスのデイトジャストが本物かどうかを見分けるには「ロゴ(ROLEX)」に注目してください。

 

文字盤のロゴを見てみると、本物は細く繊細に描かれているのに対し、偽物は若干太めの印象です。

 

また、本物と偽物とで比較すると、本物のデイトジャストは王冠マークとロゴの位置が近いのが特徴です。

王冠マークの形状

ロレックスのデイトジャストは、いわゆる「王冠マーク」で本物かを見分けられます。

 

本物の王冠マークは、細長い棒の部分が先端にいくにつれて細くなるのに対し、偽物は太さが同じまま先端の丸へと伸びています。

 

また、偽物は王冠マークの下部分の「〇(楕円形)」が、本物よりも大きかったり小さかったりするのが特徴です。

 

ただし、本物であっても製造年によって多少変化が見られますので、王冠マークだけで判断するのは難しいでしょう。

金属の見た目

ロレックスのデイトジャストが本物かを見分けたいときには、金属の部分をよく観察してみてください。

 

本物は貴金属やサビに強いステンレスを使用していますので、酸化して見苦しくなることはありません。

 

もし、ブレスや文字盤周りの枠などにサビが生じているようであれば、偽物と考えられます。

コマの内側の穴

コマ(ブレスを構成している細かい部品)を連結する棒の穴を確認すれば、デイトジャストが本物かどうかがわかります。

 

本物のデイトジャストであれば、コマの穴の一つひとつは真ん丸です。

ですが、偽物の穴の形状は整っていません。

 

また、コマに高級な金属独特のツヤや輝きがなければ、そのデイトジャストは偽物でしょう。

ロレックスが本物かを見分けるポイント

ロレックスの偽物は、デイトジャストに限らず、さまざまなモデルのコピー品が出回っています。

そこで、ここからはロレックスの本物を、見分けるためのポイントについてご紹介します。

ブレスレットの手触り

ロレックスの偽物を見破るなら、まずはブレスレットに触れてみましょう。

 

本物のブレスレットは面取りしてあるので、角に触れても手触りはなめらかで痛さを感じません。

 

偽物の場合は、面取りしていないので、「尖った感覚」があります。

文字盤の文字の書体

ロレックスの偽物を見分けるポイントの一つが、「文字盤の文字の書体」です。

 

本物は、英数字がゴシック体ですが、偽物はそのほかの書体を使用しています。

 

一見、同じ書体に感じても、ルーペなどで拡大してみると書体が異なることがわかります。

リファレンスナンバー(型番)

ロレックスは、ラグ(時計とブレスを繋ぐ場所)にリファレンスナンバー、つまり型番を刻印しています。

 

ブレスを本体から外して、12時側のラグをチェックしてみてください。

 

本物であれば、丁寧な刻印があります。

偽物の場合は、レーザーでリファレンスナンバーを印字しています。

シリアルナンバー

ロレックスは、ラグにシリアルナンバーが記載してありますので、一度ブレスを外してみてください。

 

シリアルナンバーはロレックス一つひとつ異なる番号が割り振ってあります。

 

もし、他に存在しているシリアルナンバーが記載してあったり、ロレックスではありえないシリアルナンバーが印字してあったら偽物です。

ブレスレット部分のネジ

ロレックスは細部までこだわっていますので、「ネジ」「ネジ穴」を見るだけで、本物かどうかがわかります。

 

ブレスのネジとネジ穴を見たとき、隙間が生じていなければ本物です。

 

逆に、偽物は作りが雑で、隙間が生じています。

リューズの使いやすさ

リューズ(ネジ巻き部分)の使いやすさで、ロレックスが本物かどうかを見分けられることがあります。

 

本物のロレックスは、リューズを巻くときに痛みを感じないようにギザギザの先端をなめらかに加工しています。

また、ガードから少しギザギザがはみ出しているので、操作しやすいのが特徴です。

 

