航空時計ブランドの代名詞「ブライトリング」の歴史について

作成日:2018年05月21日
最終更新日:2020年09月16日

ブライトリング

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BREITLING(ブライトリング)はレオン・ブライトリングが創設。そこから息子のガストン、孫のウィリーとブライトリングと3代に渡って成長と発展したブランドです。

航空時計と言えばブライトリングと言われる程空と関係が深く、また空だけではなくスーパーオーシャンなど防水機能が高く“水”に対しても強いこだわりがあるブランドです。

今回はそんなブライトリングの歴史のあゆみについて見ていきたいと思います。

1884年 ブライトリング誕生

「1884年 ブライトリング誕生」のイメージ画像

 

航空時計でも知られるブライトリングは1884年に創業者の”レオン・ブライトリング”がスイスにある小さな街サンティミエに小さな工房を作ったことから始まりました。

専門性の高い時計づくりに力を入れていたブライトリングは創業して間も無くその技術力は高く評価されスポーツの場面でも使われました。1900年代に入り懐中時計から腕時計へと時代が流れる中、1914年に起こった第一世界大戦で腕時計の需要が広まりました。

 

1915年 クロノグラフ腕時計を世界で初めて発表

「1915年 クロノグラフ腕時計を世界で初めて発表」のイメージ画像

画像引用 ブライトリング公式HP

 

1910年代といえば第二次世界が勃発した時代。当時はまだ懐中時計が主流でしたが、ちょうどこの時から腕時計へ移り変わるタイミングでした。飛行中に時間を確認する際、懐中時計では非常に不便で懐中時計にベルトをつけて腕時計として使用するというスタイルもありました。

時計だけではなく、時代が移り変わる時期で飛行機などが普及する時期でもあり時間を計測するクロノグラフ機能は様々な場面で必要とされておりました。そんな中ブライトリングが30分積算計を持つクロノグラフを世界で初めてクロノグラフ腕時計を発表。2時位置には専用のプッシュボタンがついており、これが現在のクロノグラフ機能の原型となり現在に至っております。クロノグラフ機能を使う機会はなかなかないかもしれませんが、デザイン面でもクロノグラフ付きの時計は人気です。

1942年 クロノマット発表

「1942年 クロノマット発表」のイメージ画像

画像引用 ブライトリング公式HP

 

ブライトリングの人気ラインの一つでありアイコンウォッチでもあるのがクロノマットでブライトリングと言えば”クロノマット”と言うイメージがある方も多いのではないでしょうか。

そんなクロノマットが誕生したのはブライトリングが創業されてから50年以上が経過してからのことでした。イタリア空軍のフレッチェ・トリコロールというアクロバットチームの協力を得て誕生し現在では完全自社ムーブメントを搭載したモデルも作られております。

 

クロノマットと言うモデル名はクロノグラフとマスティクス(数字)が組みわされた名前で現在もブライトリングのアイコンウォッチとして圧倒的な人気を誇っております。この当時のクロノマットと現在のクロノマットのデザインは大きく異なっておりナビタイマーに近いデザインです。

実はクロノマットはナビタイマーシリーズのベースともなったモデルでまさにブライトリングの中心的なラインです。

ステンレス素材だけではなく金を使用したタイプやダイヤモンドを使用した豪華なモデルも作られております。

1952年 ナビタイマー誕生

「1952年 ナビタイマー誕生」のイメージ画像

ブライトリングの人気モデルの一つであるのがクロノマットですが、もう一つブライトリングを語る上で欠かせないシリーズがナビタイマーです。ナビタイマーはクロノマット同様にブライトリングを象徴する人気シリーズで誕生は1952年です。

マイルなどの飛行に必要な計算をできるいわゆる計算尺を搭載した世界初のモデルで飛行機に乗るパイロット達にとっては革新的な時計です。航空計算尺を取り入れた非常に珍しい時計ですパイロット達から確かな信頼を得ております。ナビタイマーもクロノマット同様にバリエーションが豊富なシリーズで限定モデルもあり、文字盤がグラファイト色のナビタイマー01・日本100本限定モデルも発表されております。

一般の方からするとこの機会は使う事がありませんが、珍しい機能を採用したナビタイマーはデザイン的にも優れており、ブライトリングの人気シリーズの一つとして確固たる人気を誇っております。

1969年 自動巻きクロノグラフウォッチの開発

「1969年 自動巻きクロノグラフウォッチの開発」のイメージ画像

クロノグラフ機能と言えばブライトリングともう一つタグホイヤーが有名です。そんなタグホイヤーと力を合わせて自動巻式のクロノグラフウォッチを作り上げました。今では自動巻式のクロノグラフは身近にありますが当時は非常に困難な機能でした。そこでブライトリングは自社だけではなく他ブランドの技術も取り入れて作り上げました。

ちょうどこの頃世界ではセイコーが巻き起こしたクオーツショックで時計業界に激震が起こった時代でブライトリングも同様に危機的なダメージを受けましたが、アーネスト・シュナイダーがその後事業を引き継ぎました。

1995年 エマージェンシー発表

「1995年 エマージェンシー発表」のイメージ画像

“エマージェンシー”と言っても聞きなれない方がほとんどではないでしょうか。

エマージェンシーとは超小型の発信機でパイロットと乗組員のために作られたモデルです。航空機が飛行中に何らかの原因で不時着、または墜落をした際に時計から信号を発して救助隊を誘導してくれると言う機能があります。

ブライトリングは空を飛ぶパイロット向けに作られることも多いのですが、どうしても飛行には危険が伴います。そんな緊急時などに活躍するのがエマージェンシーで、使う機会は基本的にありませんがプロフェッショナルな時計を作り出すブライトリングらしさの詰まった時計です。

2009年 完全自社開発ムーブメント発表

ブライリングだけではなく、多くのブランドが目指すと言われるのが自社開発、自社生産のムーブメントを製造することです。ロレックスの代表シリーズ”デイトナ”も今では自社製造のムーブメントを使用しておりますが、以前はゼニス社のムーブメントをベースに改良したものを使用しておりました。そのようにムーブメントを別の会社で製造したりする事が多いのですが、ブライトリングは2009年に念願であった自社製造のムーブメント・”キャリバー01”を作りあげました。

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