日本にクラシコイタリアを浸透させたステファノリッチの歴史

作成日:2018年11月07日
最終更新日:2021年06月15日

ステファノリッチ

ネクタイの画像
イタリア・フィレンツェを本拠とするネクタイブランド「STEFANO RICCI(ステファノリッチ)」。

イタリアの高度な伝統手工業技術を用いた、クラシックなスタイルを守ることを目的としてつくられた「クラシコイタリア」協会の初代会長を務めたのも、このブランドの創業者であるSTEFANO RICCI(ステファノリッチ)氏です。

日本ではまだ知る人ぞ知るブランドと言われていますが、ネクタイの品質はもちろん、彼の与えた影響力は現在の日本のスーツファッションに大きな変化をもたらしました。

そこで今回は、STEFANO RICCI(ステファノリッチ)のブランドの成り立ちをお話ししながら、スーツを語るうえで欠かすことのできない「クラシコイタリア」についても解説していきます。

「ネクタイの姿をした芸術品」の誕生

ネクタイの画像
STEFANO RICCI(ステファノリッチ)は、1972年にイタリア人デザイナーステファノ・リッチ氏によって、ネクタイ専業メーカーとして設立されました。

そんなSTEFANO RICCI(ステファノリッチ)の真骨頂と言えば、“プリーツタイ”です。

原型は1910年に出来上がっていて、細部まで手作業にこだわったプリーツタイは1本仕上げるのに丸2~3日かかることから、当時は幻の高級品として憧れられていました。

その後、STEFANO RICCI(ステファノリッチ)は、当時の幻のプリーツタイを再現するべく、機械化に取り組みます。20年の研究を重ねた結果、1994年にマシンメイドのプリーツタイを実現。

しかし、プリーツ加工技術は機械開発によって成功したとはいえ、裁断や縫製、仕上げのアイロンなどを行うのは全て、クラシコイタリアを支える熟練の職人たちが手作業で行っています。

そのため、現在においても制作本数は1日わずか30本ほど。手間暇を惜しまない職人の丹念なものづくりから生み出されるネクタイは、「ネクタイの姿をした芸術品」と称され、多くの著名人に愛用されています。

イタリアらしい粋なデザイン

ネクタイの画像
STEFANO RICCI(ステファノリッチ)が素晴らしいのは、プリーツの立体感が見る角度によって様々な表情を惹き出してくれるということ。

光の入り方によって、色やデザイン、光沢全てが変化することから、単なるネクタイとは思えないほどの高級感、存在感を演出します。

さらには、鮮やかな色使いに大胆なクリエイティブさを兼ね備えており、まさにイタリアの遊び心を感じられる仕上がりとなっています。

イタリアのクラシックなスーツをより引きたて、スーツやシャツにしっくりと馴染む。それでいて、古くなくトレンドでもない、新しいクラシックとして美しいネクタイを生み出し続けています。

クラシコイタリアが与えたムーブメント

街並みの画像
イタリアのクラシックファッションの代名詞として使われる、「クラシコイタリア」という言葉を耳にしたことがあるでしょうか?

クラシコイタリアとは、1986年にフィレンツェで設立された協会の名前を指します。この協会では、イタリアの伝統的技術と手工業縫製を守る「メイド・イン・イタリー」を世界に発信するべく、イタリア各地の優れたメーカーを集めて設立されました。

その初代会長を務めたのが、STEFANO RICCI(ステファノリッチ)。

当時はデザイナーズブランド至上主義であった日本ですが、1990年代、巧みな手工業による凝ったクラシコイタリアのものづくりは、日本でも注目されることとなります。”本当に良いもの”を求めるデザイナーや著名人がイタリアらしい職人服を求めはじめ、いよいよクラシコイタリアブームが到来したのです。

デザイナーズブランドを愛用していたファッショニスタたちは、こぞってクラシコイタリアのブランドに乗り換え、服を選ぶ基準が本質的なものづくりへと目が向けられることとなりました。

現在30年もの歴史を持つクラシコイタリアは、その後会長が変わり、カジュアルなスタイルに流れた時期があったもの、再びクラシックな装いが見直され始めています。

クラシコイタリアが、長い年月を通して日本のメンズファッションに大きな影響を与えたことは確かでしょう。

本物に出会えるSTEFANO RICCI(ステファノリッチ)

男の人の画像
イタリアのドレススタイルと言えば、いかにもお洒落に着こなしているというような、極まったコーディネートという印象があるのではないでしょうか?

例えばスーツで例えると、胸元とのVラインがとても深く、パンツはくるぶしが見えるくらいの丈で、体にフィットしすぎるタイトなシルエット、奇抜で鮮やかなカラーリング。どこかのデザイナーやモデルさんなのかと思うほど、個性的なデザインというイメージを持たれている人も少なくありません。

しかし、本物のクラシコイタリアは、力が入りすぎて服だけが浮いて見えるようなものではありません。

お洒落でありながらも伝統的な技術や要素は継承し、自然に力が抜けたようにさらりと着こなすことができるのが、本物のイタリアドレスファッションであると言えるでしょう。

STEFANO RICCI(ステファノリッチ)では、伝統的な職人技を活かした、本物のイタリアファッションにふさわしいネクタイが揃います。

ステータスや個性だけにとらわれず、本当に良いものを最小限に身に着けることで、大人の品格漂う着こなしができるのではないでしょか?

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