ミキモト(MIKIMOTO)の歴史と魅力|世界の真珠ブランド

作成日:2018年05月20日
最終更新日:2021年06月15日

ミキモト

ミキモトの画像

 

 

世界最古の宝石として、これまで数え切れないほどの女性を魅了してきた真珠(パール)。

 

かつて天然真珠でしか手に入れられなかった幻の真珠を、養殖技術の発展によって手の届きやすい価格で購入できるようになったことは、真珠の歴史上で一番の革命だと言われています。

 

そんな真珠について、今や世界のジュエリーブランドでもある「ミキモト(MIKIMOTO)」無しには語ることはできません。ということで今回は、真珠ブランドを代表する「ミキモト」の歴史や魅力に迫りたいと思います♪

1858年:創業者、うどん屋の家に生まれる

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後にミキモトの創業者になる御木本幸吉は、1858年、志摩国鳥羽町(現・三重県鳥羽市)でうどん屋の長男として生まれました。

 

当初はさまざまな商売にも経験していましたが、当時志摩の名産品であった天然真珠が乱獲のために絶滅の危機にさらされていたところ、彼はこの真珠の養殖にいち早く目をつけました。

1893年:世界で初めての真珠養殖に成功

「1893年:世界で初めての真珠養殖に成功」のイメージ画像

真珠貝の養殖から、真珠そのものの養殖まで、試行錯誤で失敗を繰り返しながら、あらゆる災害や資金難にも負けることなく1893年に世界で初めて真珠の養殖を成功させたのです。

 

この時の彼の願いは「世界中の女性を真珠で飾りたい」ということだったのだそう。この理念は今のミキモトにも受け継がれています。

 

1899年:銀座に日本初の真珠専門店を開く

「1899年:銀座に日本初の真珠専門店を開く」のイメージ画像

世界初の真珠の養殖に成功したミキモトは、1899年には銀座で日本初の真珠専門店開き、1913年にはロンドン、以降波に乗ったミキモトはニューヨークやパリなどの国際事業も展開を始めます。

 

これまで天然真珠が高価過ぎたため手に入れられなかった方も、高い品質と比較的安価で養殖真珠を身に着けることができることから、たちまち人気を集めることとなりました。

1924年:「パリ真珠裁判」

順風満帆だったミキモトにあるピンチが訪れます。かつての既存ジュエラーが、ミキモトの養殖真珠によって天然真珠の価値が落ち込むのを恐れ、“養殖真珠は偽物だ”とミキモトに訴えたのです。

 

これが歴史にも残る「パリ真珠裁判」です。

 

しかし、あらゆる学者の研究によって「養殖真珠は天然真珠と変わらない」という事が証明され、ミキモトの評判は以前よりも高く、信頼されることとなったのです。

 

その後、戦争で真珠の販売が禁止されるなど事業停止に追い込まれたミキモトですが、1949年には販売が再開し徐々に事業が復興していきました。“真珠で世を飾りたい”という彼の野望は実現し、今もなお世界中の女性を魅了し続けています。

1920年代:モダニズムに花開き、ファッション広告に

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西洋の影響を受け、女性のファッションが大きく変わったと言われている1920年代。当時パールネックレスを通じてファッションや美意識などの新しい文化を生み出しました。

 

ミキモトは、日本のファッション誌や新聞に、洋服の仕上げにミキモトパール提案する広告を出しました。ファッションへの美意識が高まってきている女性にとって、この広告には胸を躍らされたことでしょう。高価なイメージだった真珠を、「お手頃の飾り物」として宣伝した親しみやすさが、日本女性の心を掴みファッションのお手本となったのです。

 

ミキモトのジュエリーは、単なる広告としてではなく、真珠ジュエリーの魅力や文化を世に伝える存在となっていたのですね。

1950~60年代:誰もが憧れた“ウエディングドレスに真珠”

「1950~60年代:誰もが憧れた“ウエディングドレスに真珠”」のイメージ画像

1950~1960年代、高度絵経済成長を迎えた日本は、生活水準が上ったことで人々の暮らしも豊かになりました。

 

そのころミキモトでは、ブライダルに真珠という組み合わせを提案しました。ウエディングドレスに真珠ネックレスを合わせるスタイルはこの頃の広告から始まったのです。当時ウエディングドレスはまだ珍しく世には浸透していなかったのですが、皇太子殿下の成婚等によって世の女性に注目を集め、ウエディングドレスに真珠を身に着けることが女性の憧れとなりました。

 

当時の真珠のイメージは現在でも、女性を綺麗に飾ってくれるジュエリーとして健在しています。

現代ファッションにも合うジュエリーとして

「現代ファッションにも合うジュエリーとして」のイメージ画像

かつてミキモトの真珠ネックレスは、冠婚葬祭などのフォーマルなイメージが根強いものとなっていましたが、現代では真珠が少し身近な存在となってきている気がします。ドレスやスーツ、喪服に合わせるだけでなく、ワンピース、デニムやカットソーなどあらゆるスタイルで活躍しているのを雑誌やアパレルショップでよく見かけます。

 

それは、シンプルでどんな服装にも合わせやすいことと、身に着ける人を選ばないからだと思います。ミキモトは、たとえ時代が変わりファッションのトレンドが変わったとしても、女性に愛され続けるジュエリーを変わらず提案してくれているのですね。

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