ブランド鑑定士とはどんな職業?なるにはどんな方法がある?

作成日:2021年06月16日
最終更新日:2021年06月16日

ブランド全般

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本記事では、買取専門店などに欠かせない存在のブランド鑑定士という職業について深堀りします。

 

ブランド鑑定士の概要から就職方法、必要なスキルや向いている人の特徴、おすすめの資格まで詳しく解説するので、ブランド鑑定士に興味のある人はぜひ参考にしてください。

ブランド鑑定士とは

「ブランド鑑定士」とは、買取専門店や質屋などで、アパレル・アクセサリー・宝石・貴金属などを目利きし、査定する人のことです。

ブランド鑑定士は、お客さまから買取りを依頼されたブランド品や宝石が本物であるかどうかを判断し、正しい買取金額を算出します。また、買い取った商品を店舗で販売する際の価格設定や接客も、ブランド鑑定士の大切な仕事です。出張査定を行っているところでは、車の運転や商品の運び出しも業務に含まれます。

さらに、ネットでブランド品を販売している店舗では、ECサイトの運用など、パソコンを使う業務も行わなくてはなりません。

公的資格は不要

ブランド鑑定士という名前の公的資格はありません。ただし、古物販売店や質屋を開業する際には、各都道府県の公安委員会から発行される「古物商許可証」や「質屋営業許可」が必要です。

資格が必要ないと聞いて「簡単そう」と思う方もいるかもしれませんが、膨大な数のブランド品や宝石に関する知識を頭に叩き込まなくてはならないため、難易度はやや高めです。また、査定する品が本物か偽物かという判断だけでなく、ブランド品のトレンドを理解し、適切な売買価格を設定するなど、情報収集能力に加え、先見性も必要と言われています。

民間資格があるとプラスになることも

公的な資格がなくてもブランド鑑定士にはなれますが、お客さまからの信頼や、専門的なスキルを得るために、取得しておくとよい民間資格があります。ブランド鑑定士をする上で役立つ日本国内の民間資格は以下の2つです。

【協会基準判定士】
「協会基準判定士」は、偽ブランド品の流通排除を掲げて活動する民間団体「日本流通自主管理協会(AACD)」認定の資格です。年4回の研修(実技あり)で、真贋の見分け方や商品チェックの方法、法令に関する知識などを学び、年に1回実施される試験に合格すると「協会基準判定士」の資格を取得できます。ただし「協会基準判定士」になれるのは、小売会員・卸売会員・賛助会員のいずれかに所属している社員だけです。一般の人や非会員は、資格を取得できないので注意してください。

【JBSジュエリー鑑定士MGE】
「JBSジュエリー鑑定士MGE(Master of Gemstone Evalution)」は、「JBS(ジャパンジュエリービジネススクール)」が開発した、宝石商を育成するためのカリキュラムです。宝石やジュエリーの品評評価、鑑別機器の扱い方などを学ぶ「宝石学総論」を受講後「STEP I」「STEP II」「STEP III」3つのコースを受け、それぞれの試験に合格すると「JBSジュエリー鑑定士MGE」の資格を取得できます。受講料の費用総額は、495,000円(税別)で、修了までにかかる期間は約1年~2年です。なお、高校卒業同等以上の学力を有する人なら誰でも受講できます。

ブランド鑑定士になるには?

「ブランド鑑定士になるには?」のイメージ画像

ブランド鑑定士になるには、買取専門店や質屋などに就職するのが一般的です。

とはいえ「ブランドの鑑定をしたことがない」という未経験者の場合、応募できるのか気になるところでしょう。しかし、ブランド鑑定士を募集している企業の多くは、自社で研修制度を設けており、一から技術を教えられる環境が整っています。そのため、未経験者歓迎という求人が多いのが特徴です。ブランド鑑定士になりたい人は、転職サイトや求人サイトで募集があるか探してみましょう。

ブランド鑑定士に必要とされるスキル

ブランド鑑定士に必要とされるスキルは、真贋を見分ける目利き力です。このスキルさえあれば、学歴・年齢・性別は一切不問といっても過言ではないでしょう。

そもそも売買価格を設定するには、まずその商品が本物であることが大前提となります。そのため、ブランド品や宝石が本物か偽物かを判断できなければ、ブランド鑑定士としての仕事はできません。

求人数は多め

フリマアプリの台頭により、リユース市場は急成長を遂げました。リユース市場の成長と共に中古品買取業者のニーズも年々高まり続け、企業は少しでも多くの鑑定や査定を行うため、ブランド鑑定士を確保したいと考えるようになったのです。

そのため、ブランド鑑定士を募集する求人は、ネットのいたるところで見られるようになりました。未経験から始められる上、ほとんどが正社員としての雇用なので、ブランドに興味があり、手に職をつけたい人には最適です。

ブランド鑑定士に向いているのはこんな人!

ブランド鑑定士に向いているのは「情報収集能力」「接客スキル」「幅広い知識」を持っている人です。それらの能力が具体的にどのような場面で活きるのか、次の項目で説明します。

積極的にブランド品の情報を収集している人

「積極的にブランド品の情報を収集している人」のイメージ画像

ブランド鑑定士に向いているのは、自発的にブランド品の情報を収集できる人です。ブランド品の新作情報をいち早くキャッチしたり、トレンドを掴んだりできれば、適切な価格を設定しやすくなります。

また、積極的にブランド品の情報を収集することで、どんなブランド品の査定依頼が来ても、自信を持って鑑定に臨めるでしょう。

接客が好きな人

「接客が好きな人」のイメージ画像

ブランド鑑定士は、ただ単に鑑定だけすればいいのではありません。お客さまとの円滑なコミュニケーションも非常に重要な仕事の一つです。

買取りの現場では、査定金額に納得いかないお客さまと、ブランド鑑定士との間でトラブルになることも少なくありません。そのため、丁寧な接客とお客さまを納得させられるだけの知識量、説明力が必要になります。

幅広い知識がある人or得意ジャンルがある人

「幅広い知識がある人or得意ジャンルがある人」のイメージ画像

買取専門店では、ブランド品だけでなく、宝石や貴金属の査定も行います。

また、その他にフィギュアや切手、骨董品、楽器などを買取り対象としているお店も多いため、幅広い知識を持っている人や、得意なジャンルのある人は、どこの店舗へ行っても歓迎されることでしょう。

まとめ

ブランド品の目利き、査定を行うブランド鑑定士は「資格なし」「未経験」でも始められる上、正社員雇用が多いのが魅力です。ブランド品に興味のある人や、接客が好きな人は、ぜひブランド鑑定士に挑戦してみてください。

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