宝石珊瑚(コーラル)はこうして生まれた!歴史や豆知識をご紹介

作成日:2018年05月26日
最終更新日:2022年04月26日

サンゴ

 

昔から現在に至るまで、珊瑚(コーラル)が宝石として愛されてきた歴史は深いものです。今やネックレスやピアスなど、鮮やかなオレンジや淡いピンクの珊瑚(コーラル)を使ったジュエリーは女性の定番アクセサリー。ダイヤモンドのような煌びやかさはなくとも、自然のパワーや温もりを感じさせてくれる不思議な力を持っています。

 

では、珊瑚(コーラル)はどうして人々にこんなに愛されるようになったのでしょうか?もっと珊瑚(コーラル)の魅力を知っていただく為に、歴史や豆知識をご紹介していきたいと思います。

珊瑚(コーラル)にまつわる歴史

「珊瑚(コーラル)にまつわる歴史」のイメージ画像

出典 Pixabay

 

今や世界中存在している珊瑚(コーラル)ですが、なんと、珊瑚と人間との歴史は、紀元前2万年前の旧石器時代に始まったと言われています。そんな昔から?!と驚いてしまいますね。

 

そして、地中海沿岸が発祥の地とされ、5000年前ごろから装飾品として利用されることとなったそうです。地中海で採られた珊瑚(コーラル)は、世界各国に運ばれて、装身具や祭祀具などのお祝いの品として扱われました。

 

日本に珊瑚(コーラル)がやってきたのは、おそらく仏教が伝来するとともに聖武天皇に献上されたことからと伝えられています。一番古いものは、正倉院に収められている珊瑚(コーラル)のビーズなんだとか。その後、明治時代になると日本でも珊瑚(コーラル)の採取行われるようになりました。

 

その場所は、自然が豊かで透き通るような水がある高知県。高知県で生まれた宝石珊瑚(コーラル)は、地中海産よりも大きく良質なことから、ヨーロッパでも高く評価され、パールに次ぐ日本を代表する宝石となったのです。

 

私たちが生まれる遥か昔から珊瑚(コーラル)が愛されていたということは、珊瑚(コーラル)には、人を魅了するなにか不思議な力が宿っているからなのでしょう。

もっと知りたい!珊瑚(コーラル)の豆知識

ジュエリーに使われていて、3月の誕生石にもなっている珊瑚(コーラル)。日本でも比較的身近な存在と感じる方も多いのでは?

 

でも実は、珊瑚(コーラル)が一体何者なのか、よく知らない方もいるかと思います。そんな方のために、珊瑚(コーラル)の豆知識をご紹介していきたいと思います。

珊瑚(コーラル)は宝石じゃない?

「珊瑚(コーラル)は宝石じゃない?」のイメージ画像

誕生石として扱われている珊瑚(コーラル)ですが、実はダイヤモンドのような“石”からできているものではないんです。

であれば植物?動物?と気になりますよね。

枝や葉っぱのような形をしている珊瑚(コーラル)は、一見海藻かなにかだと思いがちですが、実はそうではありません。

珊瑚(コーラル)は〝動物”で、食べたり産卵をしたり、喧嘩をしたりもします。

体の中には口や胃も存在しているんですよ。

生物分類上は、イソギンチャクやクラゲと同じ生物に属しています。

そのため珊瑚礁というものは、珊瑚(コーラル)が死んだあとにできる、石灰質の骨格が積み重なってできる地形のことをさします。

珊瑚礁は、魚や貝などの住みかになっていて、海には必要不可欠は生き物なのです。

藻と珊瑚(コーラル)は仲がいい!

「藻と珊瑚(コーラル)は仲がいい!」のイメージ画像

珊瑚(コーラル)の体の中には、「褐虫藻」といわれる海藻の仲間が一緒に住んでいます。

この褐虫藻は太陽光で光合成をして、珊瑚(コーラル)や周りの生物たちに酸素や栄養を作り出しています。

また、珊瑚(コーラル)は褐虫藻の老廃物を排泄物(炭酸ガス)として出しますが、藻類が生きていくうえでこの炭酸ガスは必要不可欠です。

褐虫藻がいなくなった状態が長時間続くと珊瑚(コーラル)が死んでしまうので、2人の関係は切っても切れない仲というわけですね。

珊瑚(コーラル)だってたまにはケンカします

「珊瑚(コーラル)だってたまにはケンカします」のイメージ画像

珊瑚(コーラル)は動物です。生きていれば珊瑚(コーラル)同士でケンカするのは当たり前。

珊瑚(コーラル)には共通の「骨格」と呼ばれるものがありますが、これにたくさん集まることで全体を作っています。

ですが、珊瑚(コーラル)がだんだん大きくなってくると、隣の珊瑚(コーラル)が邪魔になってきます。

自分がのびのび成長できるように、隣の珊瑚(コーラル)を押しのけようと攻撃するのです。

ケンカに必要なのは珊瑚(コーラル)の手。いわゆる触手というものです。

相手の珊瑚(コーラル)に攻撃するために特別な触手で攻撃し、隔膜糸を出して相手の組織を溶かします。

ケンカの勝劣はちょっと残酷。負けた珊瑚(コーラル)は骨格がむき出しになって白く変化していきます。

勝った珊瑚(コーラル)はその上に覆いかぶさって成長を続けるのだそう。珊瑚(コーラル)同士の縄張り争いもなかなか大変ですね…。

オニヒトデだけは勘弁!

「オニヒトデだけは勘弁!」のイメージ画像

珊瑚(コーラル)が一番恐れているのはオニヒトデの存在。オニヒトデは昼間のうちは珊瑚(コーラル)の隙間にこっそり潜み、夜になると現れます。

中央付近にある口から胃袋を出して珊瑚(コーラル)をパクリ。組織を消化しながら食べていくのです。恐ろしいですね…。

食べられた珊瑚(コーラル)は骨だけが残り、死んでしまいます。

しかし、オニヒトデもまだ小さいうちは珊瑚(コーラル)に食べられています。

つまりもともと立場は逆だったということです。

それが徐々に大きくなるにつれて1年に5~13平方メートルの珊瑚(コーラル)を食べることに。これはオニヒトデの復讐なんでしょうか…。

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いかがでしたか?珊瑚(コーラル)には古くから伝わる言い伝えや、面白い生態をまとめました。

珊瑚(コーラル)のジュエリーには美しさ以外にも、生命力や精神面での豊かさをアップしてくれるパワーストーン的な意味合いでも人気があります。

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