18金の18とは?Kの意味とは?金の表記と純度のお話

作成日:2020年04月28日
最終更新日:2021年06月15日

貴金属

金のアクセサリーなどで18金、K18といった言葉を見聞きした方もいると思います。

 

そもそも18金の18とは一体何なのか?

 

実はあまり知らないと言う方が多いのではないでしょうか。

 

今回は18金の18とは一体何なのか?またKの意味や金の表記について解説します。

18金の18とは?金の基礎知識

「18金の18とは?金の基礎知識」のイメージ画像

まず18金の「18」と言う数字の意味を説明します。

これは金の基本的な知識になりますので是非覚えてください。

 

18金の「18」とは

 

「その金製品にどれくらいの割合で金が含まれるのか」を表します。

 

つまり金の「純度」です。

 

 

金の割合は24分率と言う計算方法が使われており、18金とは『24分の18が金』と言う意味です。ちょっと分かりにくいかも知れませんが24分の18と言う事は75%と言う事ですね。

 

24金という表記を見聞きした方もいると思いますが、この24金は「24分の24が金」つまり純度100%(正確には99.99%)の純金を表します。

 

ここで、どうして純金に混ぜ物をしてわざわざ純度を下げるのか不思議に感じる方もいると思います。

 

それは、金は純金のままでは柔らかすぎて、アクセサリー加工に適さないからです。金属が柔らかいというとピンとこない方もいるかも知れませんが、金は銅などと比べると1/4程度の硬度しかありません。

 

そのため、銅や銀などほかの金属を混ぜることで強度を高めたり、カラーゴールドなどのように様々な色味に仕上げたりします。

 

金の特徴や硬度についてはこちらの記事で詳しくご紹介しています。

関連記事:知られざる金の特徴【硬度や沸点】金は柔らかいって本当?

なぜ純度を24分率で表すのか?

「なぜ純度を24分率で表すのか?」のイメージ画像

割合を表す時には、「100%(パーセント)」「75%」などのような100分率を用いることが一般的です。

 

24分率、つまり全体を24に分けて割合を算出する方法は、日常生活では1日の時間数(24時間)の計算以外ではほとんど使うことがないものです。

 

それなのに、なぜ金にだけ当たり前のように使われているのでしょうか?

 

これは24分率が100分率よりも遥か昔から使われている方法だからです。

 

100分率「パーセント」の起源はラテン語の「per centum」にあるとされますが、24分率の場合はもっと古く紀元前6000年前のメソポタミア文明まで遡ります。

 

メソポタミア文明は太陰暦を採用しており、1日を24時間で表現するように24分率での表記が一般的でした。人類と金との歴史が始まったものメソポタミア文明からと言われており、ごく当たり前に金の純度が24分率で表記されたのです。

 

ちなみにプラチナ(Pt)や銀(Ag)の純度は、1000分率で表します。金にも1000分率の表記が用いられることはあり、18金は「Au750」(Auは金の元素記号)と表記されます。

 

同じ金にも複数の表現が存在することを覚えておきましょう。

K18のKの意味とは?

「K18のKの意味とは?」のイメージ画像

18金は「K18」や「18K」とも表記されますがここでの「K」は「Karat(カラット)」という意味です。宝石の重さを表す単位に同じ「カラット」がありますがこちらは「Carat」ですので区別して覚えてください。

 

ただし、「Karat」も「Carat」も語源は同じと言われています。

 

それは、マメ科の種子のアラビア語名「quirrat」もしくはイナゴマメの実のギリシャ語名「keration」です。

 

正確な重量計のなかった昔は、商取引の際に天秤で重さを計っていました。その時に使われたのがこれら植物の種です。金もダイヤモンドも古来から人類と共にあるものであり、その歴史を辿るのも面白いですね。

 

金の歴史についてはこちらの記事で詳しくご紹介しています。

関連記事:金と人類の歴史|古代メソポタミア文明から現代まで

18金の金以外の金属とは?

冒頭で24分の18は金と言う説明をしましたが、残りの6は何なのか?と言うと金以外の金属です。

 

お話した通り金は純金のままでは非常に柔らかいため、アクセサリーの素材にはあまり適していません。そのため強度を高めるための金属が混ぜ込まれます。

 

この混ぜ合わせる金属のことを「割金(わりきん)」といいます。金の割金に用いられるのは、銀や銅、パラジウムなどです。

 

この割金の配合を調整し、様々な色味の金に仕上げたものがアクセサリーとして人気のカラーゴールドです。

 

18金カラーゴールドの表記を下の表にまとめました。

表記

カラーゴールド

K18PG

18金ピンクゴールド

K18WG

18金ホワイトゴールド

K18YG

18金イエローゴールド

K18GG

18金グリーンゴールド

K18BG

18金ブラックゴールド

 

赤みを帯びたピンクゴールドは、割金に赤褐色をした銅が多く使われているのが特徴です。

 

すっきりとさわやかな色味のホワイトゴールドには、主に銀やパラジウムが用いられます。

 

純金のイメージに近い色味を持つイエローゴールドの割金には、銀と銅が同じくらいの割合で含まれています。

 

カラーゴールドの中でも希少なグリーンゴールドは銀が多く配合されており、ブラックゴールドの割合には銀や高価なプラチナなどが使われています。

 

これらカラーゴールドについてはこちらの記事で詳しくご紹介しています。

関連記事:ピンクゴールドについて|基本知識とジュエリー選びの方法

関連記事:ホワイトゴールド|プラチナとの違いとおすすめジュエリー紹介

関連記事:結婚指輪にも人気なイエローゴールドとは?厳選ジュエリーもご紹介

関連記事:涼やかな若草色のグリーンゴールド|結婚指輪にもおすすめの理由

関連記事:黒×白の結婚指輪!個性際立つブラックゴールド|扱うブランドも紹介

18金の価値は?

「18金の価値は?」のイメージ画像

金は資産価値の高い金属であり、純金のインゴット(金塊)やコインの形で保有するのが一般的です。

 

18金は24金より純度では劣りますが、日本でアクセサリーなどで一番使われているのがこの18金であり、その意味ではもっとも身近な金と言えます。

 

近年では金そのものが値上がりを続けている為、18金製のものは古びたジュエリーなどでもかなりの資産価値を有しています。

2020年9月上旬時点で、18金の一般向け買取金額は

 

5,000円/gほどです。

18金以外の金の純度

金をベースにした合金は、18金だけではありません。金の表記と純度について下記の表にまとめましたのでご覧ください。

 

表記

純度

24金(K24)

99.99%

22金(K22)

91.7%

18金(K18)

75%

14金(K14)

58.5%

10金(K10)

41.7%

 

一般的に金合金は、純度に比例して価格も下がるため、ジュエリーでいえば18金より10金のもののほうがよりリーズナブルです。

 

一方で、割金に使われる銀や銅などは硫化や酸化によって色が変わります。銅でできた10円硬貨が年月を経て黒ずんでくるように、割金が変色するとジュエリーそのものの色合いも変わってきます。

 

低純度の金合金ほど変色しやすくなるため、手入れには注意が必要です。

 

また、割金の種類によってアレルギーが出る場合もあります。中でもニッケルはアレルギーを起こしやすいため、心配な人は金の含有率が高いものやニッケルフリーのものを選ぶといいでしょう。

 

金の変色や対処法、お手入れ方法についてはこちらの記事で詳しくご紹介しています。

関連記事:金やプラチナが錆びた!?変色の原因と自宅でできるお手入れ方法

まとめ

今回は18金の18が表す意味やKなど金の表記についてご紹介しました。

 

24分率での表記は最初は慣れないかも知れませんが、金の純度について知ることは金を学ぶ第一歩と言えます。

 

皆さんもこれをきっかけにして、奥深い金の世界に触れてみてください。

関連アイテムの買取価格はこちら

他の人はこんな豆知識も見ています

完全無料

査定・買取のお申し込みはこちら