今さら聞けない宝石の基礎知識

作成日:2019年10月21日
最終更新日:2021年06月15日

宝石キラキラと輝く美しい宝石たちは、見ているだけで目の保養になりますよね。ジュエリーショップなどを通りかかると、ついつい「見るだけ!」と立ち寄る方もいらっしゃるのではないでしょうか?

そんな「美しいもの」の代表格とされる宝石ですが、宝石のことを詳しく知る機会ってそうありませんよね。

この記事では、宝石についての基礎中の基礎のことについてまとめています。購入を検討されている方は、ぜひ参考にしてくださいね。

宝石の「カラット」は重さの単位!

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よく、芸能人の結婚会見などで「○○カラットの豪華な婚約指輪です〜」などと言われるため、「カラット=大きさの単位」と思ってしまいますが、実は大きさではなく「宝石の重さの単位」なんです(1カラットは0.2グラム)。カラット数が増えると、結果的に石も大きくなるため購入時の比較材料として最も重視されています。

ちなみに、結婚指輪や婚約指輪としては0.2〜0.3カラットが1番人気のようです。

余談ですが、アメリカでは1カラットほどのものが人気なんだそうです。ダイヤモンドまでアメリカサイズなんですね!

また、キラキラした指輪がお好みの方は「メレダイヤ」という0.1カラット以下のダイヤモンドが複数使用されたものがオススメです。メレダイヤの数が多ければ多いほど輝きが増し、煌びやかな印象となりますよ。

このように、「カラット数が小さいから貧相」というわけではありません。服装の雰囲気やシーンに合わせてカラット数を選ぶのがジュエリーの楽しみ方と言えます。

ルビーとサファイアは同じ石!?

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真っ赤なルビーと、深い青のサファイア。全く異なる色の2つですが、実はルビーとサファイアは同じ鉱石から採られたものだと知っていますか?

ルビーとサファイアはもともとコランダムという鉱石です。

このコランダムに1%のクロムが加わると、ルビーになります。

このクロムの割合がとても重要で、クロムが0.1%ほどしか配合されていない場合は色が薄いため「ピンクサファイア」として取り扱われます。

そしてコランダムにチタンと鉄が加わると青いサファイアになります。チタンのみ、鉄のみでは青いサファイアにはなりません。

このように、コランダムはわずかな成分の違いで色や表情がガラリと変わります。だからこそルビーやサファイアは希少価値が高く、人々を惹きつける魅力があるのでしょうね。

「ダイヤモンドは砕けない」は嘘!?

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ダイヤモンドといえば、世界で1番硬い鉱石だとして知られていますが、実は「割れない」というわけではないんです。

「硬さ」を表すモース硬度の中でも最も高い「10」であるダイヤモンドですが、ここでいう硬さとはひっかかれた場合の硬度のことを指します。高いところから落としてしまうなどの衝撃を受けると、割れてしまうことは十分にあり得ます。

日常生活の中で、ダイヤモンドが真っ二つになるような衝撃を受けることは考えにくいですが、何かにぶつけるなどちょっとしたことで欠けてしまうこともあります。

高価なものなので雑に扱う方は少ないかと思いますが、ダイヤモンドを身につけている時は「絶対に割れないから安心」ではなく、少し気を配る必要がありますね。

ダイヤモンドの価値を決める「4C」とは

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同じダイヤモンドでも、天然鉱物であるが故に1つ1つ違った輝きがあります。なので価値や相場を決めやすくするために、「4C」と呼ばれる評価基準が国際的に定められています。

「4C」はカットカラットカラークラリティの4つの要素で構成されており、アルファベットの頭文字からこう呼ばれています。ここでは、1つずつ説明していきますね。

  • カット…職人の手により加工された後に評価されます。カットを施すことでダイヤモンドは輝くため、職人の熟練した技術が求められます。
  • カラット…前述の通りダイヤモンドの重さを表す単位のことです。カラット数が増えるほどお値段も高価になります。
  • カラー…ダイヤモンドの色味についての判断基準。無色透明であるほど価値が高くなり、反対に黄色っぽいものは評価のランクが下となります。
  • クラリティ…ダイヤモンドの透明度を表す基準。「インクルージョン」と呼ばれる内包物の大きさや、傷や欠けている部分の有無、位置などでランク付けされます。

この4つの要素でダイヤモンドの価値が決まるため、単純に「カラット数が大きい方が1番輝く」というわけではありません。

また、ダイヤモンドを購入するとこの4Cの評価結果が載った鑑定書が発行されます。もし、今お持ちのダイヤモンドの評価が気になるのであれば、鑑定書を確認してみましょう。

色が変わる!?アレキサンドライト

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アレキサンドライト白熱電球の下では赤、太陽の下では緑色になるという、光によって色が変化する珍しい宝石です。

その特徴から「昼のエメラルド、夜のルビー」と呼ばれています。

なぜ色が変化するのかというと、アレキサンドライトに含まれているクロムという鉱石が黄色を吸収するため、当たる光の種類によって色が変わって見えるという仕組みです。

もともとはロシアで発見された鉱物で、この仕組みが分かるまでは「神さまがいたずらしている」とされ、お守りとして身につけられていたそうですよ。

とても希少価値の高い宝石なので、見る機会があればその色の変化をじっくり楽しんでくださいね。

ジュエリーのお手入れ方法

綺麗なジュエリーを手に入れたのは良いものの、日頃のお手入れってどうしたらいいか意外と知られていないですよね。そこで、お店へクリーニングに出す以外の方法で自分でできるお手入れの仕方をご紹介いたします。

使い終わったら拭く

「使い終わったら拭く」のイメージ画像

汗やファンデーションなどで、ジュエリーは意外と汚れています。汚れはジュエリーをくもらせる1番の原因なので、身につけたら拭く習慣をつけましょう。

拭く時は柔らかい布で優しく拭きあげます。専用のクロスなどを利用しても良いですね。

汚れてしまった場合

「汚れてしまった場合」のイメージ画像

布で拭いても落ちない頑固な汚れは、ぬるま湯で洗い落とします。専用の洗浄液がない場合は、台所用の中性洗剤を薄めて汚れを落としてもOKです。

ただし水に弱い宝石(真珠やトルコ石など)や割れやすい宝石(トパーズや翡翠など)もありますので、できれば購入時にお手入れ方法を訪ねておくことをオススメします。

保管方法が重要

「保管方法が重要」のイメージ画像

ジュエリーは保管の仕方が悪いと劣化してしまうこともあります。しまう時は直射日光や湿度の高い場所は避けるようにしましょう。

また、硬いダイヤモンドと真珠のように傷つきやすい宝石を一緒に保管すると石どうしがぶつかって傷が入ってしまいます。保管する際は宝石の硬さの違いを考慮し、個別のケースか、仕切りのついたジュエリーボックスに入れるよう心がけましょう。

保管する際はお店でもらった鑑定書などの書類も一緒に入れておくと、修理が必要になった場合にすぐ取り出すことができるのでオススメですよ。

きちんとお手入れをしていれば、宝石の輝きは永遠とも言われています。大切に扱えば次の世代へと引き継ぎ、ずっと使っていくことも十分可能ですよ。

まとめ

知れば知るほど奥が深い宝石の世界。美しいだけでなく、時代背景や仕組みなどを知ることでまた違った視点から宝石を楽しむことができます。これからジュエリーを選んだり、贈る予定のある方の参考になれば幸いです。

ぜひ宝石についての知識をより深めて、素敵なジュエリーライフを送ってくださいね。

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