バーバリーの歴史|デザインや日本からの撤退理由について

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ハイブランドの一つとして知られているバーバリーは、日本でも人気の高いブランドです。

しかし、現在、バーバリーは日本から実質的に撤退していますので、国内には大々的な店舗はありません。

一体なぜ、バーバリーは日本から撤退したのでしょうか。

今回は、バーバリーの歴史とともに、日本からの撤退理由や、ブランドアイテムのデザインについて詳しくご紹介します。

バーバリーの概要

まずは、「バーバリーとはどのようなブランドなのか」を理解するために、ブランドの概要をご紹介します。

1856年に創立されたイギリスのファッションブランド

バーバリーは1856年に創立された、イギリスのファッションブランドです。

創立者は、当時21歳であったトーマス・バーバリーで、とことん品質にこだわったアイテムを制作していました。

バーバリーは、当時農民が服を汚れから守るために羽織っていた上着に着目し、それまでに存在していなかった耐久性の高い新たな素材を発明したのです。

アイテムは、耐久性が高いと評判になり、次第に人気を集めていきました。

冒険家、探検家に愛用されたファッション

バーバリーのアイテムは動きやすく、耐久性に優れていることから、冒険家や探検家に愛用されるようになりました。

有名人を例に出すと、南極点への到達を果たした「ロアール・アムンセン」、大西洋無着陸飛行を成功させて話題になった「ジョン・オルコック」「アーサー・ブラウン」などが、バーバリーユーザーとして知られています。

「バーバリーチェック」が大注目

バーバリーは、コートの裏地に採用していたチェック柄を「バーバリーチェック」と宣伝しました。

バーバリーチェックは、宣伝効果もあってブームとなりました。

バーバリーは、コートの裏地だけではなく次第に「傘」「バッグ」「マフラー」などにもバーバリーチェックを使用するようになったのです。

また、バーバリーチェックのカラーも、当初はキャメル、赤、黒、白のみでした。

しかし、徐々にバリエーションを増やしていき、様々なカラーのバーバリーチェックが生まれました。

現在は衣料品他「時計」「香水」なども取り扱う

現在、バーバリーはハイブランドとして、衣料品の他「時計」や「香水」など、品質の高いアイテムを取り扱っています。

バーバリーのアイテムは、一般的なブランドと比較すると高額ですが、プレゼント用や自分へのご褒美などとして人気が高く、創立から100年以上経った今でも多くのユーザーに愛されています。

バーバリーの主なアイテム

バーバリーでは、現在さまざまなアイテムを取り扱っています。

主なアイテムについては、以下からの内容をご覧ください。

衣料品

 
 
 
 
 
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バーバリーが取り扱っているアイテムとして、まず挙げられるのが「衣料品」です。

トップスやボトムス、ワンピースなど、幅広く取り扱いがありますが、特に人気なのは「コート」です。

バーバリーのコートは、耐久性が高いだけではなく、清楚でスタイリッシュな雰囲気があり、プライベートだけではなく、通勤にも使いやすいという魅力があります。

小物

バーバリーは、帽子や財布、アクセサリーといったラインナップも豊富です。

バーバリーの小物類は、華やかなものが多く、特にアクセサリーはパールがあしらわれていたり、大ぶりであったりと、人目を引くデザインとなっています。

しかし、単純に「派手なデザイン」というわけではなく、洗練された華やかさがありますので、年齢を問わず取り入れやすいでしょう。

 
 
 
 
 
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バーバリーでは、さまざまなデザイン・種類の靴を取り扱っています。

バーバリーが展開している靴は、スニーカーやパンプス、ブーツなど多岐にわたります。

また、靴に採用されているデザインは、シンプルな無地やバーバリーチェック、ストライプなどさまざまです。

バッグ

 
 
 
 
 
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バーバリーの主なアイテムとして挙げられるのが、「バッグ」です。

バーバリーのバッグは耐久性が高いのはもちろんのこと、機能性やデザイン性にも優れています。

また、バッグは、シンプルなものから、個性的なものまで幅広く展開されていますので、きっとあなた好みのアイテムが見つかるでしょう。

バーバリーが日本から撤退した理由

1970年に日本上陸を果たしたバーバリーが日本から撤退した理由は、「ブランドの戦略」が関係しています。

バーバリーは富裕層向けのハイブランドとして展開してきた一方、日本には一時期比較的安価で入手できるラインがありました。

それが、「バーバリーブラックレーベル」と「バーバリーブルーレーベル」です。

それぞれ、「バーバリー」の名が入っていますが、実際に生産していたのは「三陽商会」です。

バーバリーブラックレーベルやバーバリーブルーレーベルは、バーバリー本家のアイテムと比較すると、質やデザインが異なりますが、安価でしたので人気でした。

海外では「なぜ日本のバーバリーはこんなにも安いのか」と、驚かれることもあったほどです。

これにより、バーバリーは「日本に顧客が流れてしまう」という懸念を抱いたのです。

さらに、バーバリーは「ハイブランド」としてのブランドイメージを保つために、日本の安価なラインは不要と判断しました。

こうした理由から、バーバリーは日本から撤退したといわれています。

バーバリーが日本から撤退した後の取り扱いについて

現在、バーバリーは日本から撤退していますが、「もうバーバリーのアイテムを買えない」ということはありません。

日本から撤退した後の取り扱いについては、以下の内容をチェックしてください。

通販で購入可能

バーバリーのアイテムは、通販で購入できます。

公式サイトを見てみると、日本語表記でさまざまなアイテムが販売されています。

衣料品や小物、バッグ、靴に至るまで幅広く取り扱いがありますので、日本にいながらバーバリーのアイテムを入手できるのです。

ラインによっては新しい展開も

バーバリーは、ラインによっては新しい展開となっているものがあります。

それが、「バーバリーブラックレーベル」と「バーバリーブルーレーベル」です。

現在ではそれぞれ、「ブラックレーベルクレストブリッジ」と「ブルーレーベルクレストブリッジ」へと名前を変え、三陽商会が展開しています。

現在、ブラックレーベルクレストブリッジと、ブルーレーベルクレストブリッジは、安価でありながら、高品質かつデザイン性の高いアイテムを取り扱っています。

一部の百貨店・アウトレットで取り扱いがある

バーバリーは、現在日本から撤退しているものの、一部の百貨店やアウトレットでは取り扱いがあります。

バーバリーを取り扱う百貨店、アウトレットは意外にも多く、東京や大阪、仙台、名古屋など、その範囲は広いものとなっています。

「実際に手に取って実物を見てから購入したい」という方は、取り扱いがある百貨店やアウトレットに足を運んでみてはいかがでしょうか。

まとめ

バーバリーは現在日本から撤退していますが、「もう買えない」というわけではありません。

今でも通販で購入できますし、バーバリーから枝分かれしたブランドが今でもありますので、かつてと同じように入手できます。

バーバリーがお好きな方は、今回ご紹介した内容を参考にしながら、ぜひお気に入りのアイテムを探してみてはいかがでしょうか。

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