高級メゾンの草分け的存在、CHLOE(クロエ)の歴史

作成日:2017年09月01日
最終更新日:2021年06月15日

クロエ

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ブランドに詳しくない女性でも、誰しもが必ず耳にしたことがあるのではないのでしょうか?若い女性たちを中心に長く愛されてきたCHLOE(クロエ)。今ではファッション以外にも、バッグ・香水など多岐に渡り商品展開を広げていますが、今日に至るまでにどんな歴史を辿って来たのか…。メゾンの草分け的存在でもあるCHLOE(クロエ)。今日はそんなCHLOE(クロエ)の歴史について辿っていきましょう!

CHLOE(クロエ)は友人の名前だった!

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CHLOE(クロエ)の起源は1952年。ギャビー・アギョンという女性によって創業されました。オートクチュールとプレタポルテの高度な要求を統合したコレクションへの需要が高くなってきていることに気が付いたギャビーは、パートナーのジャック・ルノワールと共にブランド「CHLOE(クロエ)」を立ち上げたのです。

ブランド名に自身の名前をつける創始者が多い中、なんとCHLOE(クロエ)はギャビーの友人の名前から借りて名付けられたといいます。ギャビーは自身の名前が占い師であるように感じていたらしく、ブランド名としては向いていないと考えてたようです。

「ラグジュアリー・プレタポルテ」の生みの親

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「ラグジュアリー・プレタポルテ」はCHLOE(クロエ)設立当初から変わらぬメインコンセプト。当時、高級な婦人服は年齢層の高い富裕層のみが着れるものだという考えが広く浸透していました。そんな世間の考えから抜け出すことを目標に、高級衣装(オートクチュール)と既製服(プレタポルテ)の両方を取り込んだ良いものを発表したいと考えたギャビーは、若い女性でも手の届く、高級生地で既製服を作る「ラグジュアリー・プレタポルテ」を生み出しました。そう、実はCHLOE(クロエ)は比較的若い女性をターゲットにした最初のブランドなんです。

革新のカール・ラガーフェルド、ビーチが彼を変えた?

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設立したばかりのCHLOE(クロエ)は比較的地名度の低いブランドでした。しかし、1964年にカール・ラガーフェルドをクリエイティブ・ディレクターに迎えてから、一気にCHLOE(クロエ)の名を広げていくことになります。カールはCHLOE(クロエ)と契約するよりも前からオートクチュールとプレタポルテの融合性に対する需要について考え、デザインしてきました。
しかしそんな中で1960年の春に発表したスカートは「既製品(プレタポルテ)としては充分売れるが、オートクチュール(高級衣装)ではない」と切り捨てられてしまいます。それからしばらくはそんな良くも悪くもない評価が続きましたが、CHLOE(クロエ)と契約したことによって次第にカールのデザインは幅広く評価され、CHLOE(クロエ)は1970年代を象徴するブランドにまで登りつめていくこととなります。
ちなみに伸び悩んでいた時期、カールは「仕事を辞めて学校に戻ろうとしたが上手くいかず、二年間をビーチで過ごし、そこで人生というものを学んだ」と評しており、その型にはまらない人生スタイルがカールの革新的なセンスにも繋がっているんですね。

躍進の1970年代

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1972年、CHLOE(クロエ)の初めてのブティックがパリ7区にオープンしました。それからというもの、CHLOE(クロエ)は新しい視点と豊かな才能で次々と革新的なファッションを生み出していきました。1974年に発表されたケープは、そのゆるやかなラインが自由な動きを体現したようなアイテムだと大きな話題を呼びました。1975年には、カールがクロエ専任のデザイナーとなり、才能のある友人を集めCHLOE(クロエ)を一層盛り上げることとなります。

大きな転機!若き新鋭ステラ・マッカートニー

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1997年、カールの後継者としてCHLOE(クロエ)のクリエイティブ・ディレクターに就任したステラ・マッカートニーは当時25歳!その若く斬新な目線から、次々と新しい考え方をCHLOE(クロエ)から発信していきました。CHLOE(クロエ)に若者らしい魅力をメゾンにもたらしたステラ。ステラの手掛けたコレクションが発表されたのは二度のみでしたが、CHLOE(クロエ)に新しい風を吹き込み、CHLOE(クロエ)の飛躍にも大きく貢献しました。

日本進出は近年!

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日本でも若い女性を中心に支持され続けているCHLOE(クロエ)ですが、実はCHLOE(クロエ)の路面店が日本に初出店したのは2006年の1月と比較的最近なんです!それから約10年で全国にも店舗を進出させていき、2016年にしてようやくオンラインショップが開設されることとなりました。ファッションブランドにおいて、市場の大きな日本への進出は大きな躍進とも言えます。

CHLOE(クロエ)の人気の秘密

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なぜCHLOE(クロエ)がこれほどまでにたくさんの人たちに愛され続けているのか。それは今もなお、とどまることのない革新とチャレンジの精神。オートクチュールでありながらのびのびとしたラインのレディ・トゥ・ウェア。CHLOE(クロエ)が最初に切り開いた「ラグジュアリープレタポルテ」のコンセプトは、現代のCHLOE(クロエ)でも大切に引き継がれ、素晴らしいコレクションの数々を生み出し続けています。気取らないその親しみやすさが今も若い女性を中心に幅広く世界中に愛されている証なのかもしれませんね。

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