しかし、偽物はリューズのギザギザの先端が鋭く、巻くときに痛みを感じることがあります。

また、リューズのギザギザがガードからはみ出しておらず、巻きにくさを感じます。

針の仕上がり

「針の仕上がり」のイメージ画像

ロレックスは「針」が本物を見分けるポイントの一つです。

 

本物であれば、丁寧に処理されているので、針の側面はなめらかで繊細です。

一方、偽物は針の仕上げがとても雑で、よく見ると側面がトゲトゲしています。

バネ棒の取り付け穴

ロレックスが本物かどうかを見分けるときには、バネ棒の取り付け穴を確認してみてください。

 

ロレックスは細かな部品にもこだわっていますので、本物であればバネ棒がぴったりと収まっています。

 

一方、偽物の場合、バネ棒の取り付け穴は本物よりも大きく、バネ棒を差し込むと緩みを感じます。

裏の蓋

ロレックスの裏の蓋を見ると、本物かどうかがわかります。

 

本物は、蓋のギザギザ部分の処理が丁寧で繊細です。

 

しかし、偽物はギザギザの処理が甘く、乱雑な仕上がりです。

カレンダー

「カレンダー」のイメージ画像

ロレックスデイトジャストは、日付(カレンダー)で本物を見分けられます。

 

本物は数字が綺麗で、にじみやかすれはありません。

また、表示枠の中央に数字が配置しています。

 

しかし、偽物は数字のインクが剥がれていたり、にじんでいたりするうえに、数字が表示枠の中心からややずれて表れます。

ベゼルの形状

ベゼル(時計周りの枠)の形状も、ロレックスデイトジャストのチェックポイントです。

 

本物のロレックスは、ベゼルの外側に施してある凹みの大きさや深さが均一で、ベゼルを横向きにしたとき、凹みの内側に縦線の磨き跡があります。

 

しかし、偽物はベゼルの凹みの大きさや深さが不揃いです。

凹みの内側は、磨き跡も横向きで、本物とは違った仕上がりです。

ベゼルの文字

ベゼルの数字の太さもまた、本物を確認できるポイントです。

 

本物のロレックスは、水中でもしっかりと数字を確認できるよう、ベゼルの文字が太くくっきりと描かれています。

 

一方、偽物はベゼルの数字が細く頼りない印象です。

ダイヤモンドの輝き

ロレックスの本物を見分けるうえで、ダイヤモンドを使っているモデルの場合、これも重要なチェックポイントです。

 

ロレックスは、「キラキラと輝くもの」「内包物がないもの」を厳選しています。

 

しかし、偽物はダイヤモンドに内包物があったり、輝きがイマイチだったりします。

ムーブメントの仕上げ

ムーブメントは、時計内部の構造ですので、知識がない方は見分けるのが難しいものです。

ですが、ロレックスが本物であるか、偽物であるかを見分けるポイントの一つです。

 

本物と偽物とでは、仕上げや研磨の丁寧さが異なり、当然ながら偽物のほうが雑な仕上がりです。

 

特に、部品の「端」は、仕上げの雑さが目立ちやすいので、もし自分で時計の裏ブタを自分で開けられる方であれば、ムーブメントもチェックしてみてください。

 

とはいえ、不慣れな方はうっかり時計内部の部品を壊してしまうリスクがあります。

心配であれば、プロにムーブメントを確認してもらいましょう。

 

ムーブメントにかかわることとして、裏蓋をあけずに確認できるポイントがあります。

それは、秒針がなめらかに動くかどうかです。

 

偽物は、ほとんどの場合ムーブメントにまでお金をかけることをしていません。

汎用的なムーブメントを使うと、秒針はカチカチと動きます。

 

もしも、秒針がゆっくりなめらかに動くなら、そのデイトジャストは本物である可能性が高いでしょう。

バックルの刻印やロゴ

バックル(ブレスの留め具部分)のロゴを見ると、偽物と本物とで仕上がりに差があります。

 

たとえば、本物はロゴが刻印してあるのに対し、偽物はプリントで描いてあったり、あらかじめ作ったロゴマークを貼り付けたりしてあります。

 

そのため、本物のロゴは立体感があって、くっきりとした仕上がりです。

 

ロゴそのものが本物とそっくりであっても、刻印か否かで偽物がわかります。

蛍光塗料(ルミナスポイント)

デイトジャストの一部モデルだけでなく、ロレックスの人気モデル「シードゥエラー」「サブマリーナ」には、蛍光塗料(ルミナスポイント)があり、偽物と本物とで見た目が異なります。

 

本物は、枠となる部分に蛍光塗料がぴったりと収まっていますが、偽物は塗料が少量でくぼんでいたり、単にインクを垂らしたように盛り上がっていたりします。

 

蛍光塗料の部分まで丁寧に仕上げるのが、ロレックスのこだわりです。

ムーブメントの音

ロレックスは、耳を近づけると、音で偽物と本物がわかることがあります。

 

腕時計に耳をあてたとき、「シュルシュル」というゼンマイがほどけていくときのなめらかな音が聞こえれば本物です。

 

しかし、乾いた印象の軽い音が聞こえてきたら偽物でしょう。

着け心地

ロレックスは、細部まで丁寧に作りこまれていますので、本物であれば着用したときに違和感や痛みを感じることがありません。

 

もし、ロレックスを着用してみて「付け心地が悪い」「肌にあたる部分が痛い」と感じたら、偽物の可能性があります。

 

自分の感覚頼りになってしまいますが、実際に着用して「付け心地」をチェックしてみてください。

本物のロレックス「デイトジャスト」を手に入れる方法

本物のロレックス「デイトジャスト」を手に入れたいなら、公式サイトに掲載されているロレックス正規品販売店で購入するのが一番間違いありません。

 

とはいえ、現行品はあまりに高いという場合は、ロレックス中古品を取り扱うブランド専門リサイクル店を利用しましょう。

 

インターネットオークションやフリマアプリに出品されているロレックスも魅力的ですが、そのデイトジャストが本物かどうか、もしかすると出品者自身も確認できていないかもしれません。

意図的か、意図的でないかは別として、偽物が出品されていることもあるのです。

 

そこで、デイトジャストを購入するときに安心できるのが、ロレックスを多く取り扱うブランド専門リサイクル店です。

 

日ごろから多くのロレックスを鑑定しているスタッフが、一つひとつ丁寧に見ていますので、偽物を買ってしまう危険はありません。

 

もしもデイトジャストに興味を持っていて、「中古品でもいい、本物が欲しい」という場合は、ロレックスを多く取り扱うブランド専門リサイクル店に出向いてみてください。

ロレックスのコピー品は、ここまで進んでいる

デイトジャストのみならず、ロレックスには「コピー品」があり、その精巧さは驚くほど飛躍しています。

 

たとえば、次のようなものがあります。

 

・本物のパーツを集めて組み立てていて、「ほぼ本物」に見える

・外装だけでなく、ムーブメントまでを忠実にまねている

・本物を基礎にし、一部をより人気のあるモデルに似せて高値をつける

 

このような偽物は「スーパーコピー」と呼ばれ、専門のオンラインショップもあるほどです。

 

このような偽物は、一見魅力的ではありますが、何らかのタイミングで「手放そうか」と思っても買い取ってはもらえません。

また、コピー品とわかったうえで購入したあと、売却しようとしたならば、ときに詐欺罪に問われることもありえます。

 

安易に安いロレックス、特に明らかなコピー品を買わないことは、あなた自身の身を守ることにもなります。

 

まとめ

ロレックスは、数ある時計ブランドの中でも、高品質な時計を展開し人気を集めています。

 

しかし、人気が高いがゆえにコピー品としてターゲットになりやすく、現在は数えきれないほどの偽物があるだけでなく、「コピー品専門店」まで存在します。

 

せっかく手にするなら、「本物」のロレックスが良いですよね。

 

今回ご紹介した「ロレックスの本物の見分け方」を参考にしながら、お手持ちの腕時計や、これから購入を検討しているアイテムをチェックしてみてください。

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