いらないブランドバッグやブランド財布を売るなら、少しでも高く売ってお得な買取にしたいですよね。
そのブランドやシリーズ、モデルごとに大体の買取相場は決まっていますが、それ以上の買取価格となることも度々あります。
高価買取となるにはいくつか理由があり「交渉」も実は大きなポイントです。
しかし正直なところ「ブランド買取の交渉って難しそう」「高く売りたいけど、交渉を切り出すのに勇気がいる」と壁を感じている人は多いはず。
今回は、ブランド買取における交渉について、おさえるべきポイントや注意点を紹介します。
せっかくブランド品を売るなら少しでも高く、お得な買取を実現しましょう!
目次
ブランド買取査定で交渉は珍しくない
ブランドバッグ、財布、ジュエリー、宝石など、高価なアイテムを買取に出す際は多少なりとも勇気が要るのではないでしょうか。
長らく使っていたり、大切な方からのプレゼントであったりと、思い入れがあるブランド品も多いでしょう。
少しでも高い買取価格にしたいのはもちろんですが、こういった気持ちも含めて納得できる買取にしたいですよね。
実際の店頭では買取価格の交渉はよく行われています。
買取店からすると、利益のために安く買取できた方が良いのは当然です。
ですが同時に、お客がブランド品を売ってくれなければ在庫を確保できず、またお客のニーズをしっかり満たすというホスピタリティの面も重視しなければなりません。
お客さんが持つ疑問や不安に向き合い、商品に相応しい買取価格を提示するのが良い買取店の基本です。
交渉を受け入れて、お客の希望に少しでも近づけるというのも買取店には欠かせない努力なのです。
そして、買取店によっては交渉なしの言い値で買取しては危険なこともあります。
悪い言い方をすれば、知識がなく受け身のお客の足元をみて安い買取をしようとするお店も少なからずあるからです。
大きく知名度がある買取店ではこういった悪いケースは少ないですが注意しましょう。
双方が気持ちの良い買取を実現するためには、交渉はしてはいけないことではなく是非活用すべきことなのです。
ブランド買取で交渉する際の注意点
ブランド品を高く売るための交渉にはいくつか注意すべきことがあります。
こんなはずじゃなかった、とならないために知っておきたい点を紹介します。
買取相場を把握しておく
ブランド品を高く売りたいのは誰もが同じです。
しかしただ「高く売りたい!」と漠然と交渉に持っていけば良いとは限りません。
「○○円が希望」「○○円なら売りたい」とストレートに伝えてしまった方が査定する側も回答がしやすく、スムーズに進みます。
ただそうするには、売りたいブランド商品の買取相場を知っておく必要があります。
買取相場を極端に上回る金額を伝えてしまえば、正直なところ査定する人間からすると印象が良くありません。
無理と言うしかなく、交渉の段階にも進まないでしょう。
また、査定前の段階で相場を下回る希望をこちらから言ってしまうなどの失敗を避けるためにも、買取相場はあらかじめ調べておきましょう。
そうすれば常識的な範囲の金額で、買取価格の提案や交渉がしやすいはずです。
買取価格が上がりにくいものもある
ブランド買取店では、様々なブランド、ジャンルのアイテムを買取対象としています。
それらがすべて、交渉すれば買取価格が上がる可能性があるかというと、そうではありません。
たとえば、ルイヴィトンの新品や未使用品、ロレックスの付属品が揃っているもの、人気ブランドの新作などは一見買取価格アップの交渉がしやすいように思えます。
しかしこのような極めて買取需要が高い商品は、最初の査定段階から限界価格を提示することが多いです。
複数店の査定比較・相見積もりをする方も多いので、初回のインパクトで絶対に買取したいという意気込みを見せる為でもあります。
また、あまりにも古い商品や汚れがひどいといった商品も、買取価格が上がりにくい傾向です。
精一杯の価格を交渉してみるのも良いですが、このような訳ありで見込みのない商品は他の商品を抱き合わせで査定に出して価格アップを狙うのがおすすめです。
ブランド買取でスムーズに交渉するポイント
ブランド買取の交渉をスムーズに成功させるためのポイントを紹介します。
事前に準備しておき、高価買取を掴みましょう。
良いコミュニケーションが買取交渉を成功させる
交渉という響きはなんだかビジネライクな感じがしますが、買取店とお客の希望を擦り合わせる立派なコミュニケーションです。
人対人のやりとり(コミュニケーション)が気持ちの良いものでないと、交渉は上手く成立しません。
例えば、保証書がない商品の査定は
●どこで買ったのか
●いつ購入したか
●修理の有無
など、買取店は査定する時に様々な質問をする必要があります。
そういった場合に、曖昧にせず的確に答えてくれるお客の方が信頼できます。
万が一虚偽の回答だとしても、査定してみればわかってしまうことなので偽りのない申告をしましょう。
また、買取相場や商品の状態以前に「買取価格をアップしたい!」と査定士に思わせる感じの良さは大事です。
利用する側も、丁寧で気遣いができる査定士に頼みたいのと同じで、人としての心が通い合ってこそ交渉はスムーズにいきます。
売りたい商品の印象を良くしておく
上記と同じく、商品自体の印象もとても大事です。
その印象によって、査定する側の買取交渉のスイッチが入るもの入らないものとがあります。
簡単に言えば、小綺麗な状態で査定に出しているかどうか、ということ。
ブランド買取は商品ごとの買取相場、状態によってある程度の価格が決まっています。
状態は簡単に変えられないのでは?と思われがちですが、査定前のできる範囲のお手入れをすることによって状態をよく見せることができ、交渉がしやすくなります。
例えば、角擦れなどは自分で修正しない方が自然な印象ですし、水分を含んだ布をあててシミや汚れを薄くするなどです。
また売るであろう考えがある商品は、風通しの良い場所で保管したり、使うごとにこまめに拭いたりといったお手入れを心がけましょう。
あからさまに手入れがされてない状態と、できる範囲でお手入れがされている状態であれば、圧倒的に後者が有利な交渉となることは間違いありません。
ブランド品を高く売る交渉術を活用しよう
あらかじめ準備をしておけば、スムーズな買取交渉ができ高値で売れる可能性が高まります。また交渉の活用術を知っておけば、知らずに安値で売ってしまうこともないので是非取り入れてみてください。
ブランド買取の交渉には数字や条件的な面だけでなく、お互いの要望を気持ちよくマッチングさせる流れを作ることが大切です。
交渉しても数百円しか、または数千円しか上がらないなんてこともあるかもしれません。それでも双方がしっかりと要望を汲み取れた上の結果であれば、後悔のない買取となるでしょう。
査定比較や早めの売却など高価買取のポイントは様々ありますが、買取交渉もそのひとつとして使ってみることをおすすめします。