ブルガリの歴史|ブランド史を年代順に辿る

作成日:2020年11月10日
最終更新日:2021年06月15日

ブルガリ

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ブルガリは130年以上の歴史を持つイタリアを代表するブランドです。古代ローマ建築やギリシャ神話、創業者の故郷ギリシャの技法を受け継ぎ、芸術的で洗練されたデザインと、徹底した品質管理で人々を魅了し続けています。

 

近年ではイタリアの建築家をデザイナーに起用するなど、最新のテイストも取り入れながら進化を続けているブランドです。王侯貴族や著名人に選ばれている華麗なブルガリの歴史を紹介していきます。

「1857年 創始者ソティリオ・ブルガリ誕生」

「「1857年 創始者ソティリオ・ブルガリ誕生」」のイメージ画像

出典元:https://journal.hautehorlogerie.org/en/bulgari-italys-jeweller-to-the-stars/

創始者ソティリオ・ブルガリは、ギリシャのイピロス地方、現在のギリシャとアルバニアにまたがるイオニア海沿岸地域で生まれました。

 

古代ローマから銀細工が盛んな土地で、ソティリオの実家も銀細工師でした。幼いころから腕を磨き、近代化の流れを敏感に感じ取ったソティリオは、バチカン戦争が勃発したのを転機に生まれ育った地を去ります。数々の困難を乗り越え、ケルキラ島、ナポリを経てローマにたどり着きます。

「1884年 ブルガリの創業」

「「1884年 ブルガリの創業」」のイメージ画像

出典元:https://www.greekmediagroup.com.au/sotirio-bulgari/

ローマのヴィア・システィーナに店を構え、ここからブルガリの歴史はスタートしました。

 

故郷イピロスに伝わる伝統的な技術と、6世紀ごろを頂点に東ローマ帝国で興ったビザンティン建築、古代ギリシャ洋式を融合させたブルガリの芸術的なデザインは、ローマで注目を集め一躍有名店に。その後、海外旅行者や富裕層をターゲットに、リゾート地のソレントやスイスのサンモリッツに販路を広げ、上流階級まで名声を広げました。

「1934年 息子たちがブランドを引き継ぐ」

1932年ソティリオの死後、すでに経営に加わっていた2人の息子コンスタンティノとジョルジョが後を継ぎます。

 

父から受け継いだ才能に磨きをかけ、ハイジュエリーに特化することでブランドが成長させました。当時流行していたフランス洋式とは一線を画し、創業時の独創的なスタイルを貫いてさらなる人気を獲得していきます。

「1950年代 ドルチェ・ヴィータ」

「「1950年代 ドルチェ・ヴィータ」」のイメージ画像

ブルガリの名声が世界中に広がったのが1950~1969年、ブルガリにとって「ドルチェ・ヴィータ(甘い生活)」と呼ばれる時代です。

 

芸術性に富んだ作品を生み出すコンドッティ通りのブティックには著名人が集まり、オードリー・ヘップバーンやエリザベス・テイラーなど、大女優たちがスクリーンだけではなくプライベートでもブルガリのファンであることを公言します。成功の波に乗ったブルガリは、ヨーロッパやアメリカに販路を広げます。

「1970年代 NYに海外1号店を出店」

1966年に長男ジョルジオの息子ジャンニへと経営が受け継がれます。

 

ジャンニは世界進出させるプロジェクトをスタートさせ、70年代にニューヨーク、次いでジュネーブ、モンテカルロ、パリに支店をオープンさせました。ブルガリは時代のニーズに応えるため、極東やアメリカのポップアートなどから幅広いインスピレーションを得て、女性たちにスタイルを提案し続けます。

「1977年 腕時計コレクションを制作開始」

「「1977年 腕時計コレクションを制作開始」」のイメージ画像

ブルガリのグローバル戦略を支えたのが腕時計コレクション「ブルガリ・ブルガリ」です。

 

ブランドロゴを二重にあしらった個性的なデザインが人気を博し、ジュエリーに次いで腕時計でも確固たる地位を確立します。一貫して自社で製作するため1980年にスイスに時計製造会社「ブルガリ・タイム」を設立、ジャンニの弟であるパオロと二コラがそれぞれ会長と副会長に就任します。

「1992年 ブルガリ初の香水を発売」

「「1992年 ブルガリ初の香水を発売」」のイメージ画像

出典元:https://www.bulgari.com/ja-jp/47150.html

緑茶の香りで日本の茶道を表現した香水「オ・パフメ オーテヴェール」が世界的に大ヒット、これによりパフューム部門「ブルガリ・パフューム」が設立されます。

 

ジュエリーのインスピレーションと最高級の素材を使い、スタイリッシュでありながらクラシックな香りが多くの人気シリーズを生み出します。その後もブルガリは香水に留まらず、スカーフやスキンケア製品など多角的な事業展開を推進します。

「2007年 チョコレートの販売を開始」

「「2007年 チョコレートの販売を開始」」のイメージ画像

ブルガリ銀座タワーで誕生した「ブルガリ イル・チョコラート」では、専属ショコラティエにより1粒ずつジュエリーのように丹念につくられたチョコレートを「チョコレート・ジェムズ(宝石たち)」と呼んでいます。

 

イタリアならではの食材と日本の伝統的食材を組み合わせるなど、素材へのこだわりと美しいシルエットが魅力的なスイーツです。

「2011年 LVMHの傘下に入る」

ブルガリはLVMH(モエ・ヘネシー・ルイ・ヴィトン)と株式交換し、ブルガリ一族以外で初のCEOが就任します。

 

CEOのマイケル・バーグは、ルイ・ヴィトン、クリスチャン・ディオール、フェンディの要職を歴任、LVMH執行委員会のメンバーも務めている人物です。統合により資金面の基盤が固まり、ホテルやレストランなど他領域においても事業を拡大、ラグジュアリーブランドとして躍進し続けています。

まとめ

知名度の高いブランドではありますが、知れば知るほど高貴で歴史のあるブランドだということがわかりました。

 

今もなお進化し続けているブルガリは、目が話せない高級ブランドの1つです。

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