エルメス・バーキンの査定ポイントとは!?

作成日:2019年10月11日
最終更新日:2021年06月15日

エルメス

500_ip-hem-ba-l-02663_0バーキンと言えばエルメスの最高級バッグでセレブから高い人気を誇っています。買取エージェントでもエルメスのバーキンはたくさん買取をさせて頂いております。今回はそんなバーキンの査定ポイントについて紹介したいと思います。鑑定士はこういう所を見ているんだと思って頂けますと幸いです。

エルメスについて

「エルメスHermès」は、1837年フランスのパリで、馬具工房として誕生しました。その後、ナポレオン三世やロシア皇帝などを顧客とし、ブランドは発展していきます。第3代目のエミール・モーリス・エルメスの時代、アメリカの自動車産業の台頭を目の当たりにしたエルメスは、馬車文化の衰退、自動車産業の発展を予測し、鞄や財布などの革製品をメインに、腕時計、服飾品、食器、装身具、香水など、様々な商品を展開し、事業の多角化を図ります。「エルメス」は、創業当時から一貫して、商品の開発、生産、販売までを本社管理してきました。熟練の職人が丁寧に作製したその革製品は、たぐいまれな職人の技術や選び抜かれた高級な素材、糸の一本一本の縫い方までこだわった仕上がり、美しいデザインなどから、非常に高額な商品にもかかわらず、常に女性の目を惹きつけ、憧れの存在であり続けています。

エルメスのバーキンとは

今や、「エルメス」を代表する「バーキン」ですが、その誕生もまた有名な話です。1984年エルメスの第5代社長であったジャン=ルイ・デュマ=エルメスは、航空機内で偶然、イングランド出身の女性歌手ジェーン・バーキンと隣り合わせました。ジェーンがボロボロになるまで使い込んだ籐のかごに、手荷物のすべてを詰め込んでいるのを見たエルメスは、整理せずとも荷物をすべて入れられるバッグをプレゼントすることを約束したのです。最初の所有者であるジェーン・バーキンの名を冠した「バーキン」は、こうして誕生しました。「バーキン」は全工程を一人の職人の手で作られ、完成したときには職人の刻印が入ります。一つ一つが手作りのため、製作に時間がかかり、そのため非常に希少価値の高いバッグとなっています。

バーキンの査定ポイント

「バーキン」は、非常に希少価値が高いため、「エルメス」の店頭に並ぶことも非常にまれです。仮に入荷したとしても、日ごろから「エルメス」で買い物を重ねている顧客に優先的に販売されるため、新品で購入することはとても難しくなっています。そのため、中古品でも値崩れしにくく、査定される際にも高値が付きやすい商品です。以下に、「バーキン」が査定される際のポイントをまとめました。

製造年

「製造年」のイメージ画像

「バーキン」は、製造年が新しいもの程、高値で査定されます。「バーキン」に限らず、エルメスの製品には製造年を記した刻印がされています。「バーキン」の場合は、金具の裏に刻印が入っています。ただ、2016年の「X」刻印以降の新しい製品は、バッグの側面上部に刻印が入ります。中でも、「新品状態」の「バーキン」は、非常に高値で査定されます。最新の2019年の刻印は「D」であり、2018年は「C」となっているので、これらの刻印がある物で状態がとても良ければ、査定額も上がることになります。

サイズ

「サイズ」のイメージ画像

「バーキン」の一般的に流通しているサイズは、小さい方から25、30、35です。現在、人気のあるサイズは、25や30などの日常に使いやすい小振りのサイズとなっており、その中でも30サイズが一番人気であり査定額も高くなります。その他、40、45、50などの大ぶりのサイズもありますが、現在では製造もあまりされていないことと、需要が少ないため、25や30と比べると査定額はあまり上がりません。

カラー、金具

「カラー、金具」のイメージ画像

カラーに関しては、半年から一年の間に流行り廃りが変わるため、その時期によって大きく査定額に影響が出てきます。ここ数年において一番人気のある色はピンク系で、「サクラ」「ローズエクストリーム」「ローズシェラザード」「ローズコンフェッティ」「マグノリア」「ローズティリアン」などが高額査定の対象となる傾向にあります。その他、定番の「ブラック」「エトゥープ」「エタン」「セージ」等も安定した人気があります。また現在、グレー系の「グリアスファルト」「トゥルティエールグレー(旧グリトゥルトゥリエール)」に人気が出てきているため、こちらのカラーも査定額が上がる傾向にあります。また「バーキン」の金具は、ゴールドとシルバーの二種類がありますが、通常ゴールドの方がシルバーよりも査定額は上がります。一般的な艶のあるタイプの金具と、珍しいマット素材の金具のものもありますが、マット素材は珍しい素材ではあるものの、査定額に関しては通常の金具とあまり変わりはありません。その他、近年新しく「ローズゴールド」と言うややピンクがかったゴールドの金具が登場しており、まだ流通している数が少ないため、こちらが最も査定額が高い金具となります。

素材

「素材」のイメージ画像

「バーキン」の素材にも、流行はあります。現在人気の素材は「トゴ」「ヴォースイフト」「ヴォーエプソン」「トリヨンクレマンス」等になります。これらの素材は、比較的傷がつきにくく、扱いやすいという点で人気があるため、現在高めの査定額になる傾向があります。ただ、「トゴ」に関していえば、素材において一番人気ですが、「トゴ」独特の「血筋」と呼ばれるしわのような細い線が入ることがあります。血筋が入ると査定額がやや下がってしまうことがあります。また、とても希少価値の高い、オーストリッチやクロコなどのエキゾチックレザーを使った「バーキン」は、通常の「バーキン」より非常に高い査定額が付きます。その他、特定の顧客のみが購入できる「パーソナルオーダー」品の「バーキン」も、非常に希少価値が高いため、素材や色の組み合わせによっては高い査定額になると言えます。

状態

「状態」のイメージ画像

大切な査定ポイントとして、「バーキン」の状態があります。実際の査定では、色褪せ、ハンドル部分の傷・擦れ、表皮の傷、角擦れ、金具部分の傷、コバ割れ、バッグ底の鋲の傷や摩耗、臭い、型崩れ、付属品の有無、等を細かくチェックしていくことになります。「エルメス」の使用している革は、非常に上質で柔らかいものなので、爪や指輪などで容易に傷がついてしまう他、型崩れなども心配です。革は加工してからも生きていると言われるほどデリケートな素材なので、丁寧にやさしく取り扱うことが大切です。また付属品についても、カデナ(鍵)やクロシェット(鍵入れ)はもちろん、レインカバーや保存袋、さらに購入時の箱やリボン、紙袋、タグなどもあると、さらに評価が上がります。

エルメス・バーキンの査定ポイントを知っておこう

いかがでしょうか。一般的なブランド品に比べて高値で査定される「バーキン」ですが、素材や色、状態などによって、大きくその価格は変わってきます。多くの女性にとって憧れであり、芸術品とも思える美しさを持つ「エルメス」の「バーキン」。その希少性から、自分が希望する「バーキン」に巡り合えることを「出会い」と評する人もいるように、普遍的な人気と魅力を持つバッグです。大切に扱って、その価値を長く維持出来るようにしたいですね。

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