プラダのポコノとは?ナイロンの特徴や魅力を解説

作成日:2018年01月12日
最終更新日:2022年05月20日

プラダ

プラダ ナイロンショルダーバッグ (1)

出典:Shutterstock

 

ミラノ中心部に位置するガレリア内に旗艦店を構えるイタリアを代表する高級ブランド、プラダ。アパレル商品全般を取り扱い、世界中で高い人気を誇っています。

 

数々の人気商品で知られていますが、とりわけバッグの人気が高く、レザーからキャンバスまで様々な素材を使ったアイテムをラインナップしています。

 

今回は、そのなかでもサフィアーノレザーと双璧をなすブランドの強みである素材「ポコノ」を取り上げ、その特徴や人気商品の一部をご紹介します。

プラダのポコノとは?

ポコノという名前を聞いたことは多くの人があるでしょう。プラダのポコノとは具体的にどんなものなのか?特徴やその人気の理由を解説します。

ポコノは高品質なナイロン素材

ポコノはプラダが開発したナイロン素材のこと。シリーズ名と思われていることが多いのですが、正解は「プラダのナイロン」ということです。

ハイブランドが取り扱う素材としてはメジャーなのはレザーなのに対し、高級感からほど遠そうなナイロン素材のポコノ。しかしポコノは普通のナイロンではなく、工業用素材から発案された耐久性や軽量性が抜群の特殊素材なのです。皮革とは比べものにならない軽やかさで、長時間使っても疲れにくいのが特徴。

黒をメインカラーとし、シンプルでさらりとしたポコノのビジュアルは、ハイブランドなのに嫌みがなく、スマートなプラダらしさを演出できます。ポコノは日常使いするバッグに使う素材として大変実用的で、軽くて丈夫、しかも撥水性もあるのでデイリーユースに適しています。

プラダはそれまで他のハイブランドと同じく皮革製品をメインとして取り扱ってきました。ポコノが誕生してからは「プラダの顔はポコノ」といっても良いほど、プラダを印象づけるものとなっています。

ポコノ誕生から人気を博すまで

プラダにポコノを生み出したのは、プラダの再建者であり現在も経営とデザイナーを務めるミウッチャ・プラダ。1970年代後半にプラダの経営に携わるようになった彼女は、当時ミリタリー製品に使われていた工業ナイロン素材に目を付けました。

この時代のプラダはというと、今のブランド立ち位置からは考えられないほど低迷していた時期です。厳しい経営状況の中でミウッチャは、ハイブランドの常識を覆す新たな素材「ポコノ」で起死回生の策を講じ、その戦略で見事ブランド再建を成し遂げたのです。

最高級のレザーこそが至高とされたハイブランドのバッグですが、ポコノを使ったプラダのナイロンバッグは業界にとってセンセーショナルなコンセプトでした。しかし発売後数年して1980年代になると爆発的ブームを起こし、その人気はいまも衰えることなく続いています。

プラダといえばナイロンバッグ、というイメージもすっかり根付いているのではないでしょうか。スタイルを邪魔しないプレーンなルックスで、老若男女に愛されています。

ポコノの人気アイテム

ポコノは汎用性の高い素材であることから、実に様々なタイプのアイテムに利用されています。バッグとしては、ハンドバッグやボストンバッグ、バックパックにトート、ショルダーと、おおよそバッグと名のつくものであれば何にでも適用されています。

 

機能性が高いことから、ポーチや財布などの身の周り品も人気です。またカラーラインナップも充実。定番カラーのブラックがメインですが、カーキやブラウン、赤、イエロー、ピンクなど実に多彩です。

 

スモール Re-Nylon バックパック

「スモール Re-Nylon バックパック」のイメージ画像

出典:PRADA スモール Re-Nylon バックパック

【サイズ】高さ28 cm×マチ12 cm×幅 23.5 cm

どのブランドもバックパックをラインナップしていますが、使い勝手の良さではプラダのポコノの右に出るものはないはずです。こちらはサフィアーノレザーとポコノを掛け合わせ、さらにプラダのトライアングルロゴをあしらっており、カジュアルな中にも品のある仕上がり。

スモールサイズは可愛らしさをプラスしたい女性におすすめです。ポコノはルックスも控えめで軽やかなので、基本的にどんなコーディネートにもマッチします。

Re-Nylon パデッド ショルダーバッグ

「Re-Nylon パデッド ショルダーバッグ」のイメージ画像

出典:PRADA Re-Nylon パデッド ショルダーバッグ

【サイズ】高さ15 cm×マチ7 cm×幅23 cm

ショルダーバッグはコンパクトなものからA4サイズの書類を収納できる大きさのものまで、毎シーズンいくつものデザインがラインナップ。好みのテイストや用途に合わせて選ぶことができます。

こちらはキルティングデザインと柔らかなフォルムのホーボーバッグで、カジュアルながらも柔和な印象です。

フックとミニポーチが付属しているバッグは近年増えている仕様です。

Re-Nylon パデッド トートバッグ

「Re-Nylon パデッド トートバッグ」のイメージ画像

出典:PRADA Re-Nylon パデッド トートバッグ

【サイズ】高さ21 cm×マチ13 cm×幅24 cm

ハンドバッグというとレザーが定番ですが、プラダのポコノならデザイン性の高さも高級感も上々で、レザーにまったく引けをとりません。これ見よがしなところがまるでなく、大人のメインバッグとしてシーンを選ばず使うことができます。

こちらのトートバッグはキルティングされたナイロンにナッパレザーのハンドルで、フェミニンでありエレガントな風合いです。軽くて丈夫で、しかもちゃんとおしゃれだから、デキる風に見えること間違いなし。

ポコノを現代風にアップデートした「Re-Nylon」シリーズ

「ポコノを現代風にアップデートした「Re-Nylon」シリーズ」のイメージ画像

プラダの柱でもあるポコノは、現在さらに進化を遂げています。プラダが新たなナイロン素材「エコニール」を採用しました。これまでのバージンナイロンとは違い、無限にリサイクルできる再生ナイロンです。

環境問題が叫ばれている現代に即した新シリーズ【Re-Nylon】として、2020年に誕生しました。ポコノの性能や手触りは変わらず、Re-Nylonシリーズに受け継がれています。

サステナブル・ラグジュアリーを掲げ、プラダはこのRe-Nylonシリーズを台頭に積極的な取り組みがみられます。

 

まとめ

世間には星の数ほどのバッグがあふれていますが、機能性と美しさのバランスを兼ね備えたバッグは?と聞かれたなら、「プラダのポコノ」と答える人は多いはずです。

レザーやキャンバスなど様々な素材のバッグがありますが、それぞれメリットもデメリットもあるもの。

ところがプラダのポコノは、軽くて丈夫、汚れもつきにくく、へたりにくい。そしてなんといってもデザイン性の高さも超一流です。

使えばきっと好きになる、唯一無二の存在感、ぜひプラダのポコノはひとつ持っておきたいものです。

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