金の埋蔵量はあとどれくらい?地球に眠る金の総量

作成日:2020年02月22日
最終更新日:2021年06月15日

貴金属

埋蔵金イメージ

 

金は限りある地球の資源です。

 

金の埋蔵量や総量を把握することは、「金の価値」を知ることにもつながります。

 

金の埋蔵量や総量は、金の希少価値を左右するものですので、金の売却を検討しているのであれば、「現時点でどれくらい採掘されているのか」「あとどれくらい地球に埋蔵されているのか」などを把握しておくと役立つでしょう。

 

今回は金の埋蔵量や総量をはじめ、リサイクルや将来性などについてお話します。

地球上に存在する金の総量

地球上にあるとされる金の総量は、2021年現在でおよそ25万トンです。

総量とは、地球上に存在すると考えられる金の量のことであり、「これまでの採掘量」と「これから採掘可能な埋蔵量」を合わせたものです。

金の総量における「25万トン」という数字は、一見多いように見えますが、金の需要も考えると限りなく少ない量です。

金はジュエリーや工業など用途が幅広いうえに、投資や保有資産として活用することもあることから、供給よりも需要のほうが高い状況です。

2021年現在の金の埋蔵量

2021年の時点で、残された金の埋蔵量は約54000トンといわれています。

金の埋蔵量とは、まだ採掘されていない金(地中にある金)のことです。金の総量が25万トンであることを考えると、5万トンという埋蔵量はごくわずかです。

いま現在も金が採掘され続けていることを考えると、地中に埋蔵されている金はいずれなくなってしまうでしょう。

ちなみに、非常に薄い濃度ではあるものの、海水にも金が含まれています。

地球全体の海水の量から見ると、金を50億トン採取できるとされていますが、現段階では海水から採算に見合った方法で金を採取する技術はまだ確立されていません。もしも将来的に海水から金の採掘技術が進歩したら、金の埋蔵量は大幅に増えるでしょう。

国別の埋蔵量

「国別の埋蔵量」のイメージ画像

地中の金の埋蔵量が多い国は、下記の通りです。

 

各国の金埋蔵量(2018年)

順位

国名

埋蔵量(トン)

2016年時点

1

パプアニューギニア

12,000

1,500

2

中国

9,800

2,000

3

カザフスタン

6,000

 

4

インドネシア

5,300

3,000

5

ウズベキスタン

2,600

1,700

6

ペルー

2,500

2,400

7

オーストラリア

2,400

9,500

8

ロシア

2,000

8,000

9

アメリカ合衆国

2,000

3,000

10

ブラジル

1,800

2,400

参考:みんかぶ先物

 

1位のパプアニューギニアは「銅産出大国」であり、新しい鉱脈も次々と発見されています。2016年時点では1,500トンほどだった埋蔵量ですが、金鉱脈の発見により金埋蔵量で世界のトップに躍り出ました。

2位の中国については、本格的に金鉱脈の発掘が始まったのが近年の経済発展後であり、国土も広いことから眠っている金鉱脈がかなりあると見込まれています。2014年には新彊(しんきょう)ウイグル自治区で100トンもの金鉱脈が発見されています。

3位のカザフスタンのような新興国は、中国と同様に本格的な金の発掘がなされていないところも多く、今後莫大な埋蔵量の金鉱脈が見つかる可能性も多いにあります。

2021年現在の金の採掘量

2020年現在で採掘された金の量は、およそ197000トンです。

金の採掘量とは、これまでに鉱山から採掘された金の量のことです。

現在は金の採掘技術が高度になっていることもあり、全世界で年間約3,000トンもの金が採掘されるようになりました。

もし、年間3,000トンのペースで採掘し続けた場合、今後20年を待たず地球上の金の埋蔵量が尽きてしまうことになります。

各国の金産出量についてはこちらの記事で詳しくご紹介しています。

関連記事:金の産出国ランキング|日本でも金は取れるのか?

都市鉱山の埋蔵量

「都市鉱山の埋蔵量」のイメージ画像

これまでお話したように、地中に眠る金の埋蔵量は年々減っていきます。ですが、金の供給源は地中からの採掘だけではありません。

会社や店舗、家庭で使われている金を回収して再利用する取り組みも行われています。金のリサイクルです。

携帯電話やパソコンなどの電子機器には、精密部品に金を始めとする貴金属が使われています。

 

 

携帯電話

ノートパソコン

約0.05g

約0.3g

約0.26g

約0.84g

約12.6g

約81.6g

参考:環境省「エコジン2017年10・11月号」

1台あたりではわずかな量ですが、集めると自然の金鉱石を凌ぐほどの金が回収できます。金鉱石1トンから取れる金の量は3gほどですが、回収された携帯電話1トンからはなんと280gもの金が取れます。

こうしたことから、金が回収できる都市のことを「都市鉱山」と呼びます。

日本について言えば、およそ6,800トンもの金が都市鉱山として国内に埋蔵されているとされます。日本は「都市鉱山」に関しては金の宝庫なのですね。

ここまで考えると「黄金の国ジパング」という呼び名もあながち大げさなものではないのかも知れません。

金の今後の価値は?

これまでお話した通り、金の地中埋蔵量は年々減少していきます。都市鉱山からの供給もありますが、今後も産業のそれぞれの分野で金が求められると思われます。

そのため、金の価値はこれからもさらに高くなる可能性が大きいでしょう。

金の売却を検討するのであれば、金を買ったときよりも、金の価値が大きく高まったタイミングがおすすめです。

金の売り時についてはこちらの記事で詳しく解説しています。

関連記事:金を売るならいつ?売り時を知るためのコツを鑑定士が徹底解説

弊社のような買取業者にもお気軽にご相談ください。その時々の相場観を交えてお話致します。

本日は貴重な金の埋蔵量についてお話しました。

